劇場公開日 2013年12月21日

永遠の0のレビュー・感想・評価

全443件中、261~280件目を表示

4.0軍人が護るべき、国の中で

2014年2月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

最近の「8.15」作品に、“ありがち”な現代から捉えた「戦争の時代」の話。

ただ「現代」が「平成16年」なのは夏八木勲さん演じる元特攻兵の言葉
「10年経てば、“その”世代が皆、鬼籍に入る」
から、逆算しての設定だろう。

確かに10年経った平成26年、もう戦争の話を出来る世代はだいぶ来世の方になり、しかも、幼少期に焼夷弾絨毯爆撃や機銃掃射の思い出をうっすら覚えてるような世代も亡くなってるんだもん。

前置きをしておくと、アメ公側から描いた「プライベートライアン」とか、「パールハーバー」に感動とか、共感覚える人間には、日本人が描く戦争映画にどーこー言う筋合いは無い!

平幹二郎、橋爪功、山本學、田中泯、夏八木勲の元航空・特攻隊員の証言から、ある一人の航空兵の人物像を掘り下げていく物語。

・真珠湾攻撃
・ミッドウェー海戦
・ソロモン航空隊
・マリアナ沖海戦
・内地空襲の反攻
・鹿屋特攻基地

“空兵”を描いた“戦争作品”としては、原作は百点満点であると言えるが、星が1つ足りないのは山崎貴作品特有の
・CG偏重による、物語の奥行き感の薄さ
・クライマックスがやたら長い
点に置いて減点。

東宝戦争映画がと言うと、どうしても、
「特撮」があり、その特撮を凌駕する「深い人間ドラマ」を期待してしまうのに、
「零戦燃ゆ」(1984)以降、殆んど戦争映画を創らなかったのと、
田中友幸プロデューサーの存在が無い今、過去の「東宝戦争映画」の栄光を求める事自体、無理な話か。

歴戦のエースパイロットたちと零式艦上戦闘機が捧げた「国に対する魂の籠った命」に付いて、1から説明をしないといけない時代だから、“証言”と言う形で丁寧に説明し、如何に主人公「宮部久藏」が異質な存在でありながら、空兵として大事な「心持ち」を大事にしているかよく判るように創られていて、先の戦争を真正面から捉える事に窮しない。

教官として、直援戦闘機として多くの学徒兵や少年兵で構成された特攻機が目的遥か手前でむざむざと果てる姿に打ちひしがれた久藏がいよいよ突撃を志願し、飛び立つ時の清々しい顔は、
「生き抜く事を是」とした人間が「必死」させた者たちの元へ旅立つ
本当に気持ちの晴れた瞬間なのだろう。

「生きる事を是とした人間にも死を是とさせる」
切々と感じる。

戦後の話がやたら長かったが、
宮部久藏主体の戦争作品としては戦後68年経っても魂の籠った作品だと感じる。

最期に、「濱田岳」、この役者は今後、名バイプレイヤーになりそうな気がする(昨年公開の「はじまりのみち」含めての直感)

取り合えず、若人よ、
異国の映画ばかり観てる暇あるなら「戦陣に往く先人」の作品を観よ!

