劇場公開日 2013年1月12日

「これほど再現度の高い学園物は他にない。」映画 鈴木先生 アサシンさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5これほど再現度の高い学園物は他にない。

2018年10月4日
PCから投稿

シュールなストーリーのようで、日常の出来事や会話は、今までの学園物を遥かに凌駕するきめ細やかさで、微に入り細に入り等身大の描き方に感心するばかり。
服やレイアウト、小物どれをとっても、付け入る隙のない配慮が行き渡る。
キャストもどうでもいいところにでも、かなりの役者が添えられている。
特に生徒は組み合わせが絶妙で、それぞれの役割を余すところなく出し尽くしている。
反面、原作のダメなところが浮き彫りになるのが、玉に瑕。
しかし、土屋太鳳がこれほど可憐であるとは驚愕の至りなり。いつのまにか今の様に浮腫んでいるのか、病気か。
長谷川博己ははまり役だな。彼でなければ、笑えない喜劇になるところだ。

アサシン