42 世界を変えた男のレビュー・感想・評価
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先駆者に対する敬意
日本のプロ野球選手が、海を渡る事が多くなりメジャーリーグを見る人が増えたと思いますが・・・
選手全員が42番の背番号を付けて試合してたり、42番が全球団の永久欠番なのかを詳しく知らないままスルーしてる人も少なくはないと思います。
野球好きは元よりそんな方もこの作品を見れば“なるほど”って勉強出来る作品!
実話でフィクションはないので、驚く程の感動もないってのが正直な意見ですが、先駆者の苦しみや葛藤、それを応援支援する者の愛が詰まった作品です〜☆3.7
日本では久しく永久欠番はなく準永久欠番ってのが各球団にありますが、マーくんの18番もそうなるでしょうね^^!
最高!
前からメジャーな映画からマイナーな映画まで色んな映画を見てますが、この作品は今まででもトップクラスに良かった!
諦めないで困難に立ち向かう勇気と、人種差別が慣習として残っている時代に世界が変わって行くのではないかという希望。
軽い感想では伝わらないような、いつまでも余韻に浸れるような映画です!
まさに“世界を変えた男”
劇中ではジャッキーロビンソン本人が激昂するシーンがありますが実際の彼はとても温厚で、繰り返される差別にも寡黙に耐え忍び、野球の実力とその優れた人柄で周囲に自分と言う存在を認めさせたのです。
残された短い映像でしか生前の彼のプレーを見たことはありませんが、同じドジャースから今年メジャーデビューしたプイグ選手(キューバ出身)のプレーを見ていると、ジャッキーロビンソンという選手の突出したパワー・スピード・技能・闘志はこんな感じだったのかなと胸が躍ります。
彼が扉を開けてくれたことで昨今の日本人メジャーリーガー達の活躍を見ることが出来ているわけですし、[42]の存在は決して我々にとっても関係の遠い存在などではありません。
差別に打ち勝った彼の偉大さと、彼を認めたメジャーリーグの偉大さと、野球というスポーツの偉大さに感動できた映画です。
それに引き換え朝鮮人の被差別妄想と日ごと展開される日本人への逆差別には目を覆いたくなります。
韓国球界から日本のプロ野球に来て、成績不振で解雇されれば帰国後にやれ差別されただの冷遇されただの文句たらたら。
応援してくれたファンや共にプレーしたチームメイトだろうと関係なく「悪いのは日本人のせい」。
犬猫とでも築ける信頼関係は唯一、朝鮮人とだけは無理なように神はこの世界を造ったようですね。
こうしてジャッキーロビンソンの存在を歴史の1ページとして映画で公開出来るようになったアメリカ国内でも、いまだに黒人や有色人種への差別は根絶することはできていません。
また、貧困や教育水準の低さから犯罪や倫理違反を犯す者に黒人が多いのも事実でしょう。
しかし、嘘や裏切り、レイプに放火。
心を殺すような罪を重ねるのは朝鮮人ならではというべき特徴であり、そういう意味でも黒人と朝鮮人の立場を入れ替えても同情は出来ないなと思いました。
在日も含めて、朝鮮人は早く滅びて欲しいです。
個人の意見であるレビューを勝手に消すな!
卒論の論題に!!
現在、愛知県内の大学の英米科に通っている者です。
この夏、ロサンゼルスに留学した際に、
この映画を飛行機内で見ました!
彼の事は、名前だけ知っている程度だったのですが、
この映画を観てから大ファンになりました!!
内容は伏せますが、後に彼についての書物や情報を調べた際に
挙がり、また、現地の人に聞いた際に聞いたブラックな部分が
忠実に再現されているシーンが印象に強く残っています。
私は、この作品をきっかけに
彼を卒論のテーマにしようと思えたので、
おすすめの作品です。
期待通り!
懐かしい!
どこかで見た顔と思ったら、ルーカスブラック君が出ているではありませんか!!?(君と呼ぶ年齢ではなくなってしまってますが…)
こういった話は数多くあるであろうけど、大抵は期待を裏切らずこの作品も、然り!
上手く描けていると思います。
とても清々しい気持ちになりました!!
