ラヴレースのレビュー・感想・評価
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なかなか重い作品でした
序盤はあまり面白くないかもと思いながら観ていましたが、途中から観入ってしまいました
主人公のリンダがほんともう可哀想
大人だし自分が選んだ事とはいえ、あんなひどい目にあってそこから逃げ出す事もできず
夫のクズっぷりもすごいけど、あのお母さんはほんとひどい
そもそもリンダがあんな男と結婚する事になったのは、厳しく自由のない家から出たかったのがあるように思います
泣いてお願いするリンダにあの言葉、あのシーンがこの作品の中で一番辛かったかも
観終わって少しホッとするように思えたけど、やはり心の中には重いものが残る作品でした
なかなか重い作品でした
正に激動の物語
出演した一本のポルノムービーで、大スターになったサクセスストーリー。
ではなく、酷い男と出会ってしまった事で一転した、波乱の人生を切り取った作品。
主役のラヴレースはブロンド美女のアマンダ・セイフライドが田舎娘を見事に演じています。
夫チャックの変貌していく様が丁寧に描かれており、それが観ている側は嫌な気分が長く続くんですよ。
そんな胸糞な中、一際残酷に刺さるのが母親でしょう。
少ない出番なのに、娘を絶望させるに十分な事をしてのけます。
変貌した夫とその暴力、騙された愛、助けを求める手を払い除ける母。
栄光と挫折の末にやっと自身を見つけ、そしてやっと触れられた家族の愛。
エンドロールで知るその後の半生も、また緩やかでないように見えました。
一人の女性の、正に激動の物語でした。
観賞後、元となった「ディープスロート」が少し気になり、年末割引サービスもあってレンタルで観てみました。
それがまた劇中劇そのままで、飛ばし飛ばしだったけど辛かったです。
何故これが空前の大ヒット?これもまた時代なのでしょうね。
最後まで観るべき。
夫のDVにもう悩まないで!
ポルノスターになる、人気絶頂の話だとばかり思っていました。
でも実際は、夫のDVに悩み苦しんでいる女性の姿を描いた作品だったみたいです。
出会った頃は、とても素敵な優しい男性で彼女も彼にゾッコンでした。
両親からも認められ、幸せな生活が待っているのかも思いきや、ポルノスターになれと夫から強要され、AV女優に…。
いつのまにか愛しているという言葉もなく、お金を稼ぐ道具として彼女を追い詰めていった男。
日々痛めつけられる彼の暴力に、観ているこっちが悲しくなりました。
彼女の必死な訴えにより、苦しめられていることを世に知らしめることが出来ました。
きっと実際は、もっと多くの女性が夫の暴力に苦しめられながらも、声をあげられなかったのではないでしょうか…。
彼女は訴え、世間から事実を知ってもらえただけでも良かったと思います。
これ以上、暴力で苦しめられる女性が減ってくれることを願うばかりです。
3.3
色々な見方があると思うけど、身勝手で理不尽な親や祖母の出てくる映画...
受動的
リンダ・ラヴレースの半生は同情的ではあるが…
1970年代、ポルノ映画「ディープ・スロート」に主演して一世風靡し、セックス革命の体現者と言われたポルノ女優、リンダ・ラヴレースの半生を描いた伝記ドラマ。
「ディープ・スロート」もリンダ・ラヴレースの事も全く知らず。
リンダの事は映画で描かれるからいいとして、「ディープ・スロート」についてまず調べてみた。
喉の奥に性感帯がある女を主役にした話で、ポルノ映画としては社会現象になるほどの大ヒット。
累計興行収入は(真意のほどがあるらしいが)、6億ドル。これは「タイタニック」と同等。スゲェ…。
尚、タイトルの意味は、フ○ラチオの事だとか。それもある意味スゲェ…。
さて、映画の方は、70年代のポルノ業界を描いた「ブギーナイツ」のようなもっとポップな感じと思いきや、意外と真面目。
厳格なカトリックの家庭に縛られうんざりしていたリンダは、自由奔放なチャックと出会い、解放される。
彼との関係で性の悦びに目覚めたリンダは、やがてポルノ女優として人気者になる。
ジャンルはどうあれ、普通の女の子が華やかな座へ。
アメリカン・ドリームもしくはサクセス・ストーリー的ではあるが、これはあくまで“光”の部分。
中盤からは、その“光”と表裏一体の“陰”の部分が描かれていく。
運命的に出会い結婚したチャックだったが、とんでもない最低の男。
DV、借金。
ポルノ映画出演も夫によって無理矢理に。
金や仕事を得る為だったら妻を他の男に抱かせ、時には銃で脅し…。
