「2時間の映画では、伝えきれない!」永遠の0 うさぎさんの映画レビュー(感想・評価)
2時間の映画では、伝えきれない!
宮部久蔵は、なぜ特攻で死んだのか?
なぜ臆病者と呼ばれ続けたのか?
孫の健太郎は、
真実を解き明かすべく、
久蔵の戦友たちと会い、
取材を重ねていく。
家族を思う気持ち…
教え子を特攻へ送り出す辛さ…
日本軍の人を人とは思わない戦略と言動…
戦時中と現代を
クロスオーバーする中で、
当時の久蔵の気持ちに思いを馳せ、
幾度となく、涙する。
最初と最後の戦闘では、
特攻という、生きては戻れない死地、
であることを抜きにしても、
迫力満点のシーンに仕上がっている。
百田尚樹原作の長編小説を読み、
ドラマ版も映画版も見ると、
やはり、2時間程度の映画では、
この小説で伝えたかったことは、
伝えきれない!
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