ファインド・アウトのレビュー・感想・評価
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嘘つきアマンダの冒険
たまに、こういう「いかにもB級」な映画を観たくなります。1)話題作続きの大物俳優がなぜか主演。2)監督があまり知られていない人。3)横文字タイトルだけれど原題とは異なる。4)時として、制作年が少し前。そのため、見慣れた俳優さんが少し若く初々しい。(本作は昨年なので、そうでもなかったです。)…で、今さらながらようやく地方館にやってきた本作を観ました。主演は、可憐な天使から妖艶な小娘まで幅広く活躍するアマンダ•セイフライド! …期待通りのB級でした。とはいえ、ちょっともったいない気がしました。
同僚のジェニファー•カーペンター、新任刑事のウェス•ベントリー、隣人のおじさん(時々お見かけする顔ですが…エンドロール追いきれず。ニック•サーシー⁈)と、「いかにも」な顔つき(と言うより「面構え」)の俳優さんが贅沢に登場します。それなのに…それっきりだったり不発だったり、なのは惜しい! 特に、ベントリーは「P2」の怪演が脳裏に焼き付いているため、今か今かと期待してしまい肩透かしでした。
とはいえ、観た後にあーだとこーだと言い合いやすく、デート等には向いている作品だと思います。アマンダは、リアルで用意周到な嘘をぽんぽん付きます。それは病気ゆえか、女ゆえか?といったあたりを男女で話すと楽しいかと。…あ、むしろ男性は女性不信になり気まずくなってしまうかもしれません。(そんな時は、気分を変えて「P2」を…あ、女性不信はさらに決定的になってしまうかも? あれ?何の話でしたっけ?)
本作を観て、「TIME(これも原題と微妙にずれたタイトル)」の続編、やらないかな…という気持ちがむくむくとわきました。こういうアマンダ、けっこう好みです。
低評価に屈せず見てほしい。 ※ガッツリネタバレあり
とりあえずまず、アマンダ・セイフライドの眼力が凄い。気迫も凄い。ほとんどアマンダの一人劇と言っていいくらいアマンダの演技でもたせてる。
ちなみに最近話題のセバスチャン・スタンが出演してますが、まじでほぼ出てこない超脇役なので、セバスチャン目当てなら余程のファンじゃない限り見なくて良いと思います。あんまやる気も感じないしw
青のストライプのパジャマね!ってジルにしつこく言われながら車発進させる時のあの顔、どういう感情なんだよww
エログロ虫なしで、いつでも誰とでも見られる安心設計。
なかなか緊迫感もあり、序盤からもうハラハラシーンが始まるので、ダレて途中で「あと何分?」となることもなく、楽しく見られました。ていうかそのハラハラだけで、よくわからないまま1時間もたせるアマンダ凄い。
しかし、またもや白人向けのこの画面の暗さ。どうにかならんのか!おかげでクライマックスほぼ何も見えん。主人公が何か一生懸命頑張ってたよ。
序盤の、妹モリーが着てたパジャマのくだりで、ん?本当は妹おらんのか?主人公のジルが二重人格?もうとっくに死んでるのに生きてると妄想してるとか?ジルが想像以上に異常なのか?と思ってたけど、結局はいつものアメリカ警察の無能さが想像以上に異常な話だった。
モリーが実在するなら、ジルが警察行った時、形だけでも調書すら取らないの終わってるだろ…
そんで満を持して出てきた犯人よっわw
こんなに引っ張っといてクソ雑魚すぎてビビる。まぁ犯人が誰かとか、犯人とのバトルとかは本作のメインじゃないんだろうなと。
ジルが薬を飲み忘れないよう設定してるスマホのリマインダーで訳ありげに「スマイル!」と表示されたり、モリーはアル中の問題を抱えてたはずが学校では「ヤク中」と言われたり、警察の新人も出てきた途端怪しさプンプン過ぎて笑っちゃうけど、全部布石………に見せた、ただ意味ありげに置いただけの石!
