劇場公開日 2013年11月1日

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「「人物紹介」で終わった残念作」42 世界を変えた男 ONIさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0「人物紹介」で終わった残念作

2013年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

しかし題材が良さげなので残念さが際立つ。「野球」というと毎度引き合いに出てきてしまうR.レッドフォード『ナチュラル』だが、あの当時、バリー・レビンソンなんてそんなに大した監督とも思ってなかったけど、実際、最低限の映画感性は持ち合わせていたんだな、と振り返る。というか、あれは大好きな映画だけども。80年代に金払って映画観てた人の方が徳をしてるよな、実際。ここまで平板でテレビドラマみたいな才能のかけらもない絵が連続すると、もっとバンバンナレーション入れてよかったのではと思う。

野球映画は時間経過、チームの変化を表現するのが難しい。『マネーボール』しかり。ブツ切れになるのでドラマが成り立たなくなる。ドラマ性に富んだ設定だっただけに残念この上ない。ほとんど紹介で終わってる。

ONI