「没」籠の中の乙女 Cammeさんの映画レビュー(感想・評価)
没
「聖なる鹿殺し」に引き続き、見てみた映画。
いやーなんだかゴールのない、結論のない映画を見ているようで、途中で挫折しそうになった。でも最初の30分くらいの家族の会話が、聖なる鹿と似ていたかな…何かあるこの家族、とは感じながら見ていた。
結論から言うと、私の解釈としては昭和オヤジ(日本じゃないけど)が独裁国を建てて自分勝手に暮らす家族の成れの果てが描かれているのかなと。
ただ、昭和オヤジたちは、はっきり言わないと分からないのよ(笑)もう少し明確なメッセージとして伝えないと、風刺した甲斐がない、とか思っちゃって…
アカデミーにノミネートされたんですね、これ…
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