「money fear respect」フリーランサー NY捜査線 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
money fear respect
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ロバート・デ・ニーロとフォレスト・ウィテカーがすげー!と感じた。とにかく警察の新人研修みたいな時期から闇の麻薬取引を牛耳ってることを打ち明け、集金に行かせたりする。「強気で行け」と言われたから、悪人相手にボコボコにしてしまうジョナス。全体的に気になったのは、とにかく警察のバッジを有効に使ってたこと。一般市民が見たら仰天シーンの連続。とくにクラブで3人殺したりと、ジョナスと同期の新人も無茶苦茶。そんな悪行も権力でもみ消しにできるほど腐敗した警察だった。
デ・ニーロは終始笑顔を浮かべ、「お前の親父とは相棒だった」と平気で言うが、やがて彼が親父を殺したんじゃないかと疑い始めるジョナス。しかし、自分は正義を貫くのかと思えば、悪行ぶりは相変わらず。いつもパトカーの中でラリってるフォレスト・ウィテカーほどじゃないが、「妊婦や子供にヤクを売るのは許せない」という一線だけは守り、ヤクや金を着服するのだ。やがて大ボスにも近づいて、父の死の真相を知ることとなる。
結局は復讐心だけで動いていたのかと残念だったが、最後には麻薬取締局に入って潜入捜査官をやる!などと言ってみせるジョナス。大丈夫か・・・おいおい。結局彼もまた腐敗しきった捜査官になるんだろうな。
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