永遠の0のレビュー・感想・評価
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是非観て欲しい映画
宮部さんの生き方、強い思いがとても伝わってきます。生きるということ、守るということ、あの時代を生き抜くということ、すごく考えさせられます。高齢者からよく戦争の話を聞いていましたが、最近はあまり聞かなくなったと思っていたのですが、だんだん戦争を体験された方々が亡くなられてるからですね!この映画を観て、自分達の先祖が体験した戦争、戦争がどういうことをもたらしたのかを決して忘れてはいけないと強く思いました。
宮部さんの強さや優しさ、心の葛藤を岡田くん素晴らしい演技で表現されていたし、大御所の俳優さん達や井上真央さんの演技も心打たれました。是非いろんな世代の方に観て頂きたい映画です。
終始号泣
戦争でなくなった人がいるからこそ今の豊かな生活がある。
戦後なんにもなくなった日本、そして経済大国まで上り詰めた日本。そこには、日本人の真面目さ、思いやり、繊細なきもち。
本当にいい映画でした。
最後に三浦春馬がみた今の日本、確かに豊かだけど何か足りない。
特に途中で合コンのシーンがあったけど、そこにいるなんにも知らない若者、それが今の日本の姿を指している。
ゆとり教育が、日本をダメにしたような気がします。歴史もなんにも知らない若者がいるから、政治に無関心、現在の日本に至ってるわけです。
とにかくいろいろ考えさせる映画でした。
それ言っちゃダメでしょ?
2時間以上、飽きずに見れたし、涙も何度か流れた。
でも、それは現代の話。
現代の回想で戦時中のシーンが進んで行くのだが、戦時中の方はちょっと何でそんな話にするの?というほど浅い。
軍隊にいる人間が、しかも教官がおおっぴらに「死にたくない」とか「戦いたくない」なんて堂々と言っちゃダメでしょ?
それを口に出さず伝えるのがシナリオの妙。それ最初に言ったもんだから後のシーンはすべてその確認作業に過ぎなくなってしまう。
また、主役はカッコいいがこの役には全く合っていない。彼だと悩むの当たり前な感じ。強面の軍人が逡巡するからこそ、その心の揺らぎが観客に伝わってくるのだ。
松重豊さんとかで見たかったな。ちょっと老け過ぎだし観客入らんだろうけど。
ともかく「そのまんま」な話で何のひねりも無し。年配俳優さん達の重厚な演技と特撮シーンのみ印象に残った。
でも実年齢合わない人も多かったね。計算すればみんな80才超えてるはず、特殊メイクなどで計算合わせて欲しかった。特撮に力入れるなら、なぜそこのリアリティーにも気を配らないかなと。
まあ思いっきり期待して行ったからの辛口。見てそんはないが名作としては残らない。そんな映画。
なぜ寿命が延びたか、今、わかりました。
映画「永遠の0」(山崎貴監督)から。
戦時中、主人公・宮部久蔵と行動を共にした人たちの回想シーンは、
知らず知らずのうちに私たちの胸を熱くするが、
それで感動した、と絶賛するだけでいいのだろうか。
映画館という暗闇の中でメモしたフレーズを整理していたら、
余命3ケ月と宣告され、ベットの上で息絶え絶えになりながらも、
必死に話す井崎の役を演じた、橋爪功さんの台詞が心に残っている。
「なぜ寿命が延びたか、今、わかりました。
あなたたちに、この話をするためです」
何をしたわけでもないのに、宣告された寿命が延びている・・
この不思議さを、彼は病床の上で感じていたに違いない。
それは「宮部小隊長が、今の若者に伝える役目を与えてくれた」
そう感じたのか、伝え終わった後の満足感が伝わってきた。
さらにラストシーン、宮部の変わりに生き残った、
賢一郎役を演じた、夏八木勲さんも同じような台詞を呟く。
「生き残った者がしなければいけない事は、その死を無駄にしないことだ。
物語を続けることだ。何事もなかったように生きているんだ。
それが戦争で生き残ったってことなんだ。
あと10年もすれば、私たち世代はほとんどいなくなる。
この話をお前たちに伝えられてよかった・・」
こう言い残して、夏八木勲さんは本当に他界してしまった。(合掌)
もちろん、殺伐とした今の世の中、夫婦愛・家族愛も大切だけれども、
祖国の未来のために命を亡くした人たちを忘れないで欲しい、
そんなメッセージを、次の世代に確実に伝えなければ・・と感じた。
日本人の持つ愛
若くして散った特攻隊の隊員たちの想い
神風特別攻撃隊員たちの複雑に入り混じった想いがひしひしと伝わってきて泣きっぱなしだった。宮部さんの「生きる努力しろ」には涙が止まらなかった。若い人は絶対に見るべき映画。
よくできた映画
批判的なコメントは多いが、よくできた秀作だと思う。拍手を贈りたい。私は素直に感動し、目頭を熱くした。
映画としてキャストに一切無駄がなく、登場人物一人一人に存在感がある。
宮部久蔵役の岡田准一の好演は言うまでもないが、賢一郎役の夏八木勲が非常によい。彼がもうこの世にいないのかと思うと大変悲しい。
吹石一恵と三浦春馬の姉弟は現代の若者らしくてよい。ただ、三浦春馬は、合コンでのテロ論議のときはもっと怒りをあらわにして欲しかった。あそこが、この映画のメッセージのポイントだと思うからだ。
小説でも映画でも明確な表現はなかったが、ヤクザに囲われそうになった松乃を命がけで救ったのは景浦であろう。観る人に容易に想像させるほどの迫力が田中泯にはあった。
CGについてもいろいろと議論があり、同じ絵を何度も使うのはいただけないが、まずまずのデキではないだろうか。
愚かな戦争や特攻という不毛な作戦を肯定する者はいないが、こういう思いをした人たちのおかげで現在の平和がある。多大な犠牲を払って敗戦することによって、日本は目覚めたのだという歴史を、特攻で死んでいった若者と同年代の人に是非知って欲しい。
私が観た最近の軍記物は「男たちの大和」、「山本五十六」があるが、この作品がこの中で最もメッセージ性が高いと思う。
やっぱ右傾化なんですかね?
