劇場公開日 1995年9月2日

エド・ウッドのレビュー・感想・評価

全16件を表示

5.0史上最高の映画監督の一人‼️

2023年5月6日
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楽しい

興奮

史上最低の映画監督と言われたエドワード・D・ウッドJrの半生を、史上最高の映画監督の一人ティムバートン監督が映画化してくれているわけですが、これがホントに面白くできています。B級SFを量産したウッド監督の撮影現場の再現やウッド監督の怪しげな仲間たちにバートン監督の持ち味が発揮されてると思うし、ジョニデもこの作品の演技がキャリア最高なんじゃないでしょうか。史上最低とののしられながらも映画製作の情熱を失わなかったウッド監督の映画愛に胸が熱くなりました。天国のウッド監督もこの作品の完成度にさぞかし興奮された事でしょう。

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活動写真愛好家

5.0滑稽な哀しさ

2021年10月26日
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シリアスな話かと思ったら、基調はコメディでした。
ずれまくって懲りないエッド君、基本勘違いおじいちゃんなのにカチンコ鳴るとスイッチ入るドラキュラ君、その他登場人物がアダムズファミリーみたように一人一人のキャラクターがはっきりしていて、はっきりするほど冗談ぽいところが秀逸です。
どこまで本気かよくわからない不思議なカンジとやっぱり何か寂しさが後を引くバランスがバートン君のセンスなんでしょうね。
そもそもウッド君贔屓自体が、リンチ君やタラちゃんとか変人村の住人ですね
。マニアックだけど結構普通の人にもオススメできます。

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越後屋

4.5Z級作品を観て楽しめるほど人間ができていないが

2020年8月1日
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鑑賞方法:映画館

劇場公開時鑑賞。
バートン/デップコンビ作品としては個人的にベスト。もちろん昔は良かった的な思い出補正だし、マイナーなの観てるアタクシカッケーという邪念やら、不器用でうまくできない人というにはあまりにもアレなウッドが、バートン監督の愛情とデップの演技で一周回って好きにさせられてしまったからなど諸々全部乗せだからだ。
ウッド監督作品は今後も観ることはないだろう。そんな時間あるなら本作を観るわ。あーでも『死霊の盆踊り』はどうだろう…。

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なお

4.0才能だけでない

2020年5月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

映画が好きな人たちだった。映画作りのワクワク感が伝わる。
少ない予算で期限も決まっていて、そういった制約下で最大の成果を求める。スポンサーがあれば方針変更もあり。簡単そうだが、マネジメント能力ないとできない。だから主人公を否定しない。これって、サラリーマンでも同じかも。
ヒロイン二人は、この後、TVシリーズで成功したんだね。

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Bluetom2020

3.0あっけらかん

2020年4月5日
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ジョニーデップの表情が印象的。考えてみろよとは彼には言えぬ。何か楽しそうに作っている。

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Kj

3.0なんでだろう…

2020年3月1日
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まるで自分の人生を思い出しているような、懐古感がありましたな。
あと、白黒なのにさわやか青春映画のような感じもあって、これまた不思議な体験でした。

ティムバートンのエドウッド愛が本当にひしひし伝わってきて、エドウッド作品をまだ観たことないことだけが、悔やまれました。
ぜひ観てからのご鑑賞をお勧めします。できれば、ベラルゴシのドラキュラも。

あとパトリシアアークエットが過去作の中でも、一番かわいかったかもしれん。
白黒であんなにかわいいって素晴らしすぎる。
それと、すんごい生き生きしているジョニーデップ観られるの珍しいから、おすすめ。

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JYARI

3.0ジョニデ演じる映画製作に執念を燃やす男エド・ウッドの話。なんじゃこ...

