悪の教典のレビュー・感想・評価
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イケメンサイコパス
ストーリー的には前半のほうが主人公の冷静で知的で大胆な行動をしていてドキドキした。
後半何だか知的な感じが無く雑な大量殺陣に感じてしまった…
生徒も何で最後の2人があのやり方で生き残れたかがちょっと納得いかない。
他にもあんなに沢山生徒がいて大きな敷地なんだからあの程度の準備なら(ハスミンの突発的な行動につき)もっと他にも逃げ切れる生徒がいるのでは!?と思ってしまった。まあ、伊藤英明さん半裸が美しかったので良しとします。
サイコパスも十人十色
サイコパスが10人もいたら困るけど。
原作を読まずに鑑賞したので、こういうタイプのサイコパスもいるんじゃないかな、と思った。
最後の殺戮シーンはどんどん死んでくし、高校生だからこその行動の仕方が描かれてて観ててすごく引き込まれた。
観終わった後、しばらく体がグラグラした(若さみなぎるパワーに圧倒されて疲れた)
でもその反面、そこに至るまでのストーリーがタラタラしてた印象がある。ちょっと飽きた!
登場人物多いから仕方が無いかね
てか山田孝之ネタ枠じゃん
こういう小ネタわたし大好き!
やりたい放題やりきった
これは快作と言っていいでしょう。
いろいろやりきってます。
序盤の雰囲気は、吹越満(冷たい熱帯魚)の所為もあるが、
「あれ、園子温の映画だっけ?」と見紛うほど。
園子温=血の臭いがするというか、好きじゃないけど離れられない感じ。
蓮実(伊藤)のダークサイドが、序盤からちょいちょい出ていたので、
話の流れとしては文句なくスムーズ。
釣井(吹越)の蓮実の過去の経歴に、
蓮実自身の回想で説明付ける点もヨイヨイ。(スパイの話は意味不明)
「目的のためなら殺人も…」とか言うが、
必要のない殺人が多い気もする。クラスの番長とか、セフレの彼女とか。
蓮実が絶対的すぎて、他の生徒のキャラ立ちが弱かった。
唯一立ってた染谷は早々にいなくなるし、
対抗馬としての吹越満も同様に。
先生でも生徒でも良いので、もっと対抗馬が欲しかった。
その点でアーチェリーの彼には期待してたんだが。
ここまでやっちゃってオチをどう付けるかに期待して、
そのオチも及第点。
ラストの「To Be Continued」は監督から原作者への期待らしいが、
観衆としても期待してしまう。あの子生きてたしね。
虐殺シーンでBGMにジャズが流れるのも良かったけど、
序盤に流れていた古い曲の方が良かったな。
演者は二階堂ふみが違和感あった。
あの髪型の所為か、役の所為か。多分両方。
スラッシャー映画だと思ってみるべき作品
映画はその映画に対する認識によって、面白く感じたりつまらなく感じたりするもので、例えばシン・ゴジラなんかは「大怪獣映画」を期待して観るとがっかりすることがありますよね。
この映画も、「サイコキラーの教師に生徒が立ち向かう映画」を期待して観るとがっかりすると思います。
この映画は「サイコキラーの教師が気に入らない奴を理不尽に殺すだけの映画」です。本当にそれだけです。
スラッシャー映画というジャンルがありますが、この作品はそれにあたります。銃をバンバンぶっ放すし、血飛沫もバシャバシャ飛び散ります。そういうのに爽快感を感じられる人であれば気に入るんじゃないでしょうか。
でも、正直私には合わなかった。映画前半の「人気教師が裏で気に入らない生徒や自分の正体に気付きそうになった生徒を殺害していた」というストーリーはその後の展開が気になって楽しめましたが、何故か唐突にクラス全員を猟銃で殺害する展開になったあたりからついていけませんでした。いくらなんでも急展開過ぎて置いてけぼり喰らった感じです。サイコパスを描きたかったのかもしれませんが、違和感しか感じません。確かにガチもんのサイコパスは人を殺めることには何の抵抗もありませんが、逮捕されるなどの自分への不利益に関しては敏感です。証拠が残りかねない大量虐殺はやらないんじゃないかな。もし大量虐殺シーンを入れたいのなら、クラス全員ジェノサイドに至るプロセスをもう少し丁寧に描いて欲しかったな・・・という結論。
虐殺シーンの力の入れよう
ハスミンに伊藤英明の配役バッチリ。好青年だけど目の奥が闇なイメージ、これ以上ないですね。ただ、原作読んでると、行間補正してしまうのだけれど、実際、生徒だけにうまくとり入っていて、本来の人誑し的技術と悪魔的騙しって王国を作って行く姿が、バッサリだったな。
虐殺シーンの力の入りようは素晴らしかった。
残念なのは、山田孝之のドラムシーンいるか?ってのと、エンディングテーマこれじゃぶち壊しってことか。
伊藤英明久々のハマり役はまさかのサイコパス
生徒からも保護者からも厚い信頼を受ける高校教師でありながら、他人への共感能力が完全に欠如した蓮見聖司による大量虐殺を描いた問題作。
海猿の仙崎大輔での正義のヒーロー的存在のイメージしかなかった伊藤英明の予想外のハマり役はサイコパスの教師。
普段は温厚で親しみ深い人気の先生を演じる一方で腹の内では生徒やその他の教員のことなど全く意に介さない冷徹さを演じる二面性が大いにハマり、悪役であることを忘れ、もはや応援したくなるほどの存在感を放っているのが驚きだ笑。
蓮見の経歴や様子に疑いの念を抱き始める教師の釣井や切れ者生徒、早見らの調査に徐々に追い詰められ、痺れを切らしたかのごとく2人を抹殺し、文化祭前夜の大虐殺へと繰り出す件は謎の興奮を味わえる(味わえない笑)
また二階堂ふみを始めとした後々売れていく若手俳優たちが生徒役で出ているのもある意味注目すべきところ。
見返す度に見かけたことのある俳優たちの若手時代伺えて新たな発見が多いかも??
