愛欲外道

解説

スターに昇進したローウェル・シャーマン氏の第1回主演映画でブラッドリー・キング氏が書き下ろした台本により「愁いの明星」「疾風乱れ髪」等と同じくジェームズ・ブラッド氏が監督したものである。「東への道」「霧の中のかお」等出演のロウェル・シャマン氏を助けて「吹けよ春風」「愁いの明星」等の出演のジョンハロン氏、「結婚春秋」「荒れ狂う猛将」等出演のポーリン・ギャロン嬢が出演するほかガートルード・アスター嬢、フランク・バトラー氏、フランシス・マクドナルド氏等が助演する。

1925年製作/アメリカ
原題または英題:Satan in Sables

ストーリー

露国貴族ミハエル・イェルベドフはパリで華やかな生活を送っていた。マルディ・グラの夜(すなわち聖灰水曜日の前晩)彼が饗宴を催しているところへアッパシュの娘コレットが窓から跳び込んできたすばらしいダンスを踊って人々を驚かした。ミハェルはこの女に痛くも心をひかれた。それを見て取った妾のドロレスは嫉妬に堪えかねて彼の心を取り戻そうとするが失敗したので復讐を決心する。ミハエルが純な弟のポールをまたとなく愛しているのを幸いポールを勧誘して怨みをはらそうとドロレスは初心な若者をやり玉に挙げた。ポールは夢中となり結婚するまで打ち込んでしまったが結婚前夜ドロレスとミハエルとの情事を知り兄の許に駆けつけて真否を尋ね幻滅の悶えを駆った自動車を狂奔させ遂に転覆して致命傷を被った。そうしてコレットが純な処女であることを幸いとして真面目な結婚生活を営むことになった。

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