キャプテン・フィリップスのレビュー・感想・評価
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きっちり仕事をした俳優陣とスタッフによる映画
トム・ハンクスを前面に押し出した広告ですが、 実際、周囲の役者さんたちもすばらしかったです。 乗組員、海賊役の人たち、米海軍の兵士、 それぞれが、それぞれの仕事(=演技)をきっちりしました、 という印象です。 もちろん、トム・ハンクスは相変わらずハズさない演技。 無駄のないストーリー運びと映像は、グリーングラス監督っぽいなあと思いました。(そんなに詳しくないのですが、過去の作品の印象で) 実話がベースということなので、全体的に過度な演出にならないよう 気配りされたのでしょうか。 そういう中でも、スピード感のある話の展開で、 中だるみもなく、最後まで惹き付けられる映画を見ることができ、 私としては大満足の作品でした。 海賊という暴力に訴える行為は許されることではないと思いますが、 事実から学ぶためにも、その後ろにあるさまざまな事情、 背景にも目を向ける必要があるのだろうなと思いました。
う~ん・・・
作品のテーマはよかったんだけど、エンターテインメントに終始してしまって残念に思えました。 トム・ハンクスの船長の演技も確かによかった。なんとか助かってほしい。でも劇終盤になるにしたがって、ソマリア人の海賊さんたちを応援してしまった自分がいた。 早く逃げて陸にあがり、船長を解放してあげて!アメリカ軍から早く逃げろ! そんな感じです。でも、結末は・・・。 暴力にはそれを凌駕する軍事力で制裁を加える、それが正義だ。 この作品はそれを言いたかったのか。 いや、そんなんじゃないはず。 ソマリア側の事情があまりにも描写不足、一方的かつ表面的すぎて、自称「世界の警察アメリカ」映画になってしまっていた。 アカデミー賞は主演男優のみノミネートで願いたいと思う。
実力のある監督の力通りの作品
面白いとの前評判が高かったので期待して観に行きましたが、期待以上の作品でした この手のジャンルでは満点でいいと思います ボーンシリーズやユナイテッド93のPグリーングラス監督という事で、今後、この監督の作品は全部観に行こうと誓いました 緊張感を2時間以上持続させる演出力は見事の一言で、ラストまで一気に駆け抜けるエネルギーの塊のような作品です そういう意味で、観終わった後は疲労感を感じるかも
ここまできて降参できない
アメリカの交渉はお互いに歩み寄って着地点を見出すのではない。時間稼ぎをして、その間に現状把握・分析・対策を考える。テロリストや海賊の身代金要求には絶対応じない。たとえ人質の命が奪われようとも。それはアメリカ国家として許されないのだ。交渉で思い出すのはTPP。人命をかけて交渉をしているような国と平和国家日本の官僚が交渉して勝てるわけがない。日本にも小さな利益はあるかもしれないが、大きな利益はアメリカが持っていくだろう。
息をつかせぬ緊張感。
最初から最後まで息をつかせぬ緊張感。 あっという間にエンディング。 それだけこの映画、映像のテンポが良いということなのでしょう。 圧巻は出演者の演技。 特にラストのトム・ハンクスは素晴らしい! グリーンマイルを完全に越えたと思える瞬間。 今年観た映画のベスト3に入ります。
しっかり退屈させない。
序盤にフィリップ船長の言葉に、「安価でスピードを求め、、就業難」の様な台詞が彼も先の見えない現実に生きている事に心を打ちました、、、実話に基づいた映画ですが、、しっかりトムハンクスは忠実になぞっている様に観えます。 ただ、、ソマリアの海賊のたちも映画上では、もともと漁師という設定、漁師だけでは食べて行けない現実もあり、略奪行為は、確かに犯罪ですが、そんな無理を承知で生きている彼ら生き様もこの映画で垣間みる事が出来ると思います。
最後まで目が離せない
2009年4月にソマリア海域で起きた事件を元に制作されており、リアリティーを出すため、本物の海賊、海軍、seals、母艦を使ってます。 トムハンクの演技も素晴らしく、最初から最後まで目が離せない内容でした。 自分のなかで今年1、2を争う最高の映画でした。
最高スタッフ・キャストが集結で、見応え充分でした!このハラハラドキドキは映画館で!
