スリープレス・ナイト(2011)のレビュー・感想・評価
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まるで「渇き」のような。あ、こっちが先か
発表順であれば、こちらの作品が先に制作されているので、何の繋がりもあるはずもないのですが、どうしても先日観た「乾き」を思い出してしまいます。
ノワール・アクションと銘打ってありますが、根本的に主人公に感情移入できるかどうかで、その映画の魅力は大きく左右されます。
その点、本作も、「乾き」も主人公の悪徳刑事(元)は、その行動原理からして共感できない、自業自得型、破滅型の行動を繰り返します。
その影響は家族に及び、家庭生活は破綻し、尻拭いの人生を歩んでいく。
しかも映画の中で語られるストーリーの薄っぺら加減ときたら…
麻薬をくすねた刑事が、子供をさらわれ、助け出す。
途中、紆余曲折あるものの、それだけです。
アクションシーンも中途半端にリアルだったり、そうでなかったり。
キッチンでの格闘シーンは、キッチンで働いたことのある人間ならアホらしくて見ていられないレベルです。
どうしてわざわざ、テーブルの上に乗ったり、キッチンツールを使って格闘する必要があるのか。
戦闘経験がある人も、その格闘術に呆れたのではないかと思います。
実戦はああならない。
2014.7.27
すごくよかった
アメリカ版リメイクを先に見たので、筋がわかっていてもそれでもとても面白かった。違いを比べるのも楽しかった。アメリカ版よりスケールが小さくて、小さいなりのよさがあった。特に主人公や息子が困り果てているのに、楽しく踊り狂っているクラバーとの対比がよかった。ギャングの親分はアメリカ版より人情味と人間味があった。
スリープレス・ナイト
若干の、{アレ?}とか{どうして?}が、無い訳ではないが、とにかくノンストップで突き進む、単純な話が、思わぬ方向へ転がって行き・・・息もつかせぬ・・・てこういう事だ。
面白かった>
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