ローマ法王の休日のレビュー・感想・評価
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カトリックをおちょくってる?
この映画の中の法王ってアイドルみたいな存在なんです
最後まで見終わって浮かぶのは、法王というシステムへの疑問
すくなくともカトリック信仰者はあれ?ってなると思う
一方的な風刺だけで終わる作品なので、わからなければ投げっぱなし感があるし、わかれば不快感が残る
とはいえ、主人公の謙虚な姿勢は、確かに一側面の真理を描いていると思います
もちろん、現実のカトリックとは別物でしょうけど
法王はつらいよ
ローマ法王の知られざる姿を描いた映画かなと思ったら、違った。
ローマ法王が逝去。各国の枢機卿がバチカンに集まり、コンクラーヴェが開かれる。誰もが面倒な法王になりたくないと心の中で願う中、無名のメルヴィルが選ばれる。しかしプレッシャーから逃げ出してしまい…!?
一言で言うと、“法王もつらいよ”。
ローマ法王を題材にしたのは意欲的。日本だったら、天皇陛下を題材にしたようなもの?
実は法王になる事を皆嫌がっていて…というのは新鮮。実際の法王やバチカンがこの映画を見たらどう思うのか気になるけど。
逃げ出し、街の人々と触れ合う内に、法王としての自覚を見つめ直す…という定番の設定なのだけど、
笑えるコメディを期待すると、生温い。
ハートフルドラマを期待すると、シニカル。
何か、中途半端な印象を受けた。
それに、映画の内容を表すなら、タイトルは、“ローマ法王の休日”じゃなく、“ローマ法王の逃亡”だよね、こりゃ。
この設定で日本の総理大臣を題材にしたらちょっと面白いかも。
総理に選ばれたけど、仕事は問題山積み、国民からの支持は上がらず、野党からは野次られ…本当は総理なんかになりたくない!
う〜ん、皮肉たっぷり!(笑)
早送り再生
ローマ法王の休日
全く面白くなかったです。
悪い意味で予想外の展開、期待外れ。
お前は何してんの?何がしたいの?っていう人がたくさん出てきて、ものすごくイライラしました。
文化の違いでしょうか…。
あたふた法王のパニック!
人間味あふれたストーリーでした。思いの外、穏やかに優しいストーリーでホッとした感じです。
ローマ法王のことをよく知りませんでしたが、なんだか興味がわきました。
神でわ ない
永い歴史で築かれた伝統は演劇的要素が多く含まれていると思う。
時代が変われば人間も変わる。環境も変わる。主義も変わる。だのに変わらぬ伝統を貫くのであれば、「これはこういうもの」という割り切り/思い込みが必要になってくる。信仰も国技も、その世界に則って、疑問なんか抱かずに演じ切らなければ成立しない。そして、その世界の伝統が重ければ重い程、人は全身全霊で浸れるのだ。
西洋歴史上最重要と言っても過言ではない Vatican に人生を捧げた男。法王に選出されるという“衝撃”の所為で、思い込みが解けちゃった。そりゃあ何から何迄が ? で埋め尽くされちゃう。そもそも自分は そんなに立派な人間なのか?? 普段すんなり出来ていた事すら普通に出来ない。
自分の役所は、自分で信じてあげなくちゃ。
信念とは また別の糸。切れたら嗚呼 恐ろしい。
映画が・・作品か?商品か?は、さておき・・数多の方が携わっているので☆①だけはダメ~
熱意有る方々が、作品なり商品なり製作されてらっしゃり・・
同じく、携わってるのだから・・
☆①の酷評レビューをする位なら、レビュー書かない方が良いと思う。
でも、これはあまりにも酷いので・・
今後被害者出さない為にも、レビューする義務が有るか?と勝手に思いました!
星☆評価は・・
TV無料OA基準で(*^^)v①(0でも良いです!)
DVD買う度 0
モ1回見たい度 0
おすすめ度 0
デートで見る度 0
↓以下ネタバレ!!!
~~~
何年か前?
イタリアの豪華客船の長が、不倫相手の愛人が住む町で客船を見せようと、湾に寄り→座礁して→一番に逃げ出す!て事が有った。
まさにそれ!!!
まさにヘタリア!!!
ローマ法王に選ばれ・・
責任の重さから逃亡!
↑そこまでは良い。
結果?ラストのラストで、『やっぱり法王せず、辞ぁ~めた!』と逃げ出す、クソバカが主人公の100分映画!
最低の最悪!クソゴミ映画す。
↑尻拭いさせられる周りの気持ちになり・・・怒髪天突く想いです!!!