ラストのクソ雑魚のせいで評価下がってるとは思うけど、つまんないというほどかなぁ。流石にあのハラハラ感とアマンダの演技だけでも☆3を割るこたぁないだろうよ…
アメリカでは誘拐、特に未成年や女性の誘拐が後を絶たず、かといって精神病、虚言癖の人もまぁ普通にいるだろうし、警察としては犯罪なんて起こってない「と思いたい」。だから、たった一人生還したジルが頭のおかしい奴で、常に妄想で騒ぐ異常者「と思いたい」。
作中、偉ぶってた警察が新人に「大掛かりな捜査をしたのに何も見付からなかった」と語ってるけど、犯人が言うにはあの馬鹿デカい森林公園を1週間しか捜索せず、犯人どころか痕跡すらも見つけられずで馬鹿にしてたし、警察の言う「大掛かりな捜査」が実際は大したことなかったと示唆している。
確かにあの森林の中、ノーヒントで小さい洞穴探すなんて、砂漠に落とした星砂探すようなもんかもしれないが、だとしてもあのデカい森をノーヒントで1週間しか捜索しないってのは、やる気ないとしか言いようがない。しかも警察犬だのヘリだの総動員してこのザマらしい。犬の鼻どうした?
1日中監禁されてて犯人の顔も見てないなんて、というのをジルを虚言癖呼ばわりする根拠としてたけど、攫われた後は薬でほぼ気絶してた上に穴の中にぶん投げられた後は中に犯人いなかったじゃん。ていうか犯人ってそんな簡単に顔見せるもんなの?
警察が「優秀な大学生がこないだ行方不明になって探したら、恋人とランデブーしてただけだったよwお前の妹もそれだろw」と言うんだけど、確かにジルは精神病でモリーはアル中ヤク中で評判悪いせいで真面目に捜索してもらえないと捉えることもできる。実際、普段の言動が物を言う部分は大いにあるし。
でも、何なら普段どれだけ真面目にやってても、一度も問題起こさず他人に親切にしてた人でも、誰かが問題をなかったことにしたければ、何かしらの粗を探して(真面目ちゃんを演じるのが嫌になって家出した、とか友人恋人が悪い奴で唆された、とか)自分が動かなくて良い言い訳にする。動かない自分が悪いんじゃない、お前が悪いんだと言って。これをやるのは何も警察だけじゃない。被害者が悪いことにして叩き潰せば、みんな安心できる。その場だけは。
ストーリーとしては穴はあるけど、人間の心理を見る作品と思えばなかなかリアルな話だった。誰も頼れない、嘘つき呼ばわりされ突然爪弾きにあった時、どう動くのか。何もしないのか。
こういう時に信じてくれる人、自分にできることで支えようとする人、鼻で笑って突き放す人。
一見頼れる人が、一番大事な時に何の役にも立たなかったり、大して親しくないはずの人が、いざとなったら味方をしてくれたり。
最後、ジルが犯人を自分の手で処分し、やっとジルはトラウマから「解放」される。自分の手で決着をつけて漸く、犯人は絶対に、もう二度と、現れないと確信が持てた。
前にもどっかのレビューで書いたけど、被害者は「犯人が捕まって良かったね」では安心できない。犯人が生きている限り。いつ、また、あいつが戻ってくるか?自分の子供、恋人、家族が狙われるのでは?逆恨みして、釈放後にまた自分を探し出して現れるのでは?戦々恐々としながら一生を過ごす。
ジルの決着のつけ方が良いとは勿論言えないが、じゃあどう解決するのか?
実際に、逮捕された加害者が釈放後、逆恨みで一度生き長らえた被害者を殺す事件も後を絶たない。でも、大してニュースにもならない。誰も関心を持たない。誰も解決しようと思ってない。被害者が自分じゃないから別に良い。
じゃあ、もし被害者になったら、どう生きるのか?
「もう犯人も捕まったんだから、助かったんだから良いだろ、いい加減に忘れろ」と周りは言うかもしれないが、自分が被害者だったら、そんな暢気に生きられるんだろうか?
アメリカでよくある誘拐事件をベースに、こういった人間の心理を描く。実際、この作品で言いたかったことはそっちなのかなと。
この終わり方、『ザ・コール 緊急通報指令室(2013)』を思い出した…けど、公開年調べたらこっちの方が先だ!(本作は2012年)
で、真面目な話しといて何だけど、犯人を燃すシーンで
「殺さないって言ったじゃないかぁ〜」
「あれは嘘」
のコントが面白くて笑ってしまった。
ジルの返しが冷たすぎて一周回っておもろい。
犯人は、攫った女性達は全て穴の中で殺してたみたいだけど、ジルの妹であるモリーだけ縁の下に放り込んでたって…どういうこと?
