永遠の0のレビュー・感想・評価
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すごくいい話なんだけど……
高1女子です。
友達に勧められて観ましたが…
この映画は長めですし、ビビリな私にとっては観ててちょっと辛かったです(;_;)
戦争を経験した人々が少なくなってゆくこの時代で、大事にしたい物語だと思いました。
戦後と戦時中を行ったり来たり。物語は進んで行きますが、「あ、この人!」と伏線に気づくところがたくさんあって、観ていて面白かった!
戦争中に生きていた一人一人に様々な想いや物語があるのだと、噛みしめることができました。
今、私たちが平和に暮らすことができていることに感謝して、生きて行こうと思える作品でした。
今世紀最高傑作
わかりやすかった
CGがちゃちぃー、物語が無神経
零戦の動きが、ぎこちないし、 違和感あります。「クロニクル」や「マン・オブ・スティール」など、ハリウッド映画のCGを見慣れている時代で、 飛行映像に浮遊感が足りないのは残念です。 マイケル・ベイ監督の「パール・ハーバー」が2001年公開だったことを考えるとハリウッドより十年以上遅れてる感が否めません。 山崎監督は、「リターナー」を観てから脚本が面白いし、日本のVFX第一人者として、どの作品も楽しみに観に行きますが、「ALWAYS三丁目~」のCG背景画以外、特に動画に関しては「YAMATO」と同じく今回も進歩がないように見えます。
脚本は、ストーリー展開は面白ったですが、戦争を背景に、"生きる=真の強い人間"を主張するあまり、逆に実際に命を犠牲にすることを名誉として亡くなられたご本人やご遺族の思いに対する配慮に欠けるようで、最後までテーマに乗りきれない気分でした。
結局、特攻隊を題材にして、生と死の選択は、どちらが強いかを語ることはナンセンスだと思うし、"きれい事"で感動へと導くことに無理があるような気がします。
やはり、山崎監督の場合、このようなテーマは、原作の脚色ではなく、SFなどのオリジナル脚本から、制作してほしいと思います。
次回に期待です。
原作を読みたくなった
天才的な操縦技術を持ちながら、敵機を落とすことよりも生還に執着した男が、なぜ最後に特攻の道を選んだのか、ミステリアスな部分を抱えながら物語が進む。それは戦争の悲惨さそのものより、戦時中の個人の意志が尊重されない理不尽さを訴えた内容だ。
個人を描いたものであり、開戦から終戦まで日本が辿った道のりはかなり端折られる。久蔵という人物を語る話の芯には影響ないが、太平洋戦争の知識がない人が観たら大戦の流れが断片的で、日本が“特攻”に走った経緯が理解できないのではないだろうか。もしかしたら若い世代は“特攻”そのものを知らない可能性もある。あと10分でも15分でも追加して“特攻”を生んでしまった時代の化け物を描いて欲しかった。
特攻は上からの命令でもあり、何事も「お国のため」という当時の教育もあっただろうが、おそらく最後は自分の死が家族や大事な人、そして生まれた故郷を守ることになると微かでも望みを持って出発して行ったに違いない。
そうした方たちの礎があって今、我々が生を謳歌している。
この映画を観て、もう少し深く内容に踏み込みたいと思った。原作を読んでみたい。
優しさと苦しみは一対
最近気になっている俳優のひとり岡田准一さん主演と言うのと、
今読んでいる本「海賊と言われた男」の原作者百田尚樹さんの作品と
言う事でこの映画観ました。
見終わり、戦争の悲惨な場面も多い中、人の美しい心と優しさ素直に感じられ、
おこがましいと思いつつ、清々しい気持ちになりました。
この苦難な時代に生きたにも関わらず誠実に正直に愛する事を何よりも大切にし、
それを強固に守りぬいた宮部さんに心惹かれました。
戦友として関わった人の死にいつも向き合い苦しんで行く様は痛々しい。
出会った人々に生きろと言い続けたけれど、どうする事も出来ない現状に虚しさだけが
募っていったのでしょう。そして最後は特攻として散って行く!
零戦から大石に戻れと指示する場面の静かな表情の宮部さん、いや岡田さんはもう何かを
悟ったようでしたね。
川で大石と宮部が語り合うところ、妻と子供に会いつかの間の幸せ、又別れのシーン、
また宮部と大石賢一郎の関わりが明白になってからの語部の様な夏八木さん素敵です。
この映画でまた夏八木勲さんとお会いできてよかった。後半の彼の言葉は私の胸に沁みました。
ベテラン男優方皆存在感あり、素晴らしいです。
また数々の日本語の美しさ、深い意味とか、繊細な表現に魅せられました。
それと戦闘機が飛んでいる、また爆破されるシーンはアニメを観ているようでした。
あんなに上手に操縦できて旋回したりできたのでしょうか?
最後に岡田さん、俳優としてのあなたの力量観させていただきましたよ。
涙が止まりませんでした
初めて出会った素晴らしい作品。
公開初日にまず1人で観に行きました。ずっと涙が流れ続けました。劇場内でも涙をすする音が響き渡っていました。戦争を経験していない私の世代で、戦争について深く考えたことのある人は少ないと思います。しかしそんな自分でも感じるものはたくさんあって、やはりまずそれはどの時代にも存在している「愛」というものから繋がっているのではないかと思いました。私たちの世代の若者たちはこの映画を見て、愛することの素晴らしさを感じるところから始まり、戦争とはどういうものだったのか、どのような気持ちで過ごしていたのか、というようなことを知りたい、考えてみよう、調べてみよう、そうやって思える人が増えて、それを後世に伝えて行くべきだと思いました。
メッセージ性に特化しすぎてしまった映画
まず戦争というテーマなんですが、これは鉄板で泣かせられるので僕のハードルは高めに設定されますね。
原作を読んでいないのですが、ずいぶんはしょっている部分が多いのでしょう。やはり伝わってくるものが少ないように感じました。
ずっと死ぬことを拒んできた主人公が、特攻を志願した理由もいまいち説得力にかけてしまっていますね。これだけ売れた小説ですから、原作の内容はもっと深いはずです。
最後の演出は何でしょうか。岡田君が零戦に乗って現代に現れますね。あれはいらないでしょう。最後に笑かしにいくのはいただけませんね。
何か伝えよう伝えようとする気持ちが強くなり過ぎてしまった感じがします。良い映画っていうのは自然と伝わるものですから。百田さんの今後の作品に期待したいですね。
期待しすぎた感が…
沢山の失われた命の上で
私が原作を読んだ時に自分の頭の中に浮かんだ映像が、そのまま映像化されたような感覚。やはり思うことは、感動というよりも、 沢山の失われた命や叶わなかった願いの上に自分たちは生きているということ。
主演の岡田准一さん、大石役の染谷将太さんの迫真の演技が、きっと観る人の心に何かを与えるのでしょう。岡田さんが出てきた時から、ああ…この人は宮部さんだ…と思わずにはいられませんでした。最後のあの表情が頭に焼き付いて離れません。泣きすぎて苦しくなりました。このような残酷な世の中で、強く立派に生きた宮部さんの生きざまに胸を打たれたと同時に、その生きざまを通して時代の残酷さも伝わってきました。この話はあくまでフィクションですが、戦争を経験した方々のお話によると、宮部さんのような方がいた、と。本当にこの作品に出会えて良かった。
この作品に出会う前に知覧の特攻記念館に足を運びました。出会う前と出会った後では、きっと感じることが全く違うのでしょう。
主題歌の蛍、これは、特攻に行く方が蛍となって帰ってくるからだと。
どこがゼロ戦神話?
無意味の戦争
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