「男気見せた囚人ジャベドとシュワちゃんにグッと来た。」大脱出 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
男気見せた囚人ジャベドとシュワちゃんにグッと来た。
つまらなくなくはないが、緊張感が薄すぎる。シュワとスタローン布陣だと安心感が強すぎて、歯向かう相手が狡猾だろうと残念ながら哀れ過ぎるwそれに映画を扱う監督、どうもしっくりこなさすぎる。やたら真面目な雰囲気が本編に漂いすぎてて、もうちょっとコメディ寄りに作った方が楽しかった(スタローンか『デッドフォール』の監督が撮るべきだった)。
良かったのは囚人・ジャベドが敵から頼れる味方になること。まるで週刊少年ジャンプの敵から味方になるキャラみたいで、単純なのを承知で言うと、こういうキャラにはスッゴく弱い!ロッテンマイヤーが任せるのも分かるわ。信頼できるもん。
あとシュワちゃん、今回の演じるキャラがピッタリだった。良い意味で厚かましくて、でもなんか頼ってしまう、インテリの巨漢さんをとてもキュートに演じ切ってて、近年の不調とかも忘れちゃうほど最高だった。
もうちょっと扱う人がコメディセンスに長けてる人なら、間違いなくもっともっと夢中になれる映画だった。今度続編やるらしいけど、そっちで挽回出来るかな?
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