カノジョは嘘を愛しすぎてるのレビュー・感想・評価
全176件中、41~60件目を表示
櫻子ちゃんを愛でる映画?
美人じゃなくむしろちょいブサ気味だけど愛嬌があって、歌が抜群にうまい。まさにうってつけ。佐藤健は小汚い衣装がどうかと思う。内容は少女マンガ?いちいち突っ込んでたらきりがないので気にしない。
歌は設定にピッタリで素晴らしいが、亀田のオッサンが書いてるかと思うと複雑な心境。ほめ言葉です。
キスまでは許される
『カノジョは嘘を愛しすぎている』(2013)
流行りというか当たり前になった漫画が原作らしい。舞台設定も突飛ではある。商業主義に嫌気がさして人気ミュージシャンのグループの表に出ず、作詞作曲などの裏方になっている男(佐藤健)が、恋人がプロデューサーの愛人になっていた事などに対してむしゃくしゃして、適当に歩いていた女子高生(大原櫻子)を好きな気が全くないのにストリートで口説いて、女子高生のほうは本当に彼を気に入った。タイトルの嘘は、人気ミュージシャンという身分を隠しての嘘や、好きな気はさらさらないのに、好きな振りをしている嘘。そういう始まり。古くは日活のスターにしても歌手と俳優を兼ねてきた人は大勢いるのだが、この映画も俳優が歌うし、『キセキ あの日のソビト』もそうだし、それも商業主義との確執が入っていた。しかし、なぜか女性の歌手が映画女優もしてキスシーンもあるような作品は、私的に嫌な気がしていて、『タイヨウのうたの』YUIなんかもそうだったと思うが、この映画と同じ小泉徳宏という監督だった。劇中、プロのミュージシャンが影武者として演奏して本人たちは弾いてないみたいなシーンがあるが、それは実際にあるのだろうか。何が本当で何が商業主義に染まった嘘なのか。プロデューサーが反町隆史だが、この映画ではバンドはそういうのを辛いながらも了承する。だがプロデューサーが帰った後で怒るが、糞みたいな演奏しかできない俺たちが悪いんだと一人が言う。テレビドラマをみてないが、フジテレビ福山雅治主演の『ラブソング』の藤原さくらなんかも似た話かも知れない。大原櫻子も、5000人のオーディションで選ばれたということで、もともと歌が上手だったのも選ばれた理由だったらしく、女優としては佐藤健とキスシーンもあるのだが、大原にとってはスタートの作品であり、ここら辺が、作品内に出てくるプロデューサーのような大人の都合みたいなところで、当時は現役女子高生だったらしく、そうした清純な身持ちのような状態の人間が、女優のような歌手のようになっていくが、大原の場合は、その後歌手のほうを主体にしているのだろうか。そうみると、YUIのほうがミュージシャンが女優をしたという順序だろうし、大原や藤原は女優と歌手の同時みたいなものか。日本という国では、援助交際という演技や、アダルトビデオ女優という演技もあるのだから、どこまでが演技かわからないが、キスシーンは欧米では挨拶程度なのか。大原も5000人規模のオーディションとは選ばれる意味の人であったのだろう。話に戻ると、プロデューサーは、佐藤健もデビューさせたが、演奏は別の人にさせるという嘘から、別の人をメンバーに出してくれとして、佐藤健の恋人も寝取ってしまい、佐藤健が嘘で付き合った女子高生もデビューさせてしまう。プロデューサーがみんなをかき回しているというか、こうした世界に集めてしまっている。さすがはフィクションの偶然性だが、意外に現実にもあり得ることなのかも知れない気もした。佐藤と大原が対面して、佐藤が正体をばらすシーン「クリプレの秋なんだ」というシーンの後で、大原ははしゃぎ合うことはなく、嘘が入っていたことから、複雑に冷静に向き合う。でも大原は佐藤に言う。「嘘つきではないと思います。音楽を聴けばわかるから」最初の出会いの時に、男の鼻歌を聴いて、女は尊敬の念を抱いていた。
「だから私にとってあなたは誰よりも正直な人です」と語った。そもそも女は男がニートだろうが、なんだろうが、関係なく敬っていた。佐藤健の秋にしても、女子高生を愛してもなくキスしてしまうのだが、音楽に関しては純粋だという。ここら辺に、性を軽く奔放にしてしまった時代の嘘がある。その瞬間は本当だったなどという。瞬間が永遠なら、その前後は一体何なのだろう。永遠とは永遠ではないか。瞬間のわけがない。だが、佐藤と大原がセッションをしているときに、「しまったと思った。好きだと思ってしまった」というような佐藤のセリフがある。性の軽い時代の産物で初めから良い作品になるわけがない時代の中ではあるが、このセッションのシーンはかっこよいと思わせるのではないか。だがこうした時代には当事者が純粋に思っていたら本当だと言われる。キスまでしている中なのに、セッションした男の家では女が歌い、男がギターを弾くセッションだけで、肉欲シーンはなかった。女の存在で男の気持ちが柔和になる。そして男は女のための曲の着想が浮かぶ。
