「白人の黒歴史をタランティーノがドス黒く塗る!」ジャンゴ 繋がれざる者 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
白人の黒歴史をタランティーノがドス黒く塗る!
C・ヴァルツ演じるドクター・シュルツが全ての場面を掻っ攫う。
善でもあり悪でもある奇妙な存在感に死ぬ間際、頭の線が切れた演技を見せるC・ヴァルツには敵わない。
「RAY/レイ」の夫婦役がそのまま本作でも夫婦役でタランティーノが狙ったのか偶然か?
奥さんを救う為の目的をディカプリオにバレる理由が曖昧でイマイチ腑に落ちないがS・L・ジャクソンの姑息な嫌味ったらしい感じは良い。
銃撃戦などの派手な見せ場は終盤に凝縮されている感じで会話での心理戦がC・ヴァルツの存在ありきで緊張感を保てていると思う。
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