「アクションを楽しめ。」エリジウム じきょうさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションを楽しめ。
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ザ・シネマで視聴。
ま、そうだろうと思ったが、予告編のアクション満載感は良しとしよう。アクション好きだし。暴れまわっている感が楽しい。
割と早い段階で、デストピアの構成とオチまで予想できる。
でも、いろんな意味でご都合主義なのは否めないな。
放射線障害で瀕死のマット君は、めっちゃ暴れ回る。
元カノですらない幼なじみの、誰ともしれない娘のために命を投げ出す。
エリジウムにある、ほぼ万能の医療機械。生きてさえいれば秒で治してくれる。ガンツもビックリ。手榴弾で顔ごとふっとばされていてもきれいに治る。白血病も全身骨折もあっという間。ナノマシンでも使うのかなあ?
もともと犯罪者集団なのに、いつの間にかレジスタンスになっている。
警察はおらず、市民と呼ばれるエリジウムの特権階級のみを守るドロイド軍団(人間よりもたちが悪い)
出てくるキャストの全体的に、動機が弱く、悪役もヒーローもなんでこんなことしてるのと思うことしばしば。1番納得の行く動機はシャールト・コプリー演じる敵のエージェントだという(笑)
説明不足をアクションで補っているということだと思う。
とはいえ、せっかくのアクションを満喫するなら映画館で見るべき。
テレビで見ればこんなことが気になりすぎる。
いいじゃん、どうせ、ハリウッドのアクション映画なんだから。愉しめばいいのさ。実質的にただで見てるから気になるのさ。お金払って観たら、プラシーボ効果で満足できるはず。そういう映画。
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