The Cat ザ・キャットのレビュー・感想・評価
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ジャパニーズホラー制作するなら参考にしなさい。
↑もはや何度目なんだろうか。(笑)
猫を使ったホラーなんだけど、既に使い古されたネタだよなぁなんて思えたり。
それでもスゴイのが、飽きずに展開させている部分かな。
主人公の閉鎖恐怖症の設定が、まるで活かされていない部分は、かなり気にはなるが。
関心するのが、韓国ホラーって、最近見始めたんだけど、オチを付けて、物語を完結させてしまう部分。
なので、変にモヤモヤ感が残らない所か。
日本のホラーって、「まだまだ恐怖は終わらない。(続編制作出来る保険。)」的な終わらせ方させるのが多いけと、たまには、完全に話を終わらせる作品が必要になってきているんじゃないかな。
お隣さんの作品鑑賞して参考にしなさい。
昨日はスーパー猫の日だったのか・・・
原因は認知症の老婆の孫娘がボイラー室に閉じ込められ死んだことにあった。これはホラーなのか、閉所恐怖症を克服する女の子の物語なのか・・・とにかく怖くない。
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自宅にて鑑賞。韓国産、原題"고양이:죽음을 보는 두 개의 눈(猫:死を見る二つの眼)"。細部のツメが甘く、物語のディティールや背景等が滅茶苦茶な上、プロットの必然が感じられず、繋がりも悪いご都合主義のオンパレード。恐怖描写も新鮮味が無くワンパターン。不気味だからと“ビダン”を捨てる無責任な主人公“ソヨン”、地下鉄は無理なのに車やバスは乗れる閉所恐怖症。呪われた曰く附きの猫は一匹の方が良かったのではないか。後半は『仄暗い水の底から('01)』。動物好き、特に猫好きには正視に耐えられない一作。40/100点。
・エレベーターの監視映像や精神病院等、魅力的なガジェットも活かされておらず、伏線や物語の深みも感じられない。中途半端な恋愛描写を絡めたのはお国柄か。ほぼ思い付きの儘、流れて行く様な破綻したストーリーと感情移入出来無い登場人物達にただただ白けてしまった。
・鑑賞日:2013年6月27日(木)
後半で泣けた
「日本のホラーでいうと、化け猫が出てくるような話かなー」とぼんやりとした期待してて見てみましたが、思ったよりストーリーもキャラクターもよくできてて、最後まで面白かった!!
韓国の映画でよく描かれてる「人間のダークな部分」と、日本の古典的な恐怖(化け猫)を持ち合わせてます。
内容は、主人公の周りで猫を虐める人間が次々と閉鎖的な場所で怪死を遂げらるという不可解な事件が発生するという話です。
主人公であるペット店員のソヨンは、閉所恐怖症に悩まされています。
少女の霊ヒジンの姿がソヨンにしか見えないですが、少女の霊は死ぬ前に暗いところで閉じ込められて息絶えていたので、同じようなトラウマを抱く彼女に感情移入したのが、「視える」理由だったかもしれませんね。
少女の死の原因には無関係な人たちが次々と殺されてしまいますが、終末はハッピーエンドなので、安心して見れます!
ついに彼女の友人まで理容の練習で保健所から引き取った猫を実験台にしようとしたため、殺されてしまいます。
ソヨンが死んだ友人の元彼と一緒に事件の謎を解くために行動します。
ただ怖がらせるだけでなく、ちょっとした恋愛要素も出てくるので、恋愛好きなひともそれなり見て楽しめるかもしれません……たぶん!
後半になると、展開がどんどん加速していき、これまでの謎が明らかになります。
親の子育て遺棄、動物への虐待、閉じ込められた恐怖……。
どれも生々しくて、実際でありそうなシーンが多くて、「やっぱりさすが韓国の映画だなー」と思うほど濃厚なダークな印象でした(良い意味です)。
ソヨンが涙ながら、ヒジンにマフラーを巻いて抱きしめるシーンが感動的で、目頭が熱くなりました。(´;ω;`)ブワッ
ほかのホラー映画は、たくさん観てきた訳ではないですが、ほとんど主人公が怨霊に呪い殺されたり、生前で悲惨な最期を遂げられた怨霊を可哀想だとは思えず、退治するようなパターンが多かったんですよね。
家庭環境があんまり良くなくて、気づかれなかったといえ、大人の都合で野良猫たちと一緒に地下室で閉じ込められて怖くて怖くてしょうがないほど辛い目に遭った少女の霊に同情して優しくしてあげる主人公と、そういう感じのホラー映画なんてめったに少ないですよね!
映画の中で猫に対するぞんざいな扱いは、専門家の指導で撮影されていますといわれても信じられないほどリアルすぎて、猫や犬好きにはきついかもしれません……。
ソヨンの幼いころでトラウマを負った時の経緯や父親との間の問題をもう少し詳しく語れば、話がもっと盛り上がったかもしれませんが……それ以外は全体的に良いホラー映画です!
韓国ホラーだけど日本のホラーっぽい
ペットショップに勤める閉所恐怖症の主人公が体験する恐怖を描いた作品。
主人公の前に現れる謎のおかっぱ頭の少女。
そして、無数の猫たちの視線。
次々の犠牲になる人々の共通点は?
恐怖シーンの描写や猫を主にした内容は、
韓国ホラーというよりは、昔ながらの日本の幽霊話に近いです。
そのせいか、ある意味「安心して」観れました。
閉所恐怖症と主人公と父親の過去の設定をもう少し活かせれば、
良い作品になったような気がします。
目新しいところはあまり無いですが、観て損はない作品です。
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