鑑賞後、色々考えさせられる映画
岡田君の深みのある演技に感動。
今生きていること。
2回みました。
一回目はとにかく泣きました。
ボロボロ涙がこぼれて止まりませんでした。
こんなに素直に泣ける映画は初めてです。
岡田准一さんはホントにこーゆー役があっていてカッコよかったです。
原作にはない宮部が松乃と清子のところへ帰るところはとても良かったです。
現代と戦争時代が交互でやっているのもとても印象に残って感動しました。
2回目も泣きました。何回観ても泣けます。
ホントに感動の物語なんだ、と思った。
こんな映画にはそうそうあえないと思います
今の時代にはとてもいい影響を与えてくれそうで良かったです。
戦争の物語をこんなに一生懸命見たのは
初めてです。
何度も見たくなる映画だと思います。
ドラマ化希望〜(`_´)ゞ
映画をより楽しむ為、原作を読んで観に行きました。2時間ちょっとではすべて描く事は不可能だと思ってましたが、やはりいくつかのエピソードはカットされてました。
しかし、原作の核となる部分は充分伝わる映画だと思います。どんな状況でも望みを捨てず、必死に生きる!
主人公は戦友達が特攻で死んでいくのに耐えられず、自身も特攻を志願してしまいますが、
奥さんとの約束はカタチを変えてでも果たす…切なく無念だったろうと思います。
内容的には同じシーンが出てくるCGの使い回しが気になりました。フィルターでもかけりゃーいいのに…
あと、色んなエピソードを盛り込めるようにドラマ化がいいような気がします。
アメリカ側からの視点も加えて!悪魔のゼロ的な…恐怖の要素も欲しい。
岡田准一以外のキャストも若干変わるかな?
不覚にも涙腺崩壊
本屋さんで映画の予告動画を見た時から「うっ!」っときました。
これはやばい。
今まで映画で泣いたことなかった私がまさか恥ずかしい姿を映画館でさらしてしまう。
もしあふれ出た心の汗をどうするか。
そうだ万が一の時のためにハンカチを持って行こう。
でも絶対に泣かない。泣きたくない。醜態を晒したくない。
そう決めて映画に臨みました。
そもそも邦画は面白く無いはず。
『はやぶさ 遥かなる帰還』の時だって最後に興冷めしたし...
今回も製作者側の自己満足だけで終わるんでしょう。
これで皆さん泣いてくださいよ。ってな感じの押し付けがましいお涙頂戴ではないかと。
それに予算もあまり無いんじゃないの?。
だからゼロ戦の戦闘シーンもわざとらしくって少ししか無いんでしょう。
そう思っていたんです。
しかし始まってみると...
全編を通して素晴らしいゼロ戦の戦闘シーンがありました。
最近の映像技術の進歩はめざましい。
まさに見ている自分もゼロ戦に乗っているかのような気分にさせられました。
操縦席の上から敵機が飛んでいるシーン。
操縦かんを辛く握るしか無い状況。
もう体が固まって呼吸するのも忘れていました。
今まで戦闘機が出てくる映画はいくつもあったのに
どうして『永遠の0』はこんなに引きつけられたのか?
考えてみました。
たぶんそれは実際にゼロ戦は実在して自分のすぐ近くのご先祖様が乗っていたからだと思います。
しかも「十死零生」。特攻は最初からまず助かりません。
さらに敵にダメージを与えることさえできない場合がほとんど。
こんな悲惨な現実が『永遠の0』を他のそのような戦闘機映画とはまったく違って
ものすごいリアリティを見ている日本人に感じることができたんだと思います。
これはぜひ映画館で見てください。
「今忙しいから後でレンタル開始した時に借りるよ。
自分の自由な時に見れるし、安いし、家でカールでも食べながら横になって見たいし。」
なんて考えている方もいるかもしれません。
そんな映画ではありません。
『永遠の0』は映画館で見ないと本当にもったいない映画です。
主人公の宮部久蔵を演じた岡田准一さんもすばらしかった。
話の展開が変わるごとに現れたその表情に主人公の心の中を鑑みることができました。
他の役者さんだったらこんなに素晴らしい作品にはならなかったでしょう。
でも最後のシーンでもうだめでした。恥ずかしいけど、涙がポロポロ出てきちゃった。
喋れない。喋ると泣き声になってしまう。
なので映画館に行くときはハンカチを忘れずにお持ちくださいませ。
是非、原作か漫画も
原作、漫画は読んだ後で見ました。
主演はジャニーズという事を忘れるほどの熱演で、
CG等もかなり頑張っていたと思います。
ただ、ストーリー的には全体的にテンポが悪くなってしまった感じがします。
そして、注目新聞批判(恐らく朝日新聞)が消滅し、代わりに合コンで軽く触れただけになったのは残念でした。
朝日新聞が制作委員会に入ったからでしょうか?
原作及び漫画には高山という新聞記者が登場し、特攻隊を「洗脳された愛国主義者による自爆テロ」と元特攻隊を煽ります。
そしてその元特攻隊のおじいさんは、記者に対して心からの叫びを浴びせます。
正直、漫画でも小説でもこのシーンが一番心に残り、原作者が一番言いたい事じゃないのか? と思っただけに、全カットは残念でした。
この映画を楽しめた方は、是非とも原作小説または漫画版を読んで見るといいかもしれません。
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