アフター・アースのレビュー・感想・評価
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突出したものはないけれど、
突出した面白さや魅力はあまりないですが、結構面白い映画でした。
冷静な父親と未熟な息子の交流で成長を描くというごくごくありふれたテーマなだけに見やすいないようになっていました。
こういう映画もたまにはいいですね。
時間を無駄にしたい方向け
箇条書きで。
・侵略してる側の地球人を正当化している上に原住民についての描写が一切無いためストーリーの背景が薄い。地球人類に対する感情移入が全く出来ない。
・宇宙船の耐久度があまりにも低くほんとに未来の技術か疑うレベル。劇中の装備品よりもかなりローテク。
・1000年後の地球のはずなのに文明の名残が一切無い上に主人公サイドの地球に対する思い入れもないため舞台が地球である必要性が全くない。
・主人公がクソ。親であり上官でもある父親の指示に従わずにやらかしてばかり。観ていてストレスが溜まる。
・大鷲謎の救命活動。意味が分からない。大鷲にクローズアップしすぎ。もっと未来地球の生物を登場させた方がよかった。
・アーサが間抜け。冒頭でバッサバッサと人を殺してた勢いは宇宙に置いてきたようで、子供1人ろくに殺せない落ちこぼれアーサがラスボスとは非常に燃えない展開。
・最後の最後まで期待を裏切る展開も無く平坦で面白くないストーリー。
人が銃規制に遂に成功した未来
総合50点 ( ストーリー:20点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
朗報:人類は遂に銃規制に成功した。
悲報:宇宙人と戦争する時も銃は使用禁止である。
少年が父親の危機に1人危険な任務に命懸けで挑む。大筋の方向性としては面白いのだが、設定と物語がとにかく粗く、突っ込みどころに事欠かない。
人類が移民した惑星に住む異星人が人類を攻撃するためにアーサという化け物を放ってくるのだが、これが見事に見掛け倒しでとにかく弱い。そんなにもか弱いアーサに合わせるように、他の惑星に移民出来る宇宙船を持つほどの技術を持つ人類が、何故かアーサと戦うためには銃ひとつ使うことがなくわざわざ刃物で戦う。地球を滅ぼしたはずの人類がそんな弱いアーサを滅ぼすことが出来ず、そもそも異星人自体との戦いはどうなったのだろうか。
息子のキタイはまだ13歳、そんな彼は任務の途中で巨大な鷲に襲われて雛の餌にされるどころか何故か可愛がられる。そして何よりも巨大なアーサ相手に堂々と戦えてしまう、というよりやはり犀くらいある大きなアーサが弱すぎる。普通に銃があれば誰でも簡単に勝てちゃうんじゃないの。21世紀で銃の乱射事件が頻発したから、1000年たったこの世界ではあらゆる銃やさらに強力な兵器が全て生産停止になったのだろうかと疑わざる得ない。他にも色々と突っ込みところが多くてきりがない。
良かったのは地球の風景の描き方。映像に加えて撮影もなかなか良かった。演出の全体の質感は高い。でも人類が住めなくなったわりに自然豊かで生物が元気良く生きているのは何故だろうと考えながら観ていた。
親バカ映画の見本!!
映像が美しいですが、ウィル・スミスの親バカ映画だと分かっているのでまともに観る事ができません。将軍()の真顔に笑ってしまったり、早く死なないかなーとすら思ってしまいます。観る前にイメージが出来上がってしまうのは映画としては失敗だと思いますし、シャマラン以前に特にオチがないところも舐め切っています。ジェイデン君はモブキャラ臭がするので、将来はヤクの売人役になる事でしょう。
一夏の大冒険
親子共演というインパクトで何かとメディアでも取り上げられていた本作は、丁度低迷期のナイト・シャマラン監督が手掛けた作品だ。結果はどうも散々だった様だが、冒険活劇として観れば悪い作品では無い。親子二人で困難を乗り越え、絆を深めていくというストーリーなのは鑑賞前から手に取るように分かっていたが、父親のウィル・スミス演じるサイファは船の墜落により両足を負傷し、まともに動くことが出来ない。そこでサイファは息子キタイに遠く離れた場所に船の残骸の回収に向かわせ、仲間に救難信号を送るという指示を与える。そしてキタイはそこを目指して孤高の旅に出向くというストーリーである。
・・・そう、基本的にジェイデン・スミス演じるキタイが成長していく様を描いた作品なのである。寒暖差の激しい環境だけでなく、大型の肉食獣が闊歩するジャングルで、たった一人で立ち向かっていく。よってウィル・スミス本人はあまり登場せず、見せ場という見せ場は無い。キタイは肉食獣との戦いで命の危機に直面するが、自身の未熟ではあるが本能ともとれるサバイバル能力で切り開いて行く訳だ。やはりこの成長する姿には感動する。
また、途中で登場する大きな鳥が雛を助けようとしてくれたキタイを命がけで守った姿に最も感動してしまった。このシーンは動物好きならば心が痛いシーンかもしれない。
本作には物語のキーとなる、「アーサ」という怪物が登場するのだが、このアーサは人の恐怖心を察知し、攻撃を仕掛けてくる手強い相手だ。物語の要となっているのが、このアーサに打ち勝つにはどうすれば良いのかをキタイ自身が見つけ、立ち向かっていくという物になる。
テーマは非常に良いと思うが、本作の最大の欠点は、色々な世界観を詰め込みすぎな所だ。単純なストーリーの割には世界観が独特であり、ごった煮している様にすら感じる。よって理解する前に話が進んでしまい、何となくぼやっとしたイメージになってしまったと思われる。脚本は筋が通ったしっかりとしたものだったため、ストーリーには引き込まれる。ややナイト・シャマラン監督が故に個性的な作品だが、その個性にフィットすればお気に入りの作品になりそうである。
見どころが少ない
批判的なコメントが多いようですが 自分は素直に映画として楽しめまし...
イマイチ
「シックス・センス」という大ヒットホラーを世に送り出したナイト・シャマラン監督最新作。
彼のホラーは意味が分からないけど面白いと言う印象を受ける作品群です。「ヴィレッジ」は特に。
そんな彼の作品、最近はイマイチな物が多いです。
ん?と思い始めたのは2008年公開の「ハプニング」から。私は意外と好きな作品でしたが、でもなんかしっくり来ないものでした。
次作の「エアベンダー」は子供騙しの映画で、監督本人も駄作と認めているとか。だから「アフター・アース」では力の籠った作品になると期待したんですが…
結果は残念。「エアベンダー」よりは面白い程度のレベルでした。人類が居なくなった後の地球は良く描けていたと感じましたが、それだけ。
主人公の少年が成長する話ですが、感情移入は出来ませんでした。
話の規模は大きいですが、描いているテーマはかなり小さいと思います。
微妙・・・
噂通り面白くなかった
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