「大人の階段」ラヴレース "Auggie" Wrenさんの映画レビュー(感想・評価)
大人の階段
敬虔で保守的、厳格で生真面目。いやいや、そうでなくとも“我が娘を大事に思う(思い過ぎる?)”親御さん からすれば辛く、信じ難い話なのだろう。
sex の快楽と愛される事の喜びを欲する うぶな Linda の翻弄――もし御両親の頭が凝り固まってたなら、Linda の試練の克服に繋がらなかったと思うのだが、どうか?
此れ見よがしに自由翻弄なアタクシ(←自画自賛?)には思わず眼を背けたくなる話、耳を塞ぎたくなる話が続く。
そんな中、Linda の心が決して崩壊する事なく そして再生を諦めなかった姿勢に救われ、何より勇気付けられる!!
Chuck Traynor の情けなさに辟易と しながらも(苦笑)、timing に拠りゃあ いつでも何処でも自負自身が巻き込まれる可能性が あると云うのも覚えとかにゃあ ならぬ。
Paul Thomas Anderson 好きを自称する割には 2014年 初頭に初めて『ブギーナイツ』を観た私に とって、新たな大人の第一歩、か!!??
コメントする