ジルに逃げられた後も誘拐事件は何度も起きていたみたいだし(警察が「誘拐事件が起きるたび騒ぐ」と話してる)、警察はそれを放ったらかしでジルとモリー以外の被害者は誰も助かってないみたいだけど。
逃げ延びたジルをコーヒーショップで偶然見付けて…あるいはジルが精神病院から出てくるのを待ち、わざわざ探し出して、ジルを誘き出すために、わざとジルが不在の時にモリーを狙った?
なぜモリーだけは攫わなかったのか。ジルを誘き出すためにしても、別にいつま攫ってるなら攫ったって良くね?ジルを誘き出すのが目的だから、余計な人数増えるとバレやすくなるからとか?同時に2人はムリ!的な…犯人ショボかったし…
ここはほんと謎。
犯人的には、無能過ぎる警察に苛立っているようにも見えたし、自分の存在をジルの「妄想」で済まされたことが気に入らず調子こいて存在アピールしてきたのかなと思うし、ストーリー的には恐らく、最後の最後までジルの妄想(自作自演)である可能性を引っ張りたかったのかなーとは思うけど(自宅の縁の下ならジルがモリーを…の可能性を作れる)。
評価悪いですが(2025年10月現在☆2.9!?)、散々警察に虚言呼ばわりされ見下されてきたジルが、モリーが見つかって「妄想じゃ説明つかねぇ!マジで誘拐だ!」とザワつく警察に「全部私の妄想だから、犯人なんていねーよw」で押し切るラストが結構好き。
お前らがそう言ったもんね??という無能警察に対する皮肉。言われた時の警察の「あ…えっと…」の顔も面白い。そりゃ、何も言えんわな。
ジルは最後まで、頼れる存在であるべき警察を信じないし頼らない。虚言呼ばわりされるジルが、自分の意思でどんどん嘘をついて情報を得て、自分の力で全てを解決する。ここがキモなのかな。ジルが最高に力強い作品だった。
監督…か脚本家が、犯罪を減らそうと努力もしない警察、ひいては国をかなり強く皮肉ってるようにも感じる。
アメリカ映画、たまにこういう「殺っちまったけどクズだから良いよね?」のラスト出してくるけど、世間の評価は絶対賛否両論になるとわかってるのに定期的に出してくるってことは、内心「殺ったれ!」と思ってる人多いんだろうなぁとか思ってしまう。私刑を望む人が多いくらい、日本より更に警察が無能だし上層部が腐ってるんだろうな。
ちなみに我がレビューを投稿したおかげで現在の全体評価は☆3.0になったことをお知らせします。
ジルの決心
ファインドアウト
原題名「gone」
2013年の作品
アメリカでは未だに社会問題化している「ミッシング・パーソン」
毎年約36万人の0~18歳の行方不明が発生しているアメリカだからこそ、この物語がリアルに思える。
これをモチーフにした作品
原題名にあるように、去ったものは2度と帰っては来ない。
昭和時代に多く見られた「誘拐」
目的は身代金であって、誘拐された人物自身ではなかった。
しかしこのミッシング・パーソンとか、幼い子供が誘拐される目的は、その人物自身にある。
よって、誘拐した時点でミッションが完了することになり、ミッシング・パーソンは「gone」となってしまう。
物語は、
以前拉致されながらも奇跡的に脱出できた女性ジルの身に起きた「再発」を描いている。
そしてこの作品は、ジルの心境や周囲の反応を非常にリアルに描き出している。
私も随分前にこの作品を見た記憶があった。
そして当時もジルに共感を覚えた記憶がある。
それはおそらく、自分の話を信じてもらえなかった過去があるからで、事実を信じようともしない他人の色眼鏡を見た経験があるからだろう。
それらを包括した上でジルは言った。
「私は自分を信じる」
この言葉は非常に強く、過去のトラウマに対峙する決心を表明した言葉。
人は誰もが、他人の過去しか見ない。
「報告書」に記載されていたジルの過去 妄想と嘘と通じ妻の合わない証言
そして精神病院へ
しかし、ジルが経験したことすべては彼女自身の揺るぎない事実で、家族やほんの数人だけが信用してくれた。
この、ジルによる「妄想騒動」は、彼女の履歴にも大きく反映された。
そしてこのレッテルはどこに行ってもつきまとう。
さて、
犯人ジムはなぜ再びターゲットをジルにしたのだろう?