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五社協定

3.0涙もろいわたしだけど

2014年2月6日
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単純

戦争映画ってやっぱり感情移入しにくい、、

だって世代が違うんだもの、、

でもだからこそ、こうやって映画で色々なストーリーを知れるのっていいよね。

ラストのほうでおじいちゃんがいい事いってるなって思いました。

ちょっと長かったけど、まあ
飽きはしないで観られた感じでした。

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smilebrush

5.0素晴らしかった

2014年2月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

とてもいい映画でした。
もう一度観たいです。

キャストが豪華すぎて驚きました。
主要な脇は全員見たことある人でした。

それと魅せ方上手いなあと感じました。
最後のあのたたみかける感じとか。

自分は原作読んでなくて原作と同じなのかわからないのですが、
ひとりひとりの観点、情報、感情などが様々で、その節その節すごく感動しました。

泣くのを我慢してると腹のあたりがグゥ〜ってなりますね。まあ涙は流してましたけど。

(普通の視点で観れば)いい感想しか出ないような映画だと思います。

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opp系男子

4.0最後の場面はいらない

2014年2月4日
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難しい

実際の戦中はどうだったかはおいておいて、「生きろ!」というメッセージが伝わってきた。

でも、どう考えても最後の場面はいらない。

話者が孫なのに、なんであんな最後のシーンをわざわざ入れたのか。

戦後の話もそんなに長くやらんでもいいんやないかと思ってしまいました。

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冬人

0.5全然ダメ。

2014年2月4日
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単純

戦争映画、
当時はこんな甘くなかったハズ。

ゼロ戦だけ、そこの映像のみ良かった。

感動する所なし。

特攻隊で亡くなった先人達に、
見せれない映画。

なぜ大ヒット?
理解できない作品。

まぁ、無いね。

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MARI4BOMB

4.0生き方は生き続ける

2014年2月4日
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悲しい

生き方を貫くことは難しい。しかし、貫くことでその生き方は自分を超えて人に伝播していく。戦争は本当に人の運命をもてあそぶ。やはり、戦争は絶対にしてはならない。

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もん吉

4.0空に憧れて

2014年2月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

人間は多面性があるもの。
ある人は宮部のことを「臆病者だ」「卑怯者」「国の恥」と言い、ある人は「命を大切にする人」といいます。

戦時中は戦争の雰囲気に飲まれ、誰もが「自分の命は大切だ」「死にたくない」とおおっぴらに言い出せなかった。負けを予期し意識したとしても「負ける」と言うなんてもってのほか。
当時としてはありえなかった人物像です。真っ直ぐとした目で堂々と自分の意見を言い放った宮部は、戦時を経験した人にとって『理想』のような存在なのでしょう。
偶像まではいきませんが、当時ここまではっきり戦争に対して真っ向から立ち向かった人物はいないはず。誰もが心の奥に「負ける」とか「死にたくない」というマイナス意見は秘めていたはず。
はっきりものを言う宮部は、理想化されているのだけど、その理想を描いて当時を生きた人の心を昇華させるのが、物語ってものですものね。
良い映画でした。

私は戦争を経験していないので、その時生きて過ごした人たちがどのような思いで暮らしていたかは、想像するしかありません。
その想像の手助けになるような映画です。

飛行機の内部がよく映っていて、自分まで雲の間をすり抜けて飛んでいる気分になりました。
空飛びたい。

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いずる

1.5戦争映画が持つ使命

2014年2月3日
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泣ける

悲しい

あまりの高評価と盛り上がりに水を差すようなので鑑賞直後のレビューは控えた。

と言うのも私のこの映画に対する評価、感想は良いものではないからだ。なのでまだ観ていない方、そして本作を愛してしまった方は読まないでいただけるとありがたい。

戦争を題材にした映画は、それだけである種の責任が携わるように思う。
シリアスな作品であればあるほどその度合いも増すだろう。
作り手の思想や戦争映画に取り組む姿勢が画面を通して観る者に訴えかけてくるものだからだ。

この映画の見所、誉められるのはVFX。それだけだと思う。作り手が力を入れたのはそこなのではないだろうか。確かに零戦が飛んでいる様は違和感無く観れた。それは素晴らしい技術だと感心した。

原作は未読だが話としては良い話だと思う。しかしそれをカッコ良く見せることで(またはカッコ良く死ぬことで)「特攻隊」を美化していると感じた。
この最低最悪の作戦によって散っていった先人たちには敬意を表したい。
その先人たちがこの映画を観たらどう思うだろうか?自分達の無念さや戦争の不条理さを伝えていると言えるだろうか?
後世に戦争と言うものを伝えていくという点において本作ではダメだと思う。カッコ良いではダメなのだ。きっとカッコ悪いことがカッコ良くならなければいけない時代だったと思うからだ。

この映画は若者向けの商業映画だ。
だからなおさらたちが悪い戦争映画になってしまっている。

それが本作を観た私の感想である。

「海ゆかば」という記録映画がある。アメリカのジョン・フォードという監督が撮影したフィルムを日本が編集したものだが、その中に空母に突っ込む特攻隊の映像がある。アメリカ側の目線で撮られたその短い映像にはセリフなど勿論無いが、特攻という作戦のクレイジーさは痛いほど伝わってくる…。

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harukita

1.0なぜこんなに評価が高いのかわからない。

2014年2月3日
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泣ける

悲しい

どうしてこんなに評価が高いのかわからない28歳です。
評価☆1つはやりすぎですが、他があまりにも高いので、という意味もあります。
普通に見るには決して「平均以下」とか「つまらない」とか、そういう評価にはなりませんが正直時間の無駄という感じはありました。

映画を通じて得るものがなかった!という点において酷評とさせていただきます。
高校生なんかは正直、つまんないんじゃないかな。

悪いことはないけど良いこともない映画。

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よしAD

4.0原作以上の出来映え

2014年2月3日
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百田直樹の原作を読んで、映画化は難しい、と思っていた。観てみると、その予想は覆され、原作以上の出来映えだった。山崎貴監督はさすがだ。岡田准一の演技も最高だった。

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吉衛門

4.5久々の日本大作映画

2014年2月2日
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悲しい

幸せ

ドラマや戦争シーンすべてをとっても日本トップクラスの大作。特に語り部の大御所俳優がすごい。橋爪功や田中民、夏八木勲など。圧倒的な演技で引き込まれる。岡田を固める回りも若手演技俳優ばかりで、素晴らしい。井上真央も似合ってる。確かに戦争に行った人達はドラマや人生が一人一人あったと思う。敵味方関係なく。戦争の歴史を聞きたくなるような映画でした。

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関

5.0評判どおり

2014年2月2日
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いい映画です
改めて伝えていくことの大切さ
考えさせられました。
中学生ぐらいは理解できる内容なので
学校で見せて欲しいぐらいです。

