青空のデイト
劇場公開日:1965年12月25日
解説
ブロードウェイのミュージカル・プレイ「ガール・クレイジー」から、「クレイジー・ジャンボリー」のロバート・E・ケントが脚色、TV映画「0011ナポレオン・ソロ」シリーズのアルヴィン・ガンツァーが監督したミュージカル映画。撮影は「ランダース」のポール・C・ヴォーゲル、音楽は「クレイジー・ジャンボリー」のフレッド・カーガーが担当、アール・バートンが振付けしている。出演は「渚のデイト」のコニー・フランシス、「不沈のモリー・ブラウン」のハーブ・プレスネル、「女房は生きていた」のフレッド・クラーク、「フロリダ万才」のジョビー・ベイカー、「青春カーニバル」のスー・アン・ラングドンのほかに、ハーマンズ・ハーミッツ、ルイ・アームストロング、サム・ザ・シャムとザ・ファラオス・リベラーチェらが特別出演している。なお劇中、主題歌「青空のデイト」ほか11曲が挿入されている。製作はサム・カッツマン。
1965年製作/アメリカ
原題または英題:When the Boys Meet the Girls
配給:MGM
劇場公開日:1965年12月25日
ストーリー
アメリカ東部コネチカット。建築科の学生ダニー(ハーヴ・プレスネル)は、陽気でハンサムな上に、父親の遺産を相続しての大金持ちときているので、女性がほっておくはずがない。いつも学校や後見人の悩みの種だった。学校のカーニバルの日、ダニーはかねてより仲のよい歌手のテス(スー・A・ラングドン)やコーラス・ガールをずらりと出演させ、とうとう放校され、ネバダの森林地帯にあるコディ・カレッジに転校。彼はそこで美しい牧場の娘ジンジャー(コニー・フランシス)と知り合った。彼女の父はバクチきちがいで賭場に多くの借金をつくっていた。ジンジャーは牧場を売り払い、父の借金を返そうとしたが、ダニーのアイディアで観光牧場に模様変えすることにした。建築学専攻のダニーが設計し、実習をかねた学生を動員して、観光牧場はまたたくまに出来あがった。ジンジャー観光牧場は開店そうそう大入り満員の盛況で、いつかダニーとジンジャーとの間に愛がめばえた。そこへやって来たのがダニーの昔の女テス。ジンジャーは裏切られたと勘違いし腹を立ててしまった。だがテスがダニーを追ってきたのは、金持ちの彼に観光ホテルを建ててもらいたいからだった。やがて誤解もとけ、ダニーとジンジャーの明るい笑いが、近くの山々にこだましていた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- アルビン・ガンツァー
- 脚本
- ロバート・E・ケント
- 製作
- サム・カッツマン
- 撮影
- ポール・C・ボーゲル
- 音楽
- フレッド・カーガー
- 編集
- ベン・ルイス
- 振り付け
- アール・バートン