映画 謎解きはディナーのあとでのレビュー・感想・評価
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ドラマシリーズが映画化したものは
あまり外れがない気がしますね。個人的に。 特別感動させられたり、考えさせられたり、笑ったりすることはないのですが、飽きることなく普通に楽しめました。 ストーリーは多少ひねってありますが、誰にでもわかるように、複雑すぎない構造になっていると思います。 あまり肩肘張らずに軽い気持ちで見るのにオススメです。
謎解きは後回しでもよろしいので御座います。
北川景子(テッパンのはまり役)に加えて、桜庭ななみ(フレッシュで可愛らしい)、宮沢りえ(相変わらず美しい)に満足しました。 謎解きはとってつけたようなもの、後回しでもよろしいのでございました。
ドラマの世界観
ドラマで見ていたシリーズ。 映画でも「クビよ〜」のフレーズは 健在で面白かったですね。 ただ、ドラマや北川景子、櫻井翔ファン でないと面白さは半減するかも? ドラマを見てからがオススメ。 犯人と言うか犯行は意外でした。 原作ファン的にはどうかな。
かわいい映画
執事影山とお嬢様のやり取りが好き。 というか、そこだけあればいい。 もちろん風祭刑事の空周りも重要だ。 この作品はトリックだとか、ストーリーだとかはどうでもいい。 キャラクターありきのポップでなぜかちょっぴりチープなファンタジーなのだ。 映画でやる意味はあまりよくわからないが、 登場人物たちは豪華で魅力的でキャラ立ちしているので、 ドラマ版より更に楽しめる。 というかゲストがとっても贅沢。豪華客船より贅沢。 基本的には神山が有能な毒舌家で、 お嬢様が一生懸命な可愛い人であれば、 特に何の問題もない。 くすっとしたりしながら一息つける ティータイムみたいなかわいい映画ですよ。
これでは、嵐の櫻井翔のファンでさえ楽しめないのでは?
この作品の原作は、2011年本屋大賞1位に輝いた、東川篤哉原作の320万部の大ベストセラーだ。 私は、残念な事にこの記録的な部数を誇る原作で有るにも関わらず、原作を未読である為に、偉そうな事は言えないのだが・・・ いえいえ、原作をもし読んでいたならば、映画観賞後は怒りが大爆発していたに違いない。 ここ数年来は特に、読者数が激減し、読者よりも、作家の人数の方が多いのではないか?とさえ言われる、出版業界に於いて、320万部もの部数を弾き出したベストセラーは絶対に面白かったに違いない。 そんな、面白い筈の原作が、こんなにつまらない映画として誕生した事は、誠にもったいない原作の使い方である。 そして、この話は、既にフジTVで2011年に放送され、翌2012年にもスペシャル迄、放送されたドラマらしい。 日頃、TVを見ない私は、このフジTVで放送されたと言うドラマさえも見ていないので、TV番組との比較さえも出来ないのだが、本作は本編になったのだから、それだけスケールがアップして、より、TVのCM入りの2時間枠では、到底描ききれない部分をより楽しめるように、創られている筈なのだ。 しかし、この作品を観ている限りに於いては、121分の長尺なので、かなり細かく物語の面白さを掘り下げて魅せる事が出来た筈なのだが、全く奥深さに欠け、面白さに欠けていた。 事件の真犯人が殺人を犯してしまう、動機をモットモット丁寧に描いて欲しかったな。 まぁ、本作は、コメディーなのだから、ストーリーが一応謎解きになっていれば、内容などの掘り下げなど、見せなくても、楽しめると言う事なのか? この作品は、実写の映画なのだから、映像でより観客を楽しませ、魅せる必要が有る。 この景山と麗子が無人島に漂着した時に、「クビ!クビ!クビ!」とテロップで出ていましたが、こんな演出をする監督こそ、クビです!と私は言いたい。 やはり、おちゃらけ番組専門の、フジTVのお笑いドラマの枠を越えていない作品ですね。 劇場公開用として、本編で制作しなくても、TVドラマのスペシャル第2弾で充分でしたね。 TVの制作費枠よりは予算をかけているのでしょうから、それだけの面白さを提供して欲しいものです。 勿論、主人公の景山と麗子のご両人が、ミスキャストと言う事でも決してありません。 昔から、俳優でない、アイドル歌手や、タレントを本編で主役に起用する事は幾らでも有るのですから、それでもそれなりに、本編らしく、作品として成立しているのですから。 ミステリーなのだから、事件へと至るプロセスを丁寧に、深く掘り下げて描いて行くならば、それなりに物語へと自然に感情移入出来る作品に仕上がる筈なのです。 宮沢りえ、椎名桔平、生瀬勝久、鹿賀丈志、竹中直人、更にはお笑いの大御所の伊藤四朗まで出演していると言うのに、何をやっているのだろうか?出演者の誰一人として、良さが生かされない作品など有ってはならない作品だ。
映画にしなくても...
