キャプテン・フィリップスのレビュー・感想・評価
全135件中、101~120件目を表示
きっちり仕事をした俳優陣とスタッフによる映画
トム・ハンクスを前面に押し出した広告ですが、
実際、周囲の役者さんたちもすばらしかったです。
乗組員、海賊役の人たち、米海軍の兵士、
それぞれが、それぞれの仕事(=演技)をきっちりしました、
という印象です。
もちろん、トム・ハンクスは相変わらずハズさない演技。
無駄のないストーリー運びと映像は、グリーングラス監督っぽいなあと思いました。(そんなに詳しくないのですが、過去の作品の印象で)
実話がベースということなので、全体的に過度な演出にならないよう
気配りされたのでしょうか。
そういう中でも、スピード感のある話の展開で、
中だるみもなく、最後まで惹き付けられる映画を見ることができ、
私としては大満足の作品でした。
海賊という暴力に訴える行為は許されることではないと思いますが、
事実から学ぶためにも、その後ろにあるさまざまな事情、
背景にも目を向ける必要があるのだろうなと思いました。
う~ん・・・
作品のテーマはよかったんだけど、エンターテインメントに終始してしまって残念に思えました。
トム・ハンクスの船長の演技も確かによかった。なんとか助かってほしい。でも劇終盤になるにしたがって、ソマリア人の海賊さんたちを応援してしまった自分がいた。
早く逃げて陸にあがり、船長を解放してあげて!アメリカ軍から早く逃げろ!
そんな感じです。でも、結末は・・・。
暴力にはそれを凌駕する軍事力で制裁を加える、それが正義だ。
この作品はそれを言いたかったのか。
いや、そんなんじゃないはず。
ソマリア側の事情があまりにも描写不足、一方的かつ表面的すぎて、自称「世界の警察アメリカ」映画になってしまっていた。
アカデミー賞は主演男優のみノミネートで願いたいと思う。
実力のある監督の力通りの作品
ここまできて降参できない
息をつかせぬ緊張感。
しっかり退屈させない。
最後まで目が離せない
最高スタッフ・キャストが集結で、見応え充分でした!このハラハラドキドキは映画館で!
さぁ、映画フリークの人達にとっては1年で最高のシーズン、お正月映画の公開の季節が到来しましたね。
そして、派手なハリウッド超大作が目白押しになる季節、1本は先ず、ハリウッドのビックな映画を観てみたいものです。
そこで、最高に面白い作品と言えば、この「キャプテンフィリップ」でしょうね!
この映画は、2009年にソマリア海域で実際に起きた恐い事件が原作になっている。
現実には、この映画の何倍も恐かっただろうと思いますが、トム・ハンクス演じる船長が20人に及ぶ乗組員の生命を、船を占拠したテロから護る為に、船上と言う限られた条件の空間で、可能な限りの手を尽くして、4人の海賊と最初は言っていたこの犯人達と、対決をしていくその、プロセスが見物です。
この映画のファーストシーンもとても印象的なシーンでしたし、ラストシーンでは、すっかり、トム・ハンクス演じるキャプテンの姿に完全ノックアウト状態になってしまいました。
上映時間の関係から、私はアイマックスでこの作品を観ましたが、これが、また正解でしたね。
やっぱり、船の中で繰り広げられる事件の迫力は絶対に大きなスクリーンで観るに限ると実感しました。
この何故か、凄く英語が達者な4人の犯人一味との緊迫した交渉が何と言っても、この作品の見所ですが、この犯人達も決して、好きでこんな事件を犯しているのではないと言う哀しい現実が見えてくる。
世界中には、未だ未だ貧しく、その日の生活がやっとで、食事も満足に出来ない人々が多数いると言う現実が付き付けられます。
特に年末は、クリスマスやお正月で楽しい気分を満喫出来る時なので、ついついこのような世界の不均衡な現実は忘れがちになってしまいます。
だけれども、こうして日本に生れて暮らす事が出来ると言う現実が、世界へ目を向けるとどれだけ幸福な事で、幸せな暮らしを送らせて頂けている事は幸運な事であり、希有な生活な事で、幸せなのだと言う現実を見せ付けられて胸の痛くなる映画でした。
この武装犯人4人の中に、14~5歳位の少年が一緒になっています。
映画の最期は、涙でスクリーンが見えなくなる程、号泣してしまい、自分でもまさかと驚いたけれど、是非貴方も、この感動を是非大きな画面の映画館で、確かめて下さいね。
最期に、手前味噌な、宣伝で申し訳ありませんが、最近皆様の御蔭様で私のレビューアクセス数が伸びて来たので、YUOTUBEで「リュウとぴあんの火曜の夜は映画をチェック」と言う動画で映画紹介を始めました。是非お時間がある時は、動画もチェックしてみて下さいね、宜しくお願い致します。お正月、もっともっと楽しい映画が一杯有りそうですから、是非この季節、映画を観て充実した、楽しい生活を送りましょう!
感動
見てよかった
トム・ハンクスの演技が凄すぎる!
生き死にギリギリの綱渡りサバイバル
はー疲れた。
いやはや観てるだけでここまでの疲労感を味わうとは。
常に銃口を頭に突き付けられ、いつ引き金を引かれてもおかしくない状態がずっと続く、まさに生き地獄ってやつですよ。
緊迫感だけで構成された様な映画というか、緊迫感しかないというか。いや本当、疲れました。
主人公のフィリップス船長にまるで寄り添うかの様に、カメラが彼を追い、彼を捉え、彼を突き離し、また接近し、また寄り添う。その時その時の彼のコンディションを淡々と映し出してくるので、もうその臨場感から伝わって来る切迫感逼迫感たるや息の詰まる思いです。
まあ実話ベースの話だから、結末は分かっているつもりなんです。でも、この緊張感を延々と強いられれば一体どっちに転ぶんだ?と段々不安になってくるというか。
彼を捉えた海賊チームの誰か一人でもトチ狂えば、即ジ・エンドという危機的すぎる状況。
ラスト近くのいよいよもう駄目だ!て時の船長の叫び声にこちらも胸が詰まりまくってね。当事者じゃないけど自分も覚悟を決めちゃうみたいな。
ランタイム134分間、まさに観てるこっちも全力で走り抜けた感じというか。
圧巻です。
本物の海賊がここに。
面白くて興味を抱かせる
全135件中、101~120件目を表示