そしてやたら出てくるライバル役が窪田正孝だが、これは恋愛としてではなく、大原への音楽プロデューサーとしてのライバルとして出て来る。しかし大原は、窪田のほうでどんどん進められていく大人の事情についていけず逃げ出して佐藤のほうに飛んでくる。そして佐藤は大原に逃げ出した音楽をまた一緒に向き合えるのではないかと語る。何度もキスシーンが出てしまうのだが、実年齢では6歳差だから24、5の男性だが、女子高生との交際というのは、淫行条例になることもあるのだろうが、そこらへんもいい加減である。佐藤は反町との男の競い合いみたいなものもある。確執があるようでわかっているところはわかりあっているという複雑さ。こんな複雑な生業関係なんて私はしたくはないが。そして女のほうも、佐藤の元恋人で反町の愛人の相武紗季がなにか大原に言って立ち去る。しかし大原も可愛さはあるが、佐藤健の性的魅力から外見上、女のほうが男に憧れてしまうような関係性である。そういう男であったなら私はこんな文章は書いていなかったかも知れないが、佐藤と相武の関係を察するような出来事があって、大原は悩む。男とバランスがとれているのかというところか。しかし窪田は男としてのライバルとしてではなく、音楽家としてのほうまでである。そして佐藤と大原のキスが週刊誌のスキャンダルとして出て来る事になる。そして週刊誌の駆け引きで、反町は佐藤と大原のスキャンダルは隠すが、佐藤と相武のスキャンダルで交換しろと言う。さらに、相武は佐藤が大原と別れるのを条件に、佐藤と相武のスキャンダルとして出して良いとの事。これは、実は相武はまだ佐藤を忘れられなかったという意味合いも持っていたのだろう。しかしその頃の佐藤の気持ちは大原にあったし、大原も佐藤と相武との関係にショックを受けていた。ここで相思相愛のトリックは佐藤と大原にあり、観客は佐藤と大原とのハッピーエンドを望むことになる。これもキスとは言え、キスとは言え?婚外交渉をしているような場面が、複雑にしてしまう。アイドルは無垢であるのに。そして佐藤は大原に少しも好きじゃなくて遊びだったんだと吐き捨てて去ろうとするが、理子(大原)は理子の歌を歌えと最後に言い残す。大原はその場でしゃがみ泣くが、佐藤は去った陰で途方に暮れる。しかし音楽家はなぜかそういう時に曲の着想が現れてしまうのだと言う。そんな曲を佐藤が作っているときに、大原は学校を抜け出して走る。
街では大原のバンドが歌っているのが大きなスクリーンに映し出される。それをみる佐藤。なぜか大原は実家の八百屋の仕事もまだしている。佐藤の家を通った際に、荷物が外に出て見つけ、大原はなぜかドアが開いているのか、合い鍵をもっていたのかはわからないが、佐藤の部屋に入る。あったギターを抱える。パソコンにはバンドの友人たちとの思い出の高校時代の佐藤の姿がある。大原は微笑んだあと泣きしゃがみ込んでいる。そして佐藤が帰ってきた。「どこかへ行っちゃうんですか」と聞いた後、佐藤の大事なベースを持って逃げてしまう。探す佐藤。ここら辺の滅茶苦茶な衝動は好きな女性の男性に対する強い振る舞いなのかも知れない。ここで大切なシーンは、大原に対して、佐藤のバンドの友人の一人が、ずっと友人の一人が、大丈夫だからと大原に語るところであろう。友人という緩衝材。佐藤はロンドンまで飛ぼうとしていたらしい。こんな時代でも日本とロンドンは相当遠いだろう。多分。「出発は来週だってさ」それを友人は大原に教えてやる。
私はキスシーン以上だか以下だかわからないシーンがある映画やドラマは全て平均以下に判断するが、この作品にしても時代の感覚と製作者陣の考え方が影響している。この映画ではそこらへんでキスシーンはやるがセックスシーンはしていない。渋い友人(三浦翔平だろうか)が仕組んで、佐藤と大原は外で再開する。盗っていたベースを佐藤に返し、自身はギターを持って、共に演奏し女が歌う。「嘘をつき続ける僕を彼女は正直な人だと言うんだ」。
めちゃ退屈。
何が面白いかよく分からなかった。。。
今まで見た恋愛系で一番最悪つまらん。
ストーリーのシナリオのせいか演技を
胡散臭くしている。
それとも、役者の演技が下手なのか
よく分からなくなった。。。
最後まで退屈だった。
原作ファンは見ない方がいい。
原作(漫画)を完読、王道なストーリー展開で面白かったので映画も観てみた。俳優陣の配置が原作のキャラクターと完全一致(見た目)していたので期待大!おまけに大原櫻子の大ファンなので、さらに期待!していた分、いざ映画を観てみるとがっくし…漫画の映画化ってなんでこう忠実に再現出来ないの?原作とは違う物語として観るのならアリ。
残念なのは、キャラクターの個性の味が映画で再現されていなかったこと。ストーリーが違っても、それだけは再現してほしかったな…
主演の佐藤健はよかった。雰囲気とか、話し方とか。でも、アキってもっと可愛いんだよ。すぐ嫉妬して拗ねたり、音楽バカでちょっと空気読めなかったり、リコにゾッコンなところとか。大原櫻子は最高の逸材。リコの役は大原櫻子にしか出来ない!だからこそ、リコの芯があって真っ直ぐなところ、映画でも表現してほしかったな。あと、シンヤの存在感がまるでなくて驚いた。漫画が完結してから映画化すれば良かったんじゃないかなー。
原作のファンで、ストーリーも、キャラクターも愛しているからこそ、ちょっと残念。
この映画を観て、面白いなって思った方は、ぜひ原作である漫画を読んで欲しい!面白くなかったって方は、絶対読んで欲しい!(笑)
恋愛映画?バンド映画?