あの時もこの時も、華やかなその裏では、人知れず夫に苦しめられていた。
両親に助けを求めるが、ポルノ女優となった娘を拒絶。夫の元に帰れとまで言う。
リンダの苦悩はさらに深まる…。
リンダの半生は悲劇のヒロインのメロドラマ的。
しかし、どうも周りに流されがちで、はっきりとした意思が見えない。
夫に反発し、もうポルノには出ないとは言うものの、その断固とした決断力・行動力を感じられないのだ。
勿論リンダ・ラヴレースという一人の女性の波乱の人生には同情するが、あくまで映画の描き方の問題。
望まずしてポルノ女優となったリンダの不運を描きたかったのか、彼女の半生をただ紹介したかっただけなのか、反ポルノや反DVのメッセージを伝えたかったのか、何かこう、惹かれるものに欠けた。
作品に欠けたものを補ってくれたのが、言うまでもなく、リンダを演じたアマンダ・セイフライド。
人気女優の彼女がポルノ女優を演じるなんて下手すりゃ黒歴史になりかねないが、キュートな魅力と共に、ヌードや際どいシーンも披露。
伝記映画なので彼女のセクシーシーンが思いの外少なかったのは正直残念な所だが、本作の良き点はほとんどアマンダへ。
また、夫役のピーター・サースガードのダメっぷりも見事。その悲哀、時には彼こそ本作の真の主役ではないかと思えた。
しっかし、リンダの母親役がシャロン・ストーンとは気付かなかった!どっかのオバサンかと思った。
見てて思った事はやはり、「ディープ・スロート」がどんなものか一度見てみたい。
痛々しく辛い
カトリック信者の両親の厳格さにうんざりしていた21歳のリンダは、地...
カトリック信者の両親の厳格さにうんざりしていた21歳のリンダは、地元のバーを経営するチャック・トレイナーと付き合い、すぐに結婚。チャックによって性の快楽に目覚めていく。やがて売春容疑で逮捕され、保釈金や借金で行き詰ったチャックは、妻であるリンダをポルノ映画へ出演させてひと儲けしようと思い付き、リンダはポルノ映画「ディープ・スロート」に主演することに。たった7日間で撮影された同作は大ヒットを記録し、リンダは「プレイボーイ」編集長のヒュー・ヘフナーら著名人からも支持される「セックス革命のシンボル」として祭り上げられていくが……。
当時の質感で描かれた撮り方が良かった
時間軸の使い方も好きだが、
モザイク多すぎてイマイチ伝わってこないし、実話に基づいた波乱万丈の人生を描くには尺と説明が足らない
2015.1.1 DVD
宝くじ・・・
宝くじに当たって不幸になる人もいる。そんな話題をよく聞く。
70年代センセーショナルなポルノ映画で平凡な生活から一躍大スターになった「リンダ・ラブレース」。彼女の物語。
厳格な家庭に育ちチンピラみたいな男と結婚し、ポルノ業界へ。
しかし旦那は暴力と売春をスターになったリンダに強要する・・・
いろんなくだらない映画やエロ映画観たけど「ディープ・スロート」だけは観てない。
リンダ・ラブレースはレッド・ツェッペリンのコンサートにまでゲスト出演する大スターていうか時代のアイコンにまで上りつめた。
でも、幸せにはなれなかった・・・・
終盤のシーンは救いになるけど・・・
母親役のシャロン・ストーンは下手したら気がつかないかもしれない位の変わり様。地味。
もっと「ディープ・スロート」って映画が関わった「闇の部分」も観たかった。今でも危険なのか・・・
加害者女が被害者ヅラするクズ物語・・
何だろう?これ・・
俺は、アマンダちゃんが大好きで、彼女の作品はほぼ見てるけど・・
これは彼女のキャリアを汚す作品以外、何モノでも無いだろ?
黒歴史?いや・・やっぱりクズ物語だろな?
題材が悪いだけで、本作は映画として素晴らしい!(*脚本も編集も撮影も!)
素晴らしいから、何か余計に腹が立つ!!!
アンハサウェイも、一時期迷走した事が有った・・
クソ映画にも出てたし、汚れ役もした(有る意味で、レミゼラブルも汚れ役だった)。
だが、これ・・アマンダちゃんのキャリアに要用だったかな?
☆評価は・・
DVD100基準で(*^^)v
DVD買う度 ◎◎◎
モ1回見たい度 ◆◆◆◆
おすすめ度 (*オトコ向きでは無い!)
デートで見る度 (0!)
観た後の飲みたいお酒】
とにかく、胸糞悪いので何かしらお酒を!
ネタバレでは無いけど・・↓↓↓
最近、ほんとにこんな風に、自分で選んだ人生で、被害者ヅラする女性が多い。
・・俺、単純に男として、こんなのにムカつきます!!!
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