ラストの謎の伏線はマジで拾わなくていいです笑。
しかし伊藤英明がどうにかして復活する続編だったら結構観たい笑。
2014年06月21日(土)1回目
2015年05月23日(土)2回目
2018年12月23日(日)3回目Netflix
凶悪過ぎて爆笑
凶悪過ぎてつい笑ってしまうくらいに凶悪。さっきまで生きていた人間が無慈悲にショットガンで肉塊になるといった”クラス全員皆殺し”、黒板を爪で引っ掻く音を映像にしたような不快感はもう本当に気持ち悪かったですが、1名『桐島、部活やめるってよ』とキャストがカブってることもあって裏『桐島』的青春映画にも見えました。
もう少しクラスメイトのキャラが立っていればより悲壮感あったかなとか、蓮見を狂人に見せる感じで挿入される幻想的なSFXは蛇足かなとか瑣末なところが気にはなりましたが、こんな凶悪な映像をシレッとシネコンにかけてくれた皆様に感謝します、ホンマ危うく吐くところでした。
最高!
高校生たちがドッカンドッカン殺されていく、正に夢のような素晴らしい映画。
血の量は合格点!しかし、惜しい!「痛さ」があまり無い。人体欠損描写を控え目にしたせいだと思う。
ショットガンで撃たれると人が丸ごと吹っ飛ぶ(笑)演出とかバカっぽくて爆笑wwwである代わりにグロさはなくなっている。「痛さ」をちゃんと表現できていたら、カルト映画になっていたと思う。
三池さん!「殺し屋1」の時にあった「痛さ」が観たいっす!
高校を舞台に残虐シーンのオンパレードといえば、まず『バトルロワイ...
高校を舞台に残虐シーンのオンパレードといえば、まず『バトルロワイヤル』が思い浮かぶ。狂気に満ちた人間とあくまでも生に固執する人間とのドラマ。カンニング、イジメ、セクハラ、同性愛とかいった社会派要素も織り込むのかと思えば、まったく軽いエピソードにしかすぎないほど、終盤の学園祭準備における惨殺劇を描きたかったのだろう。蓮実のバックグラウンドなんかもとってつけたような感じで、精神面を抉るまでには至ってないのが残念。
55点
映画評価:55点
人殺しすぎ(爆笑)
途中までは主人公(犯人)が社会に上手く溶け込みながら、
気にくわない人間を殺していくのだが
そこまでは犯罪心理等に基づいていて勉強になりました。
学校側にも犯人探しをする秀才等がおり
その探り合いは良かった
ですが、その秀才達も一瞬で殺されてしまい
その時点で気がついたのですが
この作品は犯人探しや、犯人の奇怪性を見るものなんかではなく、
犯人の高スペックを使い俺ツエーを披露するためだけの作品なのだと
中盤からも証拠隠滅のために、クラス生徒全員を殺しまくるという鬼畜さ
立場は真逆なのだが
ヒーローが悪者をバッサバッサ倒すのと似ている
改めて思うのが
この世に悪党や悪者なんかいない
【正義】と【正義】のぶつかり合いなんだと
この主人公の鬼畜さ、殺人を当たり前と思わせるポジティブさ、自分が一番正しいと信じる姿勢
もうそれは、
この人自身の正義なんじゃないかと
デスノートを見た後と近い感覚でした
また作品最後のオチで主人公の思慮深さを知れた気がしました。
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