大脱出のレビュー・感想・評価

予想外に面白かったです｡ [スタローン＆シュワルツェネッガー] が主役ということもあって､ ばかな囚人どもが暴れるだけの映画と思っていました｡ しかし､ 全く逆でした｡ 頭脳プレーを駆使して難攻不落の監獄から脱出するはなしでした｡ 戦術が徐々に組み立てられていく様子は興奮しました｡

ただし､ 納得できない点もありました｡ 錆びたねじを外して脱出するシーンがありましたが､ ねじは錆びれば余計に固くなり､ 外れにくくなります｡ 錆びたから外れやすいということは有りえません｡ このような理不尽な箇所が散見されました｡ もう少し現実的であれば､ なお楽しめたのですが｡

つまらなくなくはないが、緊張感が薄すぎる。シュワとスタローン布陣だと安心感が強すぎて、歯向かう相手が狡猾だろうと残念ながら哀れ過ぎるｗそれに映画を扱う監督、どうもしっくりこなさすぎる。やたら真面目な雰囲気が本編に漂いすぎてて、もうちょっとコメディ寄りに作った方が楽しかった（スタローンか『デッドフォール』の監督が撮るべきだった）。

良かったのは囚人・ジャベドが敵から頼れる味方になること。まるで週刊少年ジャンプの敵から味方になるキャラみたいで、単純なのを承知で言うと、こういうキャラにはスッゴく弱い！ロッテンマイヤーが任せるのも分かるわ。信頼できるもん。

あとシュワちゃん、今回の演じるキャラがピッタリだった。良い意味で厚かましくて、でもなんか頼ってしまう、インテリの巨漢さんをとてもキュートに演じ切ってて、近年の不調とかも忘れちゃうほど最高だった。

もうちょっと扱う人がコメディセンスに長けてる人なら、間違いなくもっともっと夢中になれる映画だった。今度続編やるらしいけど、そっちで挽回出来るかな？

ひどいストーリーだけど、あまく見て★★。

設定が面白い

総合70点 （ ストーリー：70点｜キャスト：70点｜演出：70点｜ビジュアル：70点｜音楽：65点 ）

　若い頃は互いを意識しすぎていたスタローンとシュワちゃんが共演、しかも『エクスペンダプル』のようなちょい役ではなくがっつりと2人が活躍する設定になっている。設定は非現実ではあるが、洋上に浮かぶ船の刑務所と罠にはまってそこに送り込まれたスタローンの背景とシュワちゃんの事情があってそれなりに面白い。
　だけど2人ともやはりよる年波には勝てず、動きが悪い。年齢を考えれば十分に健闘しているとはいえ、やはり活劇を中心にすると苦しさも出る。2人のかつての活劇と比較すると、活劇部分に昔の勢いは無い。特にシュワちゃんは体を張っていなかった。

最高だった

シュワちゃんの本格復帰２作目は、肉体派スターとして80～90年代の映画界を盛り上げたスタローンとのＷ主演。

てっきり大味なアクション映画だと思ったら、意外と頭脳戦。なかなかスリリングで見応えのある作品でした(^^)b
スタローンが『良い脚本がある』とシュワちゃんを誘っただけあって、脚本がなかなか良かったんだと思います。

ただ、見たかったのはスタローンとシュワちゃんの対決。
二人の共闘は『エクスペンダブルズ』だけで十分だわ…

何気なく見たら結構面白かったです！
罠にはめられるスタローンと、獄中で出会うシュワちゃんとの脱出劇が凝っていてワクワクしました！

おもしろかった

シュワちゃんとスタローン、もう動かないんだろうなぁと思って観たら、やっぱり動かなかった。
体が重そうにのしのしと動く二人に頑張れおっちゃんと応援しながら観るって感じだった。
脱獄というドキドキする展開がなかったら全盛期を知る者としては観てられなかった。

話の作りはオチまで観るとまぁしっかりしてた気もするけど、オチまでシュワちゃんが何故スタローンに肩入れするのか分からないし、一緒に脱獄しようと持ちかけるアラブ人がどんな悪いことをしたか分からないのに仲間にするのか？と若干モヤモヤしながら観た。
アクションシーンはもはや古臭い気もしたけど二人の出演して来たアクション映画のオマージュだと思えば面白かったのかな？と思う。

