劇場公開日 2013年12月21日

「よかったけど違和感あるシーンも、、」永遠の0 pecochan_Xさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5よかったけど違和感あるシーンも、、

2014年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

プライベートライアンのようなリアルな戦闘シーンはないけれど、戦争の悲惨さや、命の大切さは伝わってきました。
VFXも素晴らしく全く違和感ありません。最新の技術があればこそ完成した映画だなーって思います。空母赤城、零戦もさることながらアメリカ機のP38ライトニングなど相当精密に再現されていてシビレました。
パールハーバーからミッドウェイ、ガナルカナル、ラバウルなど歴史の勉強にもなりました。 宮部のようにもっと冷静に戦局を読みもっと人を大切に考えていたら勝利していた戦闘もあったのでは、?なんておもいました。
どーしても一つだけ違和感を感じたのは三浦春馬の合コンのシーンです。特攻隊がテロか、云々なんてあの短いシーンですましてしまうなんて、荒っぽい演出すぎると、、まあ当時のマスコミ、報道、その後の歴史教育など、いろいろ問題ありなのではとあのシーンで感じられたのでそれはそれで良かったのかもしれませんが。
それと宮部の妻が戦後最低の暮らしをしてるって設定ならば
もっと痩せこけてもっとぼろぼろの暮らしをリアルに役作り、表現してほしかったです。

全体的には良く出来た映画だと思うし、原作を大きく外していないと思います。これからの平成世代にも戦争を語り継ぐきっかけにもなっていい事だと思いました。

pecochan_X