永遠の0のレビュー・感想・評価
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秀作、傑作、ゆえに惜しい
正月一発目に鑑賞。
席の埋まり具合は6割程度、かなり大入り。
内容は原作を読んでいないので映画のみの評価になるが、非常にドラマがしっかりと作られていて、二時間半の長編ながらも全く飽きさせることなく観れてしまう。
監督はジュブナイル、リターナーに始まり近年には三丁目の夕日を作った山崎貴監督。VFXに定評のある監督。
のはずだった。
なんだあのCGは?
スピード感の無い戦闘シーン、あまりにも綺麗に見せすぎるCG。
もっと臨場感があってもいいんじゃないかと。
なんでこんなに模型的なのか、と。
VFXに定評があるはずの監督作品だけに、戦闘シーンが引っかかって引っかかって。
フィルムで上映している館があるとは思えないけど、これはフィルムで観たかった。
チープなCGで☆マイナス1。
新しい戦争映画。
戦争の切り取り方としては抜群のアイデアだと思う。
いまの世代の若者が、特攻で死んだ実の祖父の足跡をたどる。そのなかであの時代の空気を少しだけでもかぐ。
戦争を知らない我々ができる方法のひとつであろう。
山崎貴といえばVFXに長けているというイメージがあるので、戦闘シーンに目を奪われがちだ。
確かに真珠湾攻撃のシーンは「パール・ハーバー」(マイケル・ベイ監督)に負けていなかった、気がする。
しかし、それだけではない何かがこの監督にはある。「ジュブナイル」の頃から感じていた。それが何か、言葉にはっきりできないのがもどかしいが、その何かが本作では発揮されている気がする。
原作を読んだときも思ったし、今回も思ったが、少しご都合主義のところがある。
健太郎(三浦春馬)と慶子(吹石一恵)が自分たちの本当の祖父のことを調べたいと言い出したとき、賢一郎(夏八木勲)はなぜ真実を話さなかったんだろう。健太郎が景浦(田中みん)にもう一度会いに行かなかったら、賢一郎はどうするつもりだったのだろう。
最初に臆病者だとか恥さらしだとか言われて、井崎(橋爪功)に会って、やっと祖父の真の姿に近づく。最初に井崎に会ってたらどうなってた?
この瑕疵は映画においては、田中みん、新井浩文や夏八木勲、染谷将太の好演に助けられている。
ラストの宮部(岡田准一)の表情は何をあらわしているのだろうか。
映画は不思議な余韻を残して終わる。
後世に伝えるということ
映画として面白い
私は戦記ものが大好きで原作もどこからの引用なのか見当がつきます。ですから原作には複雑な思いで、感動はしませんでした。
しかしこの映画は良く出来ていて、細かい点まで興味深く観ていました。役者それぞれも素晴らしく、 涙を何度も流してしまいました。特に岡田の演技はホントに一匹狼の戦闘機乗りのような感じでした。パイロット達の演技は海外の映画でもあそこまで描けてないような気がします。
ただし、現実は感動とは程遠い虚無の殺し合いに過ぎませんでした。特攻隊も突入しても爆弾が不発でしばらく息があったり、米軍も色々な意味で戦争の馬鹿馬鹿しさを感じていたようです。どうしても素直に作り話に感動は出来ません 。
原作にハマってしまい、
以前からずっとずっと楽しみにしていた作品でした。マニアな意見としてはやはり、原作に忠実な映画をつくるのは難しいことですが、もう少しこのシーンは欲しかったなあと感じてしまう場面もありました。例えば、米軍からみた零に(搭乗員含め)もう少し重点を置いてもいいのかなと思いました。私のように原作にどっぷりハマってしまった人には少し、物足りないかもしれません。
しかし、出演者の方々の演技は言うまでもなく圧巻です。特に橋爪功さんの演技は脱帽物でした。橋爪さんの役は原作でも私的に思入れの深い人物だったので、増して感動してしまいました。他にも涙してしまうシーンがたくさんあって持っていたハンカチがびしょびしょになってしまいました。ただの戦争映画ではなく、今を生きる若者達に訴えかけるようなメッセージが込められた映画です。
おじいちゃん有り難う
やっぱり原作だけど映画もなかなか
原作読んでから観たほうがいいかも
いい映画です。
うーん。
風立ちぬ?
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