鑑賞したのを忘れて、再鑑賞。
これは、十代の女子高生には感動するのかもしれませんが、この歳になると…。
かっこいいなら、ニートでもいいと思える女の子の気持ちが理解できませんでした。
佐藤健さんだからこそ、成り立つ設定な気がします。
もともと少女漫画なので、仕方がないのかもせれませんが、かっこいい男と可愛い高校生という掛け合わせが微妙でした(笑)
今話題の吉沢亮さんが出演していたことに驚き、そのあまりの若さにさらにビックリしました!
こんなちょい役として出ていたのですね。
唯一良かったのが、窪田さんのメガネ男子でした(笑)
りさがこの佐藤健がかっこいいよというてたので見てみた。 健くんには...
りさがこの佐藤健がかっこいいよというてたので見てみた。
健くんにはときめかんかったけど
櫻子ちゃんの歌声よかった~顔もかわいい。
でも長男は歌うたうべきではないな。笑
物語自体は最後のふたりでうたっているときに
りこちゃんが「さよなら」ってつぶやくから
え、これ切ない終わりなんか…と苦しくなってたら
エンドロールのあと、謎のキスシーン^q^ あれなんぞ^w^
いや、くっついてほしかったけど!
でもどっちつかずなかんじって映画的にどうなの!
それなら切ない終わりで割り切っていた方がよかった!!!
と、不完全燃焼でした。
物足りなかった
大人気バンドが自分たちで演奏していない、という闇の部分がもっと描かれてれば深い作品になったのではと思うんだが。
理子のバンドも理子以外は代替なんだろうけど、純粋に音楽が好きであろう理子はそれで良しとしたんだろうか、とか、普通に考えて疑問な部分が全く描かれてなくて、だったらこんな設定止めてしまえばいいのに、と思った。
秋がバンドから抜けた理由付けとして必要だったんだろうけど、それはもう少し制作者側で帳尻合わせて欲しかった。
理子と秋に横やりを入れると思われた心也も結局大した役割もなく終わってしまって、なんなんだろう・・という不完全燃焼。
漫画を裏切らない映画
netflixにて。
映画化されたあと、漫画を読み始めて、やっと映画を観た。
漫画原作の映画はキャストによっておもしろくもつまらなくもなるが、まぁまぁよかった。
漫画にほぼ忠実な映画。理子役の女優さんがいい感じのブサイク感でイメージ通りだった。
王道な少女マンガだけに…苦笑
歌が上手すぎる女子高生とイケメンで超有能プロデューサーが偶然出会って恋に落ちて、トントン拍子にデビューして…呆気にとられるほどのご都合主義は少女マンガの王道ですから百歩譲るとして。ここまで少女マンガだと実写はキツイな。女子高生くどいて、半分犯罪?
大原櫻子の歌はとっても良いので、星1.5です。
反町くん、すっかり大人のいい男
人気バンド、通称“クリプレ”の楽曲を手掛ける若き天才サウンドクリエイターの秋は、ビジネス重視の音楽業界に嫌気が差していた。そんな時、クリプレファンの女子高生・理子と出会うが、彼女は天性の歌声の持ち主で…。
人気少女漫画の映画化。
劇場公開時、やたらと評判良かったのを記憶してるけど、そこら辺の少女漫画映画化と大して変わらないじゃん。
メインストーリーである秋と理子のラブストーリーがまあ寒い。
初めての出会いの時、秋は「一目惚れって信じる?」なんてクサい台詞を吐くわ、理子は「あ~ッ!」と物を落とすわで、漫画じゃん。元は漫画だけど。
女子高生に「私が守ってあげる」と言われ本気の恋に落ち、再び活力を取り戻す秋。
元はクリプレのメンバーだったが脱退して裏に回った経緯含め、まるで自分一人が苦悩を抱えているように見えるも、本当はキザで自分大好きな秋に全く魅力を感じず。
それより興味深かったのは、音楽業界の知られざる一面。
ツラはいいけど演奏がド下手なバンドを売り出す為に、演奏は一流ミュージシャンが担当して差し替え。
こういうのって本当にあるのかなぁ。あるんだろうなぁ。
そんな邪道を平然とやり、音楽という商品を売り付け、時に辛辣な言葉も投げ掛けるが、一本筋の通ったワンマン音楽プロデューサー。
演じた反町隆史が良かった。
若手イケメンや素人ちゃんだらけのキャストの中で、彼が出演していなかったらと思うと…。
全176件中、41~60件目を表示