ローマ法王の休日のレビュー・感想・評価
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口コミ、とても役立ちました❕
予告PRに魅せられて、絶対観たい映画でした。 事前に皆さんの口コミをチェックして、「覚悟」して観れたので、 笑って、泣いて、ジーンとして、 ラストはしっかりと鼻かんでから(笑)、 感動のまま劇場を出ることができました❕
予告PRの先入観は捨てて観たら、 「サンタクロースがいっぱい❕」、 「見どころ満載」の、 素敵な映画でした❕
口コミ情報に感謝です。 本当にどうもありがとうございました❕
邦題に騙された
「ローマ法王の休日」、なんとものんびりした洒落たタイトルではないか。
自分の置かれた立場を放り出して雲隠れしてしまった「ローマの休日」を彷彿とさせる予告篇と相まって、ハートフル・コメディを連想してしまう。
つまり、意に反して法王になってしまった枢機卿メルヴィルが、集まった信者への就任演説をボイコットして街に逃げ出してしまうが、いろんな人達との触れ合いを通して自らの立場を踏まえて帰ってくるという内容だと思ったのだ。
まさに「ローマの休日」のヴァチカン版だ。
そう思いこんだのは、こっちのミスだろうか?
いや、タイトル、予告篇、チラシの「神さま、ごめんなさい。少しお暇を頂きます。」といったキャプション、そのすべてが確信犯的に観客に誤解を抱かせている。
だとすれば、なんともったいないことだろう。
この作品には、それなりの良さがあるのだ。
ところが、想像とあまりにも違った内容にがっかりさせられるのだ。
どちらにせよ、街に飛び出したメルヴィルの心の葛藤を描いてこそ、ラストが際立つのだが、104分という尺の中でヴァチカンに残った人々を捉えた比率が大きすぎる。
なんのことはない、監督(精神科医役で出演)がいちばん多く写っている。
暇を持て余した枢機卿たちが賭け事をし、神にすがるよりも強力な精神安定剤に頼る挿話は笑えるが、メルヴィルが法王という職責に対して、また自身の生き方に対してどう向き合ったのか、肝心なところが希薄だ。
これはコメディでもなんでもない。
自分が法王という重い職責を背負いたくない人たちが寄ってたかって一番弱い人間に職責を押し付けた。いわばいじめともとれる行動で、その彼らが無責任な人選をした報いを受ける。そういう話だ。
自分としては明るい結末にして欲しかった。
なぜならそういう期待を抱かされて観に行ったからだ。
コメディではありません。ちょっと中途半端
ローマ法王死去を受けて行われたコンクラーベで新しいローマ法王が選出された。しかし新法王は、就任の演説をすっぽかして、ローマの街へ逃げてしまう・・・。
原題の『Habemus Papam』とはラテン語のようで、「法王が決まった」見たいな意味らしいです。で、邦題の『ローマ法王の休日』は、大方の他人が想像するように「ローマの休日」からインスパイアされたタイトルのようです。確かに、ローマ法王の職務遂行に纏わる話なので、言い得て妙とも思いますが・・・。
冒頭のコンクラーベで、みんな「私が当選しないように」と祈っているんですが、これってそうなんですかね?法王になりたい人って、いないのかな?これは、聖職者の謙虚さを表現しているんでしょうか?
それとラストがね。「えっ!そういう終わり?」と思ったのは私だけではないはず。ああ言う終わりでいいんですかね? そこから始まる物語も有るのではないかと思いますが・・・。
プロモーションや、タイトルから受けるコミカルで楽しい内容というより、意外に真面目な内容なのではないでしょうか? 確かに所々コミカルですが、映画のトーンや結末を見る限り、必ずしもコミカル路線を狙った作品ではないと思いました。なんか、中途半端かな。
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