ジルの性格についてはあまり語られないし、ジルの人間性もあまり描かれないが、おそらく彼は完璧主義者なのだろう。
ジルは捕まえた女性たちをどのようにしたのかは言及しなかったが、それは映画だからであり、視聴者が勝手に想像してくれればいいと考えたのだろう。
焦点はそこにはなく、ジルのトラウマと世間の見方、そしてどんな特でも「自分自身を信じ続けること」に合わせている。
あくまで犯人の趣味嗜好ではなく、ジルのゆるぎない自分への信頼を描いている。
ここがこの作品の大きな魅力だろう。
ジルは最後まで自分を信じたが、警察も病院も信用しなかった。
行方不明になったモリーを探し回り、「体裁のいい嘘という武器」を巧みに使いながら彼女を捜索した。
バイト仲間が持っていた犯人だと思われる男の電話番号。
ジムはシャロンをターゲットにしたのだろうと思われる。
同時に、ジムは同じ店で働くジルのことをどう見ていたのだろう?
ジムは、モリーを襲い床下の隠した後、ジルの様子は監視していない。
彼は愉快犯というわけではないし、この時点ではジルを罠にハメた訳でもないように思われる。
強いて言えば、「オレは、居る」ということを世間に知らしめたかったのだろうか?
または警察がどこまで本気になって捜査してくるのかを知りたかったのかもしれない。
ジムの目論見は、結果としてジルとの対峙を引き起こしてしまった。
この事態をジムはどう捉えたのだろうか?
かつての失敗を取り返すつもりになったのだろう。
しかし、今のジルは当時のか弱い女性ではなくなっていた。
さて、、
この作品のリアルさは、やはりジルの内面に宿っている。
たった一人で妹を探し始め、犯人の意思とは関係ないところでコンタクトした。
舐めた犯人に対し拳銃を発射する。
引き揚げた梯子だけで十分だったが、アルコールを撒いて犯人を焼き殺した。
そこまでしてしまわなければならないほど、彼女のトラウマは消えることはないし、同時にそれこそがミッシング・パーソンを持ったアメリカ人たちの心を代弁していた。
「警察など頼れない」
ジルはその後しばらくしてから森林公園の地図と「写真」を警察に送った。
一視聴者的には、そんな警察なんかに証拠を送る必要などないようにも思ったが、他にも犠牲者がいたことで、ジルはやむなくそうしたのだろう。
広大な土地に広がる自然のなかに隠された場所があっても不思議はないし、そこが発見されないのは誰もが理解できる。
一人の女性の妄想 警察にとってその着地点は1番楽な方法だ。
2010年代のアメリカでは、まだ街中に監視カメラはなかったのだろう。
これからの物語、特にミステリーものであれば、監視カメラ網の穴を探す必要が出てきた。
それを介入させない場合は、時代背景を2010年以前に合わせなければならなくなる。
そしてこの監視カメラ網があるにもかかわらず、未だに減ることのないミッシング・パーソン。
アメリカはその社会問題にいい加減本気で取り組まなければならない。
ラストで台無し
ラストに行くまでは面白くて期待値が上がる
ところがラストがひどい
犯人を殺したから妄想ってことにしようとするのが無理がある
妹を生かす犯人も意味がわからない
なかなかの駄作でした
ラストが良ければ名作になりえたのにもったいない
酷評されていますが、“気軽に楽しむ映画”としては良いと思います
出来の悪い脚本
アマンダ・セイフライド目当てに配信にて鑑賞。かつて誘拐されたトラウマから抜け出せない主人公が同じ犯人に誘拐されたであろう妹を探すサスペンス。
自分が誘拐された事実を信じてくれない警察、精神科で治療した経歴から妹の誘拐も妄想でかたずけられ、やむなく孤立無援の中で妹を捜索。果たして誘拐は彼女の妄想なのかあるいは。
警察に追われながら妹を探す主人公。ただ、特に結末に至るまでサスペンスとかもなく、伏線もこれと言ってちりばめられず、淡々と物語は進行する。
ストーリーテリングがうまくなくて、正直退屈な内容。これは結末にどんでん返しが予定されてるのではと期待しながら我慢して見続ける。
主人公は誘拐された過去以外に本編でその生い立ちやらが語られず、妹以外の家族関係についても語られない。もしかしてこれは事件のショックで記憶喪失になった彼女に対して荒療治でもって直そうという落ちなのか。実は妹もグルになって、過去の誘拐のショックに向き合わせようという。
と思ったら、やはりあやしいとされた人間がそのまま実は犯人だったという、なんのひねりもない落ち。ひねりがあると思わせて実は何のひねりもないというある意味驚愕のラスト。途中でいなくなった新米刑事とか落ちに絡んでくるかと思いきやそれもなかった。
私のようにアマンダ目当てに見に来る馬鹿な観客を狙った安物の映画。配信でも退屈な内容だった。
そりゃないだろって!!!
