「独創的なダンスはまさに誰の真似でもない」籠の中の乙女 カメさんの映画レビュー(感想・評価)
独創的なダンスはまさに誰の真似でもない
個人評価:3.5
家の中しか知らない事と、一つの国から出た事がない事とは、どれ程の違いがあるのだろう。
地球だけで生きる人間と、外側の宇宙から見た人間を、比率を最小単位にして描いている様に感じる。
どの作品も特殊な設定に置かれた主人公たち。独自のルールで人間を育てていく実験を見ているかのよう。しかし人間とは程遠い価値観や、考え方に成長していく事はなく、どの生物でも考えるように、閉じ込められた籠から出たいと考える様になる。
乙女2人と息子が子供達だが、息子の存在が透明感ある世界観を濁している様に感じる。
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