鬱病のような映画
秀逸な邦題と予告編に惹かれてハートフルコメディを期待して観に行ったら完全に裏切られた。この点は下調べをしなかった私が悪いので評価の基準からは外すものとする。その上で。
本作は不快な展開を無目的に流し続ける映画というに尽きる。
教皇は「休日」を経ても尚、ラストで改心することは無かった。「休日」中に人間性を回復するようなイベントが何一つ無かったのだから、展開的には当然のラストである。それではこの「休日」はいったい何だったのか。根拠もなく自説に沿った解釈を披瀝するカウンセラー、かつて役者を志望した教皇が遭遇する三流劇団、それらは何の意味もない。
また教皇の休暇中における教皇庁でのイベントも何の意味もない。替え玉の前で聖職者たちがバレーボールをしたことも、我儘なカウンセラーも、何のために出てきたのか。
ことさらに無意味を描いてみせる本作は、鬱病患者の脳内を映したような作品と言う他に形容する言葉が見当たらなかった。
想像に任されるところが多い映画
敗因のひとつは私にチェーホフの作品内容知識が無かったことですが
それにしても「想像に任せる」部分の多い映画だったと思います。
よく言えば「説明的でない」ということなのでしょうが
何故その行動に至ったのか、その行動によってどんな答えを得られたのか。
という「過程」と「回答」くらいは明確に示してほしかったです。
いつの間にかこうなって、いつの間にかこういうことをはじめて
ただふらふらと時間が流れて、結局答えは出ずすっきりしないまま終了。
私にとってはそんな映画でした。
美しい建物の美しいカーテンに彩られたからっぽのバルコニーが
この映画そのものを表現していたと思います。
ヴァチカンの風景は美しかったです。
口コミ、とても役立ちました❕
予告PRに魅せられて、絶対観たい映画でした。 事前に皆さんの口コミをチェックして、「覚悟」して観れたので、 笑って、泣いて、ジーンとして、 ラストはしっかりと鼻かんでから(笑)、 感動のまま劇場を出ることができました❕
予告PRの先入観は捨てて観たら、 「サンタクロースがいっぱい❕」、 「見どころ満載」の、 素敵な映画でした❕
口コミ情報に感謝です。 本当にどうもありがとうございました❕
俺も予告に騙されました…。
俺もてっきり世間をぶらついて戻ってきていろいろ悟り法王の座についてめでたしめでたし…ってストーリーかと思いました。
それにしても法王就任ってこんなに嫌がられるものなのかしらん?
俺も自分の性格からして人の上に立つキャラクターじゃないから、この主人公メルビルの気持ちは嫌というほどわかりました。
ラストにメルビルが‘皆を導くのではなく、神に導かれていたい…’って言いますが、それなら初め選出されたときに断ればいいのにね…そんな簡単なモンでもないのか…。
どちらかというと、見終わったときに後ろ向きに考えさせられる映画でした。もっと前向きに導いてくれる映画が見たい!っと思います。
邦題に騙された
「ローマ法王の休日」、なんとものんびりした洒落たタイトルではないか。
自分の置かれた立場を放り出して雲隠れしてしまった「ローマの休日」を彷彿とさせる予告篇と相まって、ハートフル・コメディを連想してしまう。
つまり、意に反して法王になってしまった枢機卿メルヴィルが、集まった信者への就任演説をボイコットして街に逃げ出してしまうが、いろんな人達との触れ合いを通して自らの立場を踏まえて帰ってくるという内容だと思ったのだ。
まさに「ローマの休日」のヴァチカン版だ。
そう思いこんだのは、こっちのミスだろうか?
いや、タイトル、予告篇、チラシの「神さま、ごめんなさい。少しお暇を頂きます。」といったキャプション、そのすべてが確信犯的に観客に誤解を抱かせている。
だとすれば、なんともったいないことだろう。
この作品には、それなりの良さがあるのだ。
ところが、想像とあまりにも違った内容にがっかりさせられるのだ。
どちらにせよ、街に飛び出したメルヴィルの心の葛藤を描いてこそ、ラストが際立つのだが、104分という尺の中でヴァチカンに残った人々を捉えた比率が大きすぎる。
なんのことはない、監督(精神科医役で出演)がいちばん多く写っている。
暇を持て余した枢機卿たちが賭け事をし、神にすがるよりも強力な精神安定剤に頼る挿話は笑えるが、メルヴィルが法王という職責に対して、また自身の生き方に対してどう向き合ったのか、肝心なところが希薄だ。
これはコメディでもなんでもない。
自分が法王という重い職責を背負いたくない人たちが寄ってたかって一番弱い人間に職責を押し付けた。いわばいじめともとれる行動で、その彼らが無責任な人選をした報いを受ける。そういう話だ。
自分としては明るい結末にして欲しかった。
なぜならそういう期待を抱かされて観に行ったからだ。
コメディではありません。ちょっと中途半端
ローマ法王死去を受けて行われたコンクラーベで新しいローマ法王が選出された。しかし新法王は、就任の演説をすっぽかして、ローマの街へ逃げてしまう・・・。
原題の『Habemus Papam』とはラテン語のようで、「法王が決まった」見たいな意味らしいです。で、邦題の『ローマ法王の休日』は、大方の他人が想像するように「ローマの休日」からインスパイアされたタイトルのようです。確かに、ローマ法王の職務遂行に纏わる話なので、言い得て妙とも思いますが・・・。
冒頭のコンクラーベで、みんな「私が当選しないように」と祈っているんですが、これってそうなんですかね?法王になりたい人って、いないのかな?これは、聖職者の謙虚さを表現しているんでしょうか?
それとラストがね。「えっ!そういう終わり?」と思ったのは私だけではないはず。ああ言う終わりでいいんですかね? そこから始まる物語も有るのではないかと思いますが・・・。
プロモーションや、タイトルから受けるコミカルで楽しい内容というより、意外に真面目な内容なのではないでしょうか? 確かに所々コミカルですが、映画のトーンや結末を見る限り、必ずしもコミカル路線を狙った作品ではないと思いました。なんか、中途半端かな。
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