舞台が船上ということで期待してたのですが豪華客船を活かせなかった感じです。内容も2時間ドラマみたいな仕上がり。金銭的なものなのか外国人の俳優さんたちが某番組の再現ドラマキャストっぽくて違和感があり、やすっぽくなってました。光っていたのは竹中さんと大倉さん。さすがのお2人が演じてるところは映画感出てました。
解決部分は面白いけれど
ドラマ化された「謎解きはディナーのあとで」の劇場版です。今回はシンガポールへ向かう豪華客船が舞台のオリジナルストーリーです。伏線をはる前半部分が冗長でテンポが悪く退屈で眠くなってしまいました。喜劇的要素を盛り込もうとしているようですが、センスが悪くて笑えません。しかし、いつもの影山の毒舌から解決部分に入ってからはテンポも良くなり、前半の謎がそれぞれにうまく解決されていって面白かったです。ストーリーはよく考えられているので、前半部分にもう一工夫あって整理されていればと思うと残念です。
リラックスして楽しめる。
相変わらずの掛け合いとか、キャラクターの濃さが楽しめました。 幾つか先読めるけど楽しんで見てられます。(予想外も幾つかある) 豪華客船も凄いし、ハラハラするシーンもあるし。 個人的に竹中さんと大倉さん兄弟に一番持ってかれました! ちょっとでも見切れてるだけでも笑える。 またドラマ化したりしたら出て欲しい位好きです! 丁度いい長さでスッキリ楽しめました。
確かに娯楽作品
TV版と比べて犯人が判りやすくないので結構スリリングな思いをしました。兎に角、豪華客船が魅力的ですし、結構有名な俳優陣で笑わせてくれます。確かに伏線はあっちこっちにありましたが。それと歌手役の桜庭さんは口ぱくとすぐ分かり、歌も歌える俳優を探せなかったのですかね。重要な役どころでしたしね。見ていて飽きない作品でした。
推理はのけといて、このライトな笑いを楽しみましょう!
