42 世界を変えた男のレビュー・感想・評価
全111件中、81~100件目を表示
ジャッキーロビンソンに捧ぐ
素晴らしい。アメリカの人種差別を描いた映画は多く観てきたけど、今回は同情できる場面が数多くあった。人種差別のない日本でこの映画を完全に理解するのは難しいかもしれない、でもあのシーン 相手の監督がジャッキーを罵倒するシーン このシーンを観ればおおまかにはわかると思う。スポーツ選手としてなにをすべきかをわかっていたからあそこまでプレーできたんだと思う。最後の42の現役背番号のリベラの引退年にこの映画に出逢えてよかった。ありがとう。
自分にとっても“42”はこれから特別な数字になるだろう
大リーグ初の黒人選手、ジャッキー・ロビンソンの軌跡を描いた感動作。
自分は野球にあまり詳しくないので(東北人なので楽天だけは応援している)、こんなに偉大な人物の存在を知らなかった事を恥じた。
映画界で言ったら、シドニー・ポワチエのようなパイオニア。
素直に良い映画だった!
物語は丁寧で分かり易く、感情を揺さぶり、非常に満足度が高い。
この映画を見て、つまらないと答える人はそうは居ないだろう。
何でも“最初”は叩かれる。
そこに“人種”が加わればさらに辛辣。
ジャッキー・ロビンソンが受けた迫害は凄まじいもの。特に、あのクズゲスアホ監督は何!?(怒)
迫害は周囲からだけではなく、同じチームからも。
今だったら大問題だろう。
人種差別の愚かさを訴える。
さすがに感情が爆発しそうな時もある。
そんな時、オーナーのリッチーの言葉が胸に響く。
「やり返さない勇気を持て」
やり返すのなら、プレーで。自分を証明する能力で。
これが本当の意味での“倍返し”だ。
やり返さない勇気…いい言葉だ。
罵るしか能の無い奴らには、ジャッキーと同等の能力が果たしてあるのか。何故、プレーそのもので打ち負かそうと思わないのか。
スポーツマンシップが聞いて呆れる。
ジャッキーのプレーは、次第に周囲や仲間の考えを改めさせる。
真摯な姿勢、不屈の精神は勇気を持たせてくれる。
やがて勇気は周囲を動かし、理解する者も現れ、希望に繋がる。
そしてその時、新しい世界への道が開く…。
ジャッキー・ロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマン、これから大注目だ!
オーナーのリッチーを演じたハリソン・フォード、素晴らしい!スターオーラを封印し、いぶし銀の魅力!
楽天が初の日本一に輝いた事もあり、関係ないかもしれないけど、感動が倍増。
多くの人に自信を持ってオススメ出来る良作!
素晴らしい映画
かなりの高評価・・・?!
ニガーニガーニガー。やり返さない勇気
文章では得られない間接的歴史体験ができる作品。あんなことこんなことを映像としてみられるのは貴重だ。人種差別はいまでも隠然として残る忌まわしい行為である。登場人物の中で敵チーム監督のチャップマンは超しつこくて汚いヤジで徹底的にニクタラシイ。人間的には最低だがヒールとしては魅力的だ。ニガーにベースボールをやらせるなということで、ピッチャーがロビンソンにビーンボールを投げる。現代はヘルメットを着用しているが、当時はベースボールキャップだけだから、頭へのビーンボールを受け止めるのは命がけだ。サッカーの元仏代表主将ジダンはW杯で相手選手の暴言に頭突きで応戦した。暴言で命を失うことはないんだからガマンしろよ。
久々に感動
野球を知らない私でものめり込み感動しました。
まだ残っている人種差別ということを改めて考えさせられました。
自分自身では差別なんてしてないよ、って思ってたけど中国人だから韓国人だからとかって軽々しく口に出して言ってる自分が確かにいる。そう思っててもなかなか面と向かっては言えないのが日本人。そういえば知り合った中国の方に「いつも日本は有利だと言う上から目線で話をするよね。」と言われたことがある。
これも立派な差別だな…。
怖くても立ち使って行く事の重要さをこの映画で新たに学びました。
同じ目標があれば誰であれ達成した時に一緒に喜び合える。支えてくれる人がいるとどこまでも頑張れる。強い思いがあれば人の気持ちまで変えてしまえるんだ‼︎
そういえばグレイズアナトミーのジョージが出てた?気がするけど見間違いかなぁ?
