「◆兎に角切ない!」そして父になる chizuchizuさんの映画レビュー(感想・評価)
◆兎に角切ない!
誰の気持ちになっても、涙があふれる切ない映画。
子供を通して成長する、親。特に父親に向けてのものに感じた。
子を産んだ母親さえも、実の子ではないと、気付けない現実。
二つの家族を、あからさまに貧富の差を描いている部分が、不快に感じた。
子供の気持ちを、もっと丁寧に描けたらもっと良かったのではないかと思えた。
良多の様にエリーで無くても、同じ様な父親は、この世に一杯いると思う。最後を、映画を観た人に考えてもらう手法だろうが、父である者にとって、『なんかすっきりしないなあ』と言う意見もありました。
血縁か育てた時間か選べる訳が無い。どちらの子も自分で育てたいと思う。
コメントする