「享年26歳の重み。27にもなって俺は弱すぎる」永遠の0 ヨコタス@名作探検家さんの映画レビュー(感想・評価)
享年26歳の重み。27にもなって俺は弱すぎる
映画評価:65点
終戦70年目という事で改めて観ました。
日本の勝利より自身の命(家族の幸せ)を優先しようとした一人の勇者にスポットを当てた作品
当時の日本では自由思想は許されず、大日本帝国のために命を捧げることが正義だとされていた。
そんな時代に自身の命を優先させる人間が生きていくには、あまりにも厳しいものがあったろう。
周りと違う思想と行動は生きている間に敵を作る、そして蔑まれ、バカにされ、卑下される。だが死後勇者となるのだ。
彼のおかげで何人かの命が救われ、その救われた人が新しい命を繋いでいく。
この命の行方を通して孫達も変わっていった気がした。弁護士なんて儲けてなんぼといっていた春馬も最後の方では変わっていたと思う。
この作品を通して、私自身も大切なものを実感できた気がする。
【2015.8.7鑑賞】
コメントする