劇場公開日 2013年12月21日

「2時間の映画では、伝えきれない!」永遠の0 うさぎさんの映画レビュー(感想・評価)

4.02時間の映画では、伝えきれない!

2020年5月6日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

悲しい

宮部久蔵は、なぜ特攻で死んだのか?
なぜ臆病者と呼ばれ続けたのか?

孫の健太郎は、
真実を解き明かすべく、
久蔵の戦友たちと会い、
取材を重ねていく。

家族を思う気持ち…
教え子を特攻へ送り出す辛さ…
日本軍の人を人とは思わない戦略と言動…

戦時中と現代を
クロスオーバーする中で、
当時の久蔵の気持ちに思いを馳せ、
幾度となく、涙する。

最初と最後の戦闘では、
特攻という、生きては戻れない死地、
であることを抜きにしても、
迫力満点のシーンに仕上がっている。

百田尚樹原作の長編小説を読み、
ドラマ版も映画版も見ると、
やはり、2時間程度の映画では、
この小説で伝えたかったことは、
伝えきれない!

うさぎ