大脱出のレビュー・感想・評価
全135件中、121~135件目を表示
ウェルカンバック、シュワちゃん、大暴れで映画界本格復帰の同窓会!
この映画ってやっぱり、同窓会かな???
劇場公開初日の夜に映画館で観た。座席はほぼ7割8割埋まっていて嬉しい悲鳴なのだが、良く観察してみると、何と10代の学生はいない。夜の回なのだと自分に言い聞かせるが、20代の人達も見当たらないではないか!!
更に30代のカップルや、男性の姿を発見しても、全体のお客様の中では明らかに若い世代の感じがして!30代の彼らが目立つのだった!
考えてみれば、スタロンが、「ロッキー」で大ブレイクを遂げた時に高校生だった自分ももうオーバー50だもの。
シュワちゃんの「ターミネーター」シリーズを楽しみ、映画館に通っていた当時の学生諸氏も考えてみれば、今では中年世代だよね。
何だか、こう言う作品を観に映画館に来ている大人をみると、学生時代の同窓会に集まって来ている感じがしてしまう。
ちょっと映画作品としての感覚は古臭くて、新しさに欠けていて、先が直ぐに見えてしまうようなストーリー展開で、何のヒネリも、小細工も無い、単純明快の、文字通り身体を張ってのアクション活劇なんだよね。
本当に変化もないけど、元気に、負けん気一杯に、老骨にムチムチ打って打って、打ちまくりの「そりゃあ無理でしょ?そんな有り得ない展開でしょう?あんたの御老体では?!!」って言ったって構う事無しの、イケイケドンドンが嬉しくて、流石にスピード感が落ちていて、彼らの、アクションを映画館で観れると言うだけで、頬が綻んでしまう自分が恐い!
スタロンがハイテクメカにも強いの超似合わねえよと想いながらも、心の中では必死に応援してしまう、自分って一体何者?かと恐くもなる。
そうなのですね、「エクスペンダブル」シリーズも同様に、同窓会アクションムービーなのですが、観客を飽きさせないサービス精神満載で、もろ体当たりで、スタロンとシュワちゃんがタッグを堅く組んでくれりゃ、それだけで充分見応えが有るってものです!
こう言う自己のスタイルを自信を持って貫くと言うスタロンや、シュワちゃんには心底脱帽です!
若い、10代の方々や、20代の人達も、熟年親父を誘って親子?否孫と爺ちゃんで連れ立って映画館に行ってくれればジェネレーションギャップも解消してしまうと言うものです!
温故知新、これぞ西部劇時代から受け継いで来た、ハリウッド型の、白黒ハッキリした単純明快なアクション活劇の定番であります!観無いてはありませんよ!
それにしても、悪徳所長ホブスを演じていたジム。カビーゼルも懐かしい!
何時間にか、日本では彼の新作を観られなくなっていたけれども、何ともイケメンぶりは今でも健在、そしてあのシツコク陰険な憎まれ役を颯爽とやってのける彼は最高に格好良いではありませんか?
トム・クルーズも後10年後には、シュワちゃんや、スタロンの様になっているのかな?などと余計な心配迄してしまいましたが、是非、若い世代の方々にこそ、観て欲しい映画なのであります!
微妙・・・
かっ、カッコイい!
もう一つのスペシャリスト
怒りの脱出
楽しかったス!うん、安定感ある楽しさっていうかね!
スタスタとシュワちゃんがガッツリ共演でタッグ組むってんだからね、そりゃあ滅多な脚本じゃあ2人だってやらないだろうしキッチリ2人共に分け隔てなく見せ場用意するだろうし活躍の分量だって計算し尽くすにキマってるだろうし実際そうだったし!
いやぁエンターテインメントしとりましたよ!
期待通りというか!期待超えはしなかったけど(いらんこと言うなって話ですが)その分、安心して楽しめましたね。
まあ、なんていうか、そりゃあね、この手の映画って、ほら、突っ込みたい部分てどうしても出て来ちゃうもんでしょ?おかしくならない訳がないのでね。「おいおいハイテク監獄の割にそこはローテクかよ」とか「知力尽くしてこその大脱出なのにそこは腕力かよ」みたいなのってどうしても出てきちゃう。でもそれ言ってたらアクション映画自体が楽しめないし、まあ野暮ってなもんです。
それに、だってほら!スタスタとシュワですよ!
この2人が同じ画面でハッチャケてるの見られるだけで文句なんか言ってられないでしょ!こんな贅沢なかなかないですもん!エクスペンダブルズだって、そこまでガッツリじゃなかったし。
これ何年かしたら、確実にテレビ地上波で放送するアクション洋画の定番入りすると思うんですよ。そういう意味でも間違いない楽しさだと思います。
オススメ致します!
立ち位置がよく分かっている2人の漢!
最初にこの映画の公開を聞いたとき、正直あまりノレなかった。なぜならエクスペンダブルズでスライ、シュワの2ショットは実現しているし、シュワの本格復帰1作品目でもないからだ(しかも復帰作ラストスタンドは快作だったと思う)。結局、このタイミングでW主演作を公開する理由が全くわからないままに公開日を迎え、不安を抱えながらの鑑賞となってしまった。
いや、マジでなめていてすいませんでした。
プロモーションではエクスペンダブルズ的なファンサービス映画の要素を全面に押し出していたのですっかりだまされていた。この作品はエクスペンダブルズのような豪華共演やファンサービスを楽しむ記念碑的な作品というものではなく再出発、つまりガチで映画としての面白さで勝負してきている。我々観客の方が遥かに遅れてて、あのオッサン達はとっくに次のステップに進んでいたのだ。
その証拠にこの映画の面白さの肝はデカい図体でチマチマしたことを積み重ねる部分にあって、2人の得意なド迫力アクションは最後まで温存しているのだ。老いを理由にアクションをあきらめないこの熱意。そしてそれを補う経験値とクレバーさに感服した。
そしてシュワとスライの役柄がまたよくできている。スライ演じる脱獄のプロは緻密に計算し、コツコツと積み上げていく孤高の男。生真面目故に騙されたり損するあたりがスライそのもの(笑)。
それに対しシュワ演じる囚人は身体的迫力はさることながら茶目っ気があり、口がよく回る。それでいてずる賢いというかなり自虐的なキャラクターになっている。両者ともが自分が周りからどう見られているかが分かっているし、それを受け入れる体に劣らぬ器のでかさが粋である。
そしてその2人が捕まる監獄が、非合法な上にそこに入れられた囚人は社会的に”いないこと”になるというのが面白い。まさに80’sなどにピークを迎えた筋肉アクション映画自体が21世紀の現代ではなかったかのようになりつつあることに真っ向から異議を唱えているようにも見える。
長々と述べてきたようにこの作品は過去の80’90’アクション映画作品を土台にしながらも、決して過去の栄光に甘んじることなく新時代の生身アクション映画へ挑戦している快作なのだ。
迷ってたり、ちょっとでも主演二人の世話になったことのある人間は今すぐ劇場にいけ!
やつらは過去にすがっちゃいない!いまでもいつまでも本気だ!
Never Give UP!
大脱出
★のひとつ分は悪役に捧げます!
安心と信頼の品質
アクションばかりでなく
ご老体が痛々しい
全135件中、121~135件目を表示