爽やかな作品でした。
永久欠番42、メジャー初の黒人リーガーの感動の実話です。
今でも場所によっては差別が激しいって聞くくらいだから当時はもっと露骨で悲惨な状態だったんだろうな…。この作品中では比較的あっさりと差別描写されてます。このメジャーリーガーがいかに過酷な状況を打破して差別意識をなくしせ、野球の世界に平等を与えたかってことを伝えるとしたらこれくらいの描写でOKだと思う。
差別する側よりも、差別をだんだんとなくしていく人たちに焦点あててるから爽やかに感動できます。
ハンソロハリソンの優しい表情がグッドでしたね〜。
アメリカの良心を謳う
ジャッキー・ロビンソン・ディ。
メジャーリーグの選手全員背番号42をつけてプレイする日だ。
そうイチローの背番号も51から42に替え、いまなら31から42に変えてプレイしていた。黒人初のプレイヤーを記念してつくられた日だと言われていたけれど、ちょっとやり過ぎじゃないのと内心思ったものだった。
でも、この映画をみると、ジャッキー・ロビンソンと、それを支えた人たちの苦労がよくわかった。ひとつの習慣(悪習)、常識を覆すことのむずかしさ、いまは当たり前のように感じることが、そのときはすごい
抵抗感があったということを思い知らされる。
その慣性の法則に対して、立ち向かった人たちの物語は、この映画以上に熾烈だったのだろうと思う。そこでは、映画的としてのエンターテイメントをうまくミックスさせながらの演出が素晴らしい。
その時代をうまく捉えた映像、リアルにしてお伽噺のようなプレイ、そして、なによりも役者の演技に感心した。
特にオーナー/リッキー役のハリソン・フォードが秀逸。
時に大胆に反発するものたちを威嚇し、時に情を見せながら、諭す。
そんなメリハリのきいたオーナーを表情豊かに演じきった。
その姿はアメリカの良心と呼ぶにふさわしいと思ったのだった。
昔ながらのアメリカ映画ですが・・・。
結末部分に不満が残りました。アメリカ映画特有の成功譚として終わっていたことに不満が残りました。ジャイアンツへのトレードを拒否して、自ら引退したことや、晩年は失明状態であったことなど、この作品では、一切、触れていませんでした。個人的には、当時のコミッショナーであったハッピー・チャンドラーがロビンソンの大リーグ参加に不快感を示し、監督のレオ・ドローチャ―が首になった経緯をもっと詳しく描いてもらいたかったです。コミッショナーからして、こういう考えを持っていたのでは、「カラ―ライン」を破るのが、いかに困難なものであるのか、ということをもっと丁寧に描いてもらいたかったです。特筆すべきは、ブランチ・リッキ―を演じたハリソン・フォード。「ゴッドファーザー」でドン・コルレオーネを演じたマーロン・ブランドさながらの徹底した役作りで臨んでいました。ハリソン・フォードがこれほどの役者であるとは、知りませんでした。また、終盤、パイレーツとの試合で、Ralph Kiner(ラルフ・カイナー)のことをキナ―と訳していましたが、当時のパイレーツにキナ―なる選手は在籍していない筈です。カイナーは七年連続でナ・リーグの本塁打王になり、殿堂入りも果たし、その背番号「4」はパイレーツの欠番にもなっています。なんとも恥ずかしい誤訳ですね。松浦美奈さん、もう少し、勉強しましょう。
尚、ロビンソンを演じた俳優は、ロビンソンと云うよりは、その後、大リーグにデビューする万能選手、ウィリー・メイズによく似ていました。
ともあれ、野球、特に、大リーグに関心のある方は必見の映画です。史実の考証は厳密を極めています。
久々に感動
とても良い映画でした。
ジャッキー本人がすごいのは もちろんですが
リッキーもかなりすごい人物かと。
先見の明もさることながら
真に正しく野球を愛していたので、
やはり正しくジャッキーに接することが
出来たのかなと思います。(育った環境もあるでしょうが)
真に愛するとは、他の事にも広がりを見せ、
正しい公平さにつながるのだろうか、と思いました。
今世紀、たかが60年くらい前の話。
事実に基づいた作品。