TVドラマの映画化ってどちらか二つだと思うんですよね。 全てが豪華になってスケールがでかくなって迫力がまして面白くなるか、それとも、風呂敷広げすぎて、なんともスカスカな映画になるか。 適度に前者な仕上がりでした。 推理うんぬんよりも、相変わらずなコメディ路線にクスクス笑いながら気楽に見ちゃいましょう。 豪華客船見てるのも楽しいし、なにより登場人物とそれを演じる役者さんがバラエティ豊か。これくらいの主役級の出演者をバシバシ登場させるのはよくある話、だけど、さらにこの作品はこの役者にこんな役?って感じで見ていて楽しいです。 上手い下手別にして、エンドロールで名前が出てくるまで全然気がつかなかったのがアンジャッシュの児玉くん。全然誰かわかりませんでした。それに、こんな役かよってつっこみたくなります。 主役二人のやり取りもTV同様楽しかった。 2時間強、重要なネタからくだらないネタまで飽きさせることなく作られていましたよ。 面白かった。
はい、アホでーす。(何がアホなのかは本文後段で)
今日から公開の劇場版『謎解きはディナーのあとで』に行って来ました。なんか物凄い混んでるし、劇場では嵐の『迷宮ラブソング』がリピートでかかっていて「何か、変だな?」と思っていたんですが、舞台挨拶の全国75箇所への中継があったんですねぇ。もちろん、中継で見る側です。司会はフジテレビの伊藤利尋アナウンサー。流石に立て板に水の司会です。舞台挨拶が有る時は、特別料金だったりする事が多いと思うんですが、通常料金でした。生舞台挨拶の劇場は、特別料金だったかもしれません。 舞台挨拶にいたのは、櫻井翔、北川景子、椎名桔平、中村雅俊、桜庭ななみ、生瀬勝久、そして土方政人監督。完成披露試写会の時とは、メンバーが違いますね。そういうもんなんですかね?実はこの舞台挨拶は、この日二回目。一回目の挨拶は映画鑑賞後だったので、色々とネタの解説があったみたいですが、二回目は映画鑑賞前ということで、ネタバレを防ぎつつの挨拶。だからなのか、何となくボヤーッとした内容の、って言うか、作品内容にはあまり触れない舞台挨拶になってしまいました。まぁ、それでも生瀬勝久は、しっかりと笑いを持って行きましたけどね。 さて、映画の話。TVシリーズでは結構原作に沿っていましたが、映画版はオリジナルストーリー。影山が主人公になってしまっているので仕方ないのかもしれませんが、執事なのに出しゃばり過ぎですよね。原作の影山とTVそして映画の影山は別人。さしづめ、櫻井版影山とでも言うべきなんでしょう。 そういう意味では、風祭も原作とは印象が違います。原作では、推理能力がない、ただのキザな奴ですが、TVそして映画では、それに加えて、妙なハイテンションな人間になってしまっています。これも、椎名版風祭京一郎なんでしょうね。 麗子は・・・、別にないかな。まぁ、ぶっちゃけそれほど演技が必要な役どころではないですし、言ったら怒られますが、麗子を演じる北川景子の演技にもそれ程期待していません。失礼m(__)m 櫻井・北川のメインキャストよりも、今回は何と言っても、脇を固める俳優陣がしっかりしています。その中でもやっぱり、宮沢りえ。彼女は凄い。あの演技力。プリンセスレイコ号上での熊沢と、ラストの熊沢の演じ分け。って言うか、ラストの熊沢が良いです。「何か軽い役で使ってるなぁ。」と思っていたら・・・。そんなに出演シーンは多いわけではないですが、あれ以上出ていたら、他の女優を食っていたでしょう。 その食われそうな女優の一人、桜庭ななみ。何故か舞台挨拶では、生瀬などを例に「あんな大人になっちゃダメですよ」とか他のみんなから二回くらい、何故か言われていました。まだ二十歳か。そう言われるのも、仕方ないか?さてその演技ですが、プリンセスレイコ号専属歌手と言う位置づけで、歌っているシーンも有るんですが、歌は全部口パクですよね?英語曲だからと言うわけではないでしょうけど、若干のズレが・・・。 気になったのは、生瀬が演じた醤油メーカーの御曹司。ギャンブル大好きな老舗の御曹司って・・・、某製紙メーカーの御曹司しか思いつきませんでした。まさか、モデルにしていないですよね(苦笑)。 結末は・・・、言いません(書きません)が、もうちょっと伏線があったほうが納得感は増します。それなりに絡みはあって、それが伏線だと言われればそうかもしれませんが、そこまでは読み取れないです。 そしてやっと冒頭の言葉ですが、挨拶の最後に影山から「失礼ながら、お客様。この映画を一度しか見ないとは、アホでございますか?」と言われてしまったんで・・・(笑)。はい、一度しか見ないです。
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