【狂言誘拐と疑う警察の態度に苛苛しながらも、ヒロインが自らの経験を基に攫われた妹を探す根性に魅入られる作品。】
■何者かに拉致監禁されるも逃げ出すことができた過去を持つジル(アマンダ・セイフライド)の妹モリーが失踪。
自分を狙った犯人に彼女もさらわれたと確信するが、警察は取り合おうとはしない。
たったひとりでモリーの行方を追うなか、事件をめぐる思いもよらぬ真実が浮かび上がってくる。
◆感想
・とにかく、警察の初動の遅さやジルの精神病歴に固執し、動かない警察に苛苛する作品である。
・ジルが拉致監禁された経緯の描き方も粗くって、犯人の犯行動機も良く分からない・・。
<今作の様な作風に合わない(個人的な意見です。)アマンダ・セイフライドの熱演は伝わって来るんだけれど、作品自体の重みがやや軽いかなあ、と思った作品である。>
■コロナ禍になってから、基本は映画館で鑑賞スタイルは変えないが、配信普及により過去作で知らなかった良作に出会った時は僥倖感を感じる。
数多ある配信映画から良作を見出すのは難しいが、それも又、楽しいモノである。
真実か虚言か。
かつて誘拐事件の被害者となったジル、しかし「妄想」だとして警察さえ取り合ってくれない。そして一年後、今度は妹が失踪してしまう。ジルは同じ犯人が自分を狙って妹を誘拐したと確信するが…
犯人を追いながら独自に捜査を進めるなか、人々から話を聞くためジルの口からはありとあらゆる嘘がスラスラと飛び出す。そんな姿を観ていると、果たしてジルの誘拐事件は事実なのか虚言なのか、観ているこちらも真相が気になりと目が離せない。
…が、まぁ、なんというか割と「普通」な感じの仕上がりだったかな。スリラーと言ってもそこまででもないし。
しかし何故90分程度にまとめたのだろう?あと30分あれば「アンタ誰?」は解消できたのではなかろうか…
登場人物みんなが怪しく見えてきちゃいました(笑)
捜査が進まないと警察は被害者のことまで疑っちゃうんですからね、「本当にそんな目にあったのか?」なんて感じで。 捜査を進めるというのは想像以上に大変なのでしょうが、主人公の女性が護身術学んだり、自分で森を調べに行っちゃうのがすごいなと思いました。 最後犯人を倒した後、警察に「犯人なんかいないわ、私の妄想なんでしょ?」みたいなことを言うのが面白かったです!
アホ警察にアホ犯人
タイトルなし(ネタバレ)
ジルも犯人も頭脳プレイ一切なしの行き当たりばったりなのがちょっと気になった。
ジルはこれでいいとして犯人の方はおびき寄せたいならもう少し賢くやらないとこんなの辿り着けたの奇跡でしょ。
新人刑事は絡んで来そうな雰囲気出しときながら全然で「え?」って思ったけど徹底して誰も信じないのは逆に良かった。
どーせ妄想だからね!って最後嫌味まで吐いて清々しい。
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