アメリカMLBの全30球団共通の永久欠番42。その番号を付いけていた男が、MLB史上初めての黒人選手であったジャッキー・ロビンソン。ジャッキー・ロビンソンがMLBデビューした4月15日は、毎年ジャッキー・ロビンソン・デーとして、選手・監督、そして審判までもが42の背番号でプレイしています。
近頃、日本で背番号3と言えば長嶋茂雄氏だし、1と言えば王貞治氏、そして先ごろ亡くなった川上哲治氏は16でしたが、アメリカで42と言えば、このジャッキー・ロビンソン。日本でも、ニュースになるのでジャッキー・ロビンソン・デーは聞いたことがあるし、ニュース映像も目にしたことは有ります。今でこそ、お祭りになっていますが、その当時の本人たちは、正に命がけであったと言う事が判りました。それが、戦後の話だというのですから、まだまだ最近のことなんですよねぇ。まぁ、アメリカの公民権運動が高揚するのは、それよりも更に後の話ではありますが。
ハリソン・フォード、歳とりましたねぇ。いや、まだそれ程老けこむような歳では無いはずなんですが、この作品では、歳取った様に感じました。彼が演じたブランク・リッチーは、当時まだ65歳程であったはずなので、あれほど年寄りアピールしなくても良いと思うんですが・・・。
いやぁ、中々見応えのある作品です。
メジャー・ファンとしてはもっと感動したかったが…
毎年ジャッキー・ロビンソン・デーを観て感極まっているメジャー・ファンとしては少し物足りなさは残る。
もっと壮絶な苦悩と葛藤があったはずだが、その辺りを過剰に表現しなかったのは意図的なものだろうか?
差別的な描写もかなり薄まっていたように思う。
ただし、野球やメジャーを知らない観客にはこのくらいが丁度いいのかも知れない。
なによりもまず、この真実を知ってもらうことが大切なのだから。
今季、リベラの引退で42番を付ける選手はいなくなった。
これで真の全チーム永久欠番である。
「人物紹介」で終わった残念作
しかし題材が良さげなので残念さが際立つ。「野球」というと毎度引き合いに出てきてしまうR.レッドフォード『ナチュラル』だが、あの当時、バリー・レビンソンなんてそんなに大した監督とも思ってなかったけど、実際、最低限の映画感性は持ち合わせていたんだな、と振り返る。というか、あれは大好きな映画だけども。80年代に金払って映画観てた人の方が徳をしてるよな、実際。ここまで平板でテレビドラマみたいな才能のかけらもない絵が連続すると、もっとバンバンナレーション入れてよかったのではと思う。
野球映画は時間経過、チームの変化を表現するのが難しい。『マネーボール』しかり。ブツ切れになるのでドラマが成り立たなくなる。ドラマ性に富んだ設定だっただけに残念この上ない。ほとんど紹介で終わってる。
本当の主役はハリソン・フォード
黒人初のメジャーリーガーのジャッキー・ロビンソンが、黒人リーグから、3Aのロイヤルズを経て、ブルックリン・ロジャースに入り、リーグ優勝するまでの実話です。
もちろん、野球をとおして、黒人差別と戦う物語です。
黄色人種の日本人にも関係あります。
それに、ベース・ボールは、アメリカの国技だから、やはり黒人が加入する事に抵抗感があったのかも知れません。
白人も、アメリカの先住民じゃありませんけど。
今や、相撲の世界では、モンゴル人力士ばかりだけど、見た目が日本人と変わらないから違和感ありませんが。
映画のタイトルにもある『42』は、ジャッキー・ロビンソンの背番号である上に、メジャーリーグ全体の永久欠番号になっている事を初めて知りました。
世界を変えた男は、野球だけにとどまらず、人種差別の負の歴史を変えた男でもあります。
もちろん、ハリソン・フォード演じるドジャースのオーナーもいたから、成し遂げられたものであり、素晴らしかったです。
全ての野球ファンとスポーツを愛する子供達に
ジャッキー・ロビンソンの人間性とプレーが感動を呼び起こす。ベースボールが何と素晴らしいことか!ハリソン・フォードが薫陶と言えば相応しいだろうか、かつて共演したアレック・ギネスの佇まいを彷彿とさせた。
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