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Tera

5.0見なきゃ損

2014年2月2日
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幸せ

日本人なら是非見ましょう。
繋がっていくことの難しさ、偶然が歴史の事実を作り上げて行く事に
現実大肯定するのみでした。

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きー坊

4.5とても命の尊さを感じられる映画でした。

2014年2月2日
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悲しい

最初はこの映画に興味なく母に連れられ劇場に足を運んだのですが、始まりだしたら、この映画の雰囲気と三浦春馬さん演じる佐伯健太郎と吹石一恵さん演じる佐伯慶子が主人公を演じているのですが、この2人が宮部久蔵というこの2人にとっての曽祖父を追っていく感じで、自分もその調査をしていく中で宮部久蔵さんのことを知りたくなっていき、終わったらえ、もう終わりっていうくらい映画の中に入っていました。後、佐伯健太郎さんと年齢が近い感じだったので、それで健太郎さんと同じ気持ちでいられたのかもしれません。そして、宮部久蔵さんがなぜこうしたのか、なぜ参加しなかったのか、そういうのを追究していく度にどんどん涙というか、感情が高ぶっていきました。本当、その度に戦争の無意味さ、自分は今の日本で何をやっているんだと自分に自問自答することも後半多かったです。自分の人生や命の尊さを宮部久蔵さんが教えてくれた気がします。書いてたらまた涙腺が潤んできました。本当、命の尊さや自分の人生を考えさせられるとてもいい映画でした。原作の小説を読みたいと思いました。気になった方は観に行ってみてください。自分、最初は興味はありませんでしだが、観たらもう入り込んでいました。おすすめの映画です。

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アラン・グラント博士

2.5泣けなかった

2014年2月2日
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知的

難しい

ハラハラドキドキ感はあまりない気がします
途中で結末が想像できるし、
確かに岡田君の演技力には圧巻されたけど
ストーリー性はあんまりなかった

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めい

4.5泣けると当時に今の自分を振り返る

2014年2月2日
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悲しい

宮部久蔵の台詞に、戦争後の日本はどうなっているのかと思いをはせる部分があり、そのシーンが今でも心に刺さっている。 あれほどの苦難を超え、戦後の苦難を超え、日本は平和になったけど、果たして幸せなんだろうか。  そしてこの日本を今生きている私たちはこれでいいんだろうかと・・
 弱い子供を自分の気分でたたいたり殴ったりけったりして殺してしまう親がいるこの時代に

 命を懸けて子供を守ろうとしていた、あの日本人の気概はどこへ行ってしまったんだろう  それは自分もふくめてだけど

 人間だから、確かにまずは自分のことかもしれないけど

 このままでは、自分の子孫に胸を張って日本という国をまかせられないなあ・・・(エラそうでした)

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ピカイチ君

4.0歴史に興味無くても見といて損は無し

2014年2月2日
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原作予告も見ないで、キャスト情報だけ見て行きました。
他の特攻隊の映画と同じ臭い演出かお涙頂戴的な話か、ジャニーズのアイドル映画だろうと思っていましたが 、フィクションとはいえ結構設定がリアル思え話に引き込まれました。
映像のクオリティも映画素人の私にとっては素晴らしいとお思います。
特攻隊を美化するなという批判はありますが、当事者達の心の葛藤やご家族の悲しみや立場等、当然のことながらおこるであろう感情が表現されていて終始共感しました。これだけ人を悲しませる戦争とは何なのか、上層部の間違った采配で多くの尊い命が失われた映像を見て不戦を改めて誓いました。
某監督達がこの映画を批判していますが戦争感の違いからの発言です。表現の自由を使う彼等がそういう観点で酷評するのは間違ってると思うのでそういう人は無視して頭空っぽにして見ると良いですよ!

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tad

4.0生き方を考える映画

2014年2月2日
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泣ける

知的

行きたくても生きられない
世の中を生きた人々。
軽々しく語れませんね。

夏八木さんの語りで涙が‥。
人気通りの映画でした。

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faingurein

5.0素晴らしい

2014年2月1日
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岡田くんはもちろん、他の俳優陣も素晴らしかったです。祖父の足跡を辿るうちに、自分自身が成長していく、孫役の三浦君もいいですね。

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ぽん太

3.00勝負は0グラビティに軍配!

2014年2月1日
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高評価後に見に行きました。
やっぱ評価見るとダメなんですね・・・期待度高すぎて。
0グラビティに言葉はないんですよ。
こちらは言葉多用で感動させる作品。
個人的には、語り~過去~語りのタイタニック風に進行してもらいたかった。
あと、「笑い」ですね。要素として。シリアス過ぎる。こういう作品には不要なのかもしれないけど。必須じゃないですか。

いちいち現代に(それも現代の方はかなりつまらないデス)飛ばされるんで、感情が入りきれない。
戦闘シーン、CGはホント素晴らしいものです。
ラストシーン、終わり方はゾクっときましたよ。
未だに余韻がありますから
やっぱりいい作品なのは間違いないです^^;
けど0グラビティ・・・の勝ちですね・・・。

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opasu
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