2019年9月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジョニデ演じる映画製作に執念を燃やす男エド・ウッドの話。なんじゃこら、つまんなさそうな映画を作ってる、見たくないと思った。しかもなんで白黒?この映画、いまいちな作品だったなと思ったそのラスト、衝撃、これ実話だったんだ。
ネットで確認、史上最低の映画監督と言われていたんだ。彼の作品を調べてみると、本作中で描かれていた作品は知らない、見たことない。
ただ、あったあった、知ってる作品。

「死霊の盆踊り」

確かに最低だ、間違いない。もうこのタイトルだけで想像できますよね(笑)
決して見ないでください、後悔すること必至(笑)

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はむひろみ

3.5意外と

2019年2月5日
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この映画自体は意外と面白かった、さすがティムバートン。
成功者の伝記映画は腐る程あるけれど、最後まで失敗し続けた人間の生涯というのは非常に新鮮。結果はどうあれ、自分を信じ続け映画に情熱と信念を注ぎつづけたエド・ウッドの姿はなかなか見ごたえはあり!!

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ハワイアン映画道の弟子

4.0 『怪物の花嫁』を見てみたいと思ったけど、かなり評価が低い。こうや...

2018年11月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 『怪物の花嫁』を見てみたいと思ったけど、かなり評価が低い。こうやってティム・バートンの手にかかると、いい映画に思えてくるから不思議だ。

 ベラ・ルゴシとエドの友情がよかった。映画仲間、ビル・マーレイ演ずるバーニーや、低級映画の男優賞を取ったコンラッドなど、マニアックな映画ファンに受けそうな雰囲気。怪しげなホラー女優ヴァンパイラ(リサ・マリー)はティム・バートン夫人。『アダムス・ファミリー』に登場しそうな雰囲気がある。

 映画にかける情熱たっぷりなのに、資金集めの困難さや周りからの注文に応え、どんどん駄作となっていく優柔不断な様子。それに加え、自己満足的な雰囲気と、何でもOKを出してしまう軽さ。人間的には魅力たっぷりだ。

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kossy

4.0ティム・バートンの最高傑作

2017年3月6日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

萌える

J・デップの演技や存在感は素晴らしいしB・マーレイも引けを取らずにナイスキャラ。

映画を一本撮るまでの大変さに撮影中の困難に例え理解されなくても己の信念で突き進む彼の考えや行動は滑稽で笑えてT・バートンの演出もあるがキャラが立っていて愛らしい。

映像のLOOKひとつ取っても素晴らしいしT・バートンの独特な雰囲気も合っている。

他の監督が撮っていたら真面目に重苦しく哀愁漂う真剣な自伝映画になっていたようにも。

史上最低の監督という汚名を与えられているが寧ろプラスに働いて歴史に名を残す人物になってしまったエド・ウッドで本人は喜んでいる?

ファンタジーと奇妙なバートン節は控え目でシンプルに彼の良さを発揮して見事な演出にドラマ性と手腕を発揮したバートン✖️デップのコンビNo. 1。

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万年 東一

3.5エド・ウッドを好きになる映画

2016年2月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

史上最低の映画監督エド・ウッドの半生を、ティムバートンが映画作品にしたもの。

エドの映画は最低だが、この映画は名作。

急に昼夜が逆転したり、1シーンを1回しか撮らなかったりと、映画を撮るのに向いていないエドウッドが糞みたいな映画を撮り続ける。

しかしその監督エドと、忘れ去られたかつての名俳優ベラ・ルゴシの映画に対する愛情が素晴らしい。

エドの映画が尽く報われなかった事実が残念でならない。

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ねじまき

2.0んー

2014年11月18日
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楽しい

B級映画や映画製作に興味のある人が好むのかな。私はいまひとつ受け付けず。ジョニーデップらしいっちゃらしい。

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がい

3.5スペースフロム9が見てみたい

2013年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

エド・ウッド(ティム・バートン)の目を通したベラ・ルゴシの物語。マーティン・ランドーのルゴシだけでも見る価値あり。こういう地味なドラマが好きな人におすすめ。監督の敬愛する作品群に対する愛にあふれた逸品。