さぁ、映画フリークの人達にとっては1年で最高のシーズン、お正月映画の公開の季節が到来しましたね。 そして、派手なハリウッド超大作が目白押しになる季節、1本は先ず、ハリウッドのビックな映画を観てみたいものです。 そこで、最高に面白い作品と言えば、この「キャプテンフィリップ」でしょうね! この映画は、2009年にソマリア海域で実際に起きた恐い事件が原作になっている。 現実には、この映画の何倍も恐かっただろうと思いますが、トム・ハンクス演じる船長が20人に及ぶ乗組員の生命を、船を占拠したテロから護る為に、船上と言う限られた条件の空間で、可能な限りの手を尽くして、4人の海賊と最初は言っていたこの犯人達と、対決をしていくその、プロセスが見物です。 この映画のファーストシーンもとても印象的なシーンでしたし、ラストシーンでは、すっかり、トム・ハンクス演じるキャプテンの姿に完全ノックアウト状態になってしまいました。 上映時間の関係から、私はアイマックスでこの作品を観ましたが、これが、また正解でしたね。 やっぱり、船の中で繰り広げられる事件の迫力は絶対に大きなスクリーンで観るに限ると実感しました。 この何故か、凄く英語が達者な4人の犯人一味との緊迫した交渉が何と言っても、この作品の見所ですが、この犯人達も決して、好きでこんな事件を犯しているのではないと言う哀しい現実が見えてくる。 世界中には、未だ未だ貧しく、その日の生活がやっとで、食事も満足に出来ない人々が多数いると言う現実が付き付けられます。 特に年末は、クリスマスやお正月で楽しい気分を満喫出来る時なので、ついついこのような世界の不均衡な現実は忘れがちになってしまいます。 だけれども、こうして日本に生れて暮らす事が出来ると言う現実が、世界へ目を向けるとどれだけ幸福な事で、幸せな暮らしを送らせて頂けている事は幸運な事であり、希有な生活な事で、幸せなのだと言う現実を見せ付けられて胸の痛くなる映画でした。 この武装犯人4人の中に、14~5歳位の少年が一緒になっています。 映画の最期は、涙でスクリーンが見えなくなる程、号泣してしまい、自分でもまさかと驚いたけれど、是非貴方も、この感動を是非大きな画面の映画館で、確かめて下さいね。 最期に、手前味噌な、宣伝で申し訳ありませんが、最近皆様の御蔭様で私のレビューアクセス数が伸びて来たので、YUOTUBEで「リュウとぴあんの火曜の夜は映画をチェック」と言う動画で映画紹介を始めました。是非お時間がある時は、動画もチェックしてみて下さいね、宜しくお願い致します。お正月、もっともっと楽しい映画が一杯有りそうですから、是非この季節、映画を観て充実した、楽しい生活を送りましょう!
トムハンクスの演技が凄い
実際に起きた出来事を題材にした映画。ただただトムハンクスが凄い。トムハンクスの演技が最大限に生きた映画。他の役者は名の通ったものではないのがまた良かった。海賊の演技もリアリティがあって迫力を感じた。
感動
はじめ行きなり展開が始まりどうかなーって思ってたんですが展開が進むにつれストーリーに引き込まれフィップスが無事生還した時自分のことのように家族の気持ちのように泣いてしまいました。 しかもこれがフィクションではなく事実で何件も海賊に襲われる形跡があることを知り日本は平和だなと思いました。 本当によかった!
見てよかった
特にマークしていた映画ではなかったけど、見てよかった。 ソマリアの海賊事件を描いている。 船長の「愛」を感じた映画だった。 たった一人の船長を救出するためにあれだけの軍隊を投入出来るんだとなにか日本のことと比べて悲しい思いをした。 最後まで息を抜けない迫力はやはり真実に基づいているからだろう。
トム・ハンクスの演技が凄すぎる!
大好きな実話系の映画。 普通の貨物船がソマリアの海賊に襲われる映画で、実話として受け止められる映画なんだけど、最後のトム・ハンクスに血がつくシーンからの演技は圧巻!正直演じてるとは思えず、喜び、恐怖、安堵、不安など様々な感情が入り混じってるのが見てるだけで伝わってきました。 これはかなり良い映画♪オススメできます!
生き死にギリギリの綱渡りサバイバル
はー疲れた。 いやはや観てるだけでここまでの疲労感を味わうとは。 常に銃口を頭に突き付けられ、いつ引き金を引かれてもおかしくない状態がずっと続く、まさに生き地獄ってやつですよ。 緊迫感だけで構成された様な映画というか、緊迫感しかないというか。いや本当、疲れました。 主人公のフィリップス船長にまるで寄り添うかの様に、カメラが彼を追い、彼を捉え、彼を突き離し、また接近し、また寄り添う。その時その時の彼のコンディションを淡々と映し出してくるので、もうその臨場感から伝わって来る切迫感逼迫感たるや息の詰まる思いです。 まあ実話ベースの話だから、結末は分かっているつもりなんです。でも、この緊張感を延々と強いられれば一体どっちに転ぶんだ?と段々不安になってくるというか。 彼を捉えた海賊チームの誰か一人でもトチ狂えば、即ジ・エンドという危機的すぎる状況。 ラスト近くのいよいよもう駄目だ!て時の船長の叫び声にこちらも胸が詰まりまくってね。当事者じゃないけど自分も覚悟を決めちゃうみたいな。 ランタイム134分間、まさに観てるこっちも全力で走り抜けた感じというか。 圧巻です。
本物の海賊がここに。
ほんの3,4年前の実話が早くも映画に。。 リアリティを全面に押し出した演出で、一見地味ながらも大きな緊張感を生んでいる。 トム・ハンクスの演技も勿論だけど、海賊側の演技が素晴らしい! セリフも説明臭くなく、英雄的でもなければ教条的でもない。私は一緒に鑑賞した友人と感想が全くの逆であった。私はどうも海賊側に感情移入していたようだ。 ダラダラ役者に事件の感想や説教臭いセリフを言わせない事で、諸所受け取る感想が鑑賞者によって異なる、幅を持たせた良い作品だと思います。 一つ気になったのは日本語字幕の意訳に違和感を持ってしまう事か。
面白くて興味を抱かせる
今まであまり関心の無かったソマリアの海賊についてはもちろん、ソマリアの歴史から社会情勢まで調べたくなるくらい作品に引き込まれました。 これまで以上にソマリアが怖くなりました… トムハンクスの演技も素晴らしいの一言なのですが海賊役の俳優さんの演技が凄かったです。 最初から最後まで本当にハラハラで絶対にお勧めです。 それにしてもアメリカ軍隊の頼もしさと言うか安心感は凄いですね!
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