キャプテン・フィリップスのレビュー・感想・評価
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かけ引きが面白い映画
タイトルからキャプテン・アメリカ関連か?と思いきや、どっこい貨物船が海賊に襲われる話です。しかも見た後でドンヨリしてしまう重たいテーマ。なんとなくシティ・オブ・ゴッドを連想しました。アメリカの正義が“偽善”である事を暗示していて、なかなか見応えのある作品でした。
ソマリアの海賊を演じていた4人の演技が素晴らしい!また、トムハンクスはキャストアウェイといい、遭難するのが好きだね〜(笑)
理想の上司w
善悪の問題ではない
救命ボートは日本製
字幕で予約したはずが…
外航船経験者の一言
海上生活つまり外国往来の船員さんを長く生業としていた経験が、返って仇となったようで、この種の海を舞台とした映画は、現場を知るものからすれば嘘が多く、悪い意味で大げさで結果、鑑賞しないようにしてました。が、某新聞の批評が好印象であったのと、韓国でのフェリーボート(ボートは必ずしも小型船を意味しない、念の為)の大事故が契機となって遅ればせながら鑑賞しました。
レーダー画像とか他局との交信風景に実際とはかなり離れた難点は有りましたが、それをカバーする程のストーリー展開でした。しかも事実に即して(当然、映画的脚色があるでしょうが、、)作成されたとのことで、これは驚きでした。放水銃で海賊の侵入を防ぐシーンは、私も経験しており胸が締め付けられる思いでした。船員には戦う武器が全く無いのです。全体として現場を良く描けた映画だと思います。冷静だった船長が最後になってある種の精神錯乱状態に陥ったところなぞ、そうだろう、解る解ると慰めたい気持ちでスクリーンを睨んでおりました。
終盤の緊迫感がすごい
ソマリアの現実が怖い。
最優秀作品賞願う
キャプテンフィリップス
さすがトム・ハンクス
トム・ハンクスの演技が上手すぎて、まるで自分も船の上にいるかのような臨場感に最初から最後まで手に汗を握った映画でした。 リアル感を出すために、ソマリア人海賊のキャストと、貨物船のキャストは映画の撮影本番まで顔を合わせなかったそうです。そのリアル感、すごーーーくよく出ていました。ソマリアの海賊船の実態について何も知らなかったので、勉強になる、考えさせる映画でもありました。あと、映画を通して活躍するアメリカ海軍のすごいいい宣伝になってるなーともて思いました。
終了間際に見たが…
この映画を終了間際で見ました。
事実に基づいたソマリア沖の年少者による海賊行為ですが、ソマリア沖の海域が非武装の民間船を襲う如何に危険な海域か改めて考えさせられました。
そこへ軍艦が現れないと太刀打ち出来ない。従って重要な民間船は各国軍艦の護衛が必要になって来る。
これを考えるとこの映画の公開前後に突然中国がADIZを設定したことに合衆国が異論を突きつけてきた事と何かと連想させます。
空の危険地帯と言う事でしょうか?
中国に対して日本の民航機が飛行計画書を断じて提出しない。となるとこの中国の主張するADIZが、日本の民間機に接近し海賊まがいに中国の領空に強制着陸させようとする行為があれば、JASDFはF-15をスクランブルせざるを得ないでしょう。
ここで交戦が始まれば、戦争の発端になる危険性が高いかも。さらに米軍が参戦すればどうなるか…と。
ラストは震えましたΣ(゚д゚lll)
半端ねえ!
全編通して物凄い緊迫感に包まれた作品でした。
おかげで、見終わってドッと疲れが出てしまいましたよ・・・。
それにしても、実話ベースである程度結末が分かっているはずのに、最初から最後までずっと緊張感を持続させるのですから・・・これはお見事としか言い様がなかったですね!
しかも、あぁ~これはアメリカ万歳パターンだなと思わせといて、心にグッと来る秀逸なラストを持ってくる辺り本当に心憎い。
さすがはポール・グリーングラス監督、そしてそれに応えたトム・ハンクスもまさしく賞賛に値する演技でした。
それから何と言っても特筆すべきは、ソマリア海賊側の描き方でしょう。
ただの勧善懲悪物にせず、皆一人の人間として描いていた、そこがこの映画が評価される最大の理由だったと思いました。
何故彼らは海賊にならなければいけなかったのか、彼らの人生を考えてしまうと、やりきれない気持ちで一杯になってしまいましたよ・・・。
それにしても、ソマリア海賊を演じた方々の演技力は凄まじいものがありましたね。
まあ単純にフィリップス船長と貨物船VSソマリア海賊の攻防だけでも面白かったですし、やりきれない現実を描いた社会派的な側面を見ても見応えたっぷりでしたし、とにかく質の高い映画を見たなと・・・一映画ファンとして、満足感で一杯になりました。
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