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tom7

3.5愛すべきダメ人間ということなのだろうが

2013年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:60点|音楽:70点 )

 駄目監督の奮闘ぶりを滑稽に描く。

 エド・ウッドなんて聞いたこともないし彼の作品を観たいとも思わないが、ティム・バートン監督にとっては愛着のある人なのだろうということが観ていて伝わってきた。売り込みや資金集めに四苦八苦し、予算を節約するために適当に撮影を済ませる。そんな彼の駄目っぷりと映画産業の裏側が覗けるのは面白いし、いつものようなジョニー・デップの軽快な演技とドラキュラ役の落ちぶれた元役者のマーティン・ランドーの演技は良かった。
 バートンの醸し出す緩さはここから来ているのかもと思ったが、でも別に自分はバートンとちがってやはり彼には愛着がわかなかったな。天然色の映画がいくつも撮影されていた時代を表現するために、わざわざ白黒映像で撮影するのもいただけない。

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Cape God

3.0反天才への賛美

2011年11月5日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

言ってしまえば「Z級の映画監督」であるエド・ウッドへ捧げられた作品
生涯、賞賛されることのない映画を作り続けた彼の人生をバートンがどの様に起承転結をつけるのかと思ったが、ベラや彼に関わった人々との関係に焦点を当てることでヒューマンドラマとして上手く書き出している。
ウッドの人柄と折れない心、そして映画への愛情、これらが全体を通して強く伝わってきた。
彼の様な人柄の演技が得意なデップ、等身大のランドーの演技、そして白黒作品にしたことが良かった。(「シンドラー」より当時の雰囲気を感じた。)

映画化するにあたって彼のデビューから最盛期のことを切り取って正解だった。あそこまで失敗続きをリアルに描くと失笑どころか引いてしまう。アルコール依存症で世を去るところまで描いてしまうと見ていられなかったと思う……。

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keita

4.0適当そうに作っていると見せかけるアンニュイな美学

2010年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

萌える

1994年アメリカ映画。127分。今年27本の作品。史上最低の映画監督と評された実在のエド・ウッドの伝記映画。ちなみにこの「史上最低」は褒め言葉だそう。

内容は;
1,売れない演劇監督エド・ウッドは映画子会社に売り込みをかけ成功する。
2,出演者に抜擢したのはかつてのドラキュラスターだったベル・ルゴーシ。
3、しかし、完成した作品は興行的にも批評的にも大失敗し、ルゴーシは薬漬けで迷惑かけされられっぱなしだった。

Wikipediaで調べるとこのエド・ウッドなる人物の作品を評価しているのはタランティーノや本作の監督ティム・バートンなどで、映画を見つくしたオタクだけが行きつく味わい深さなのだとか。

わたくしは残念ながらエド・ウッドの作品は未見ですが、勝手に想像すると、ティム・バートンのあのなんとも締まりのない演出(これ褒めてる)は彼の影響があるのではと思います。

人の心に残る作品をつくろうなんて気持ちはなく、感動させる演出なんてもってのほか。心の琴線と退屈のはざまに観客の心を置き去りにさせる演出。とにかく、安っぽくなきゃ駄目なのだ。

これって、評価されるかは別にしてすごい才能だと思います。この心に残らない演出が、過剰な演出にうんざりしだしだした映画オタクどもには、なんとも絶妙なツボを抑えてくるのです。

エド・ウッドは亡くなってから評価されたらしく、本作を観てても自分の世界観を追求しつづける本人は本当に幸せだったのかは疑問。そして、本作自体もそれに関してジャッジはしてないと思いました。とりあえず、映画オタクなわたくしとしては、どこにも着陸しない宙ぶらりんな気持ちにさせるこのタッチは病みつきです。

これを書いてて、何の脈絡もなく映画ってすごいなと思いました。

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あんゆ~る