もっと派手なのを期待した。

個人的にスタローンとシュワルツネッガー
揃ってるのだからもっとアクション
見たかったですね。
ストーリーは面白いです

いやぁーよかった！自分は脱獄系の映画が結構好きだからより観ててわくわくした！
スタローンとシュワちゃんのコンビが最高やったし、プランもすごく繊細に描かれていて本当に興奮した！後から仲間に加わった人も最後死んじゃったけど本当にいい人だった！
ぜひ、続編お願いします。(笑)

中盤あたりまでの戦略的な駆け引きは充分に楽しめます。冷酷な所長もいいアクセントになっている。
脱出作戦がはじまってからラストに向けては、アクションシーンが中心になるので、好きな人はそのへんも楽しめるでしょう。
スタローンの緊張感ある演技に比べると、シュワは少々ゆるいような気が…。最後は二大スター共演を際立てて、力業ともいえるネタばらし。消化不良がありながらも、アクション映画としてはすごくよく出来ているのでは。

仲悪いと聞いていたこの2人の物語。面白かったわ～おじいちゃんになっても迫力満点だ！

2大スターの共演。これが一番の推しでしょう。
そして内容は僕の一番大好きな脱獄。なのでアクション好きには物足りないかもしれない。脱獄好きにはいいかもしれないがごり押し入るので残念。ごり押し入るのはしょうがない。なぜなら2大スターはアクション俳優ですから。ラストのアクションシーンは圧巻です。個人的には前半はよかった。頭脳派といった感じで。しかし後半は完全にごり押しのアクション。仕方がないが。都合が良すぎるという意見があるが脱獄映画に都合がいいは言ってはならない。この作品はアクションと脱獄の半々の中途半端とも取れるだろう。やはり綺麗に脱獄してもらったほうが脱獄好きにはたまらない。
そして刑務所はどこにあるかもわからないという素晴らしい設定。にも関わらず予告で大ネタバレ。ここは残念というか酷すぎる。なのでこれから見る人は予告は見ないことをお勧めする。2大スターの共演アクション、脱獄、とても面白く、少し笑えるシーンもありと良い作品であった。ぜひ普通の刑務所で2大スターの共演で綺麗に脱獄というのも見てみたい。

予告でその刑務所が巨大タンカーの中であることがバラされてました。それが無かったらもう少し楽しめたかも。2大アクションスターの共演も時既に遅し、衰えの相乗効果か観ていてツライ。

スタローンとシュワルツェネッガーじゃなきゃみてなかった

海の上にある、通称「墓場」と呼ばれるカンター監獄。その監獄に世界トップクラスのセキュリティコンサルタント：ブレスリン（シルヴェスター・スタローン）が冤罪で投獄される。この監獄は、ブレスリンが設計に関わったのだった。つまり、セキュリティは完璧。囚人達のボス：ロットマイヤー（アーノルド・シュワルツェネッガー）と協力し、脱出を試みるが、所長：ボブス（ジム・カヴィーゼル）が立ちはだかる。

ダブル主演ですが、アクションはスタローン９：１シュワちゃんで、随分不公平感があります。シュワちゃんの鈍さは、ちょっと痛々しすぎる。でも、男性のそんな面、嫌いじゃないですけどｗ
頭脳明晰なスタローンに違和感があり、昔はイケメンあったのに、白髪交じりの悪役ジムに違和感があり、監獄から脱出って、なかなかなデジャブ感で、しかもこのジャンル名作揃いなのに、このクオリティでドヤ顔な二人に違和感がありますが、でも、昔お世話になった恩返しに、暖かい目で見てあげて欲しいと思いますｗ
でも、「ロッキー５最後のドラマ」の、ちょっと哀愁漂う老いたスタローンに萌え、今回のもったりした動きの老いたシュワちゃんにも萌えた私に、まさかの爺専疑惑ですｗ

豪華メンバーの割には綯いようが濃かった。

レイはその図体に似合わず賢く、どちらかというと頭を使う脱獄劇だったので私好みでした。

この二人ならではの豪快なアクションも期待通りですね。

ジャベッドが予想に反してカッコよすぎた。

物語は想像通りでしたけど楽しめました。