歴史的、人間ドラマかな
じっくり見れました。
先駆者に対する敬意
日本のプロ野球選手が、海を渡る事が多くなりメジャーリーグを見る人が増えたと思いますが・・・
選手全員が42番の背番号を付けて試合してたり、42番が全球団の永久欠番なのかを詳しく知らないままスルーしてる人も少なくはないと思います。
野球好きは元よりそんな方もこの作品を見れば“なるほど”って勉強出来る作品!
実話でフィクションはないので、驚く程の感動もないってのが正直な意見ですが、先駆者の苦しみや葛藤、それを応援支援する者の愛が詰まった作品です〜☆3.7
日本では久しく永久欠番はなく準永久欠番ってのが各球団にありますが、マーくんの18番もそうなるでしょうね^^!
最高!
まさに“世界を変えた男”
劇中ではジャッキーロビンソン本人が激昂するシーンがありますが実際の彼はとても温厚で、繰り返される差別にも寡黙に耐え忍び、野球の実力とその優れた人柄で周囲に自分と言う存在を認めさせたのです。
残された短い映像でしか生前の彼のプレーを見たことはありませんが、同じドジャースから今年メジャーデビューしたプイグ選手(キューバ出身)のプレーを見ていると、ジャッキーロビンソンという選手の突出したパワー・スピード・技能・闘志はこんな感じだったのかなと胸が躍ります。
彼が扉を開けてくれたことで昨今の日本人メジャーリーガー達の活躍を見ることが出来ているわけですし、[42]の存在は決して我々にとっても関係の遠い存在などではありません。
差別に打ち勝った彼の偉大さと、彼を認めたメジャーリーグの偉大さと、野球というスポーツの偉大さに感動できた映画です。
それに引き換え朝鮮人の被差別妄想と日ごと展開される日本人への逆差別には目を覆いたくなります。
韓国球界から日本のプロ野球に来て、成績不振で解雇されれば帰国後にやれ差別されただの冷遇されただの文句たらたら。
応援してくれたファンや共にプレーしたチームメイトだろうと関係なく「悪いのは日本人のせい」。
犬猫とでも築ける信頼関係は唯一、朝鮮人とだけは無理なように神はこの世界を造ったようですね。
こうしてジャッキーロビンソンの存在を歴史の1ページとして映画で公開出来るようになったアメリカ国内でも、いまだに黒人や有色人種への差別は根絶することはできていません。
また、貧困や教育水準の低さから犯罪や倫理違反を犯す者に黒人が多いのも事実でしょう。
しかし、嘘や裏切り、レイプに放火。
心を殺すような罪を重ねるのは朝鮮人ならではというべき特徴であり、そういう意味でも黒人と朝鮮人の立場を入れ替えても同情は出来ないなと思いました。
在日も含めて、朝鮮人は早く滅びて欲しいです。
個人の意見であるレビューを勝手に消すな!
卒論の論題に!!
期待通り!
爽やかな作品でした。
アメリカの良心を謳う
ジャッキー・ロビンソン・ディ。
メジャーリーグの選手全員背番号42をつけてプレイする日だ。
そうイチローの背番号も51から42に替え、いまなら31から42に変えてプレイしていた。黒人初のプレイヤーを記念してつくられた日だと言われていたけれど、ちょっとやり過ぎじゃないのと内心思ったものだった。
でも、この映画をみると、ジャッキー・ロビンソンと、それを支えた人たちの苦労がよくわかった。ひとつの習慣(悪習)、常識を覆すことのむずかしさ、いまは当たり前のように感じることが、そのときはすごい
抵抗感があったということを思い知らされる。
その慣性の法則に対して、立ち向かった人たちの物語は、この映画以上に熾烈だったのだろうと思う。そこでは、映画的としてのエンターテイメントをうまくミックスさせながらの演出が素晴らしい。
その時代をうまく捉えた映像、リアルにしてお伽噺のようなプレイ、そして、なによりも役者の演技に感心した。
特にオーナー/リッキー役のハリソン・フォードが秀逸。
時に大胆に反発するものたちを威嚇し、時に情を見せながら、諭す。
そんなメリハリのきいたオーナーを表情豊かに演じきった。
その姿はアメリカの良心と呼ぶにふさわしいと思ったのだった。
全111件中、81~100件目を表示