ハングリー・ラビットのレビュー・感想・評価
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設定はひどいがそこそこ観られる
総合65点 ( ストーリー:55点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
私刑をする巨大組織に誘われ参加すると、ズブの素人もいきなり殺人を強要される。そんな物語の設定はまるでお粗末でひどい。だけど組織に追われながら情報を集めて相手のことを解明していく過程は緊張感もあって面白かった。この部分だけを観れば楽しめる。
ニコラス・ケイジ主演のサスペンスアクション
皮肉にも「ブレイクアウト」で、ツルッとスベってしまったニコラス。
さほど期待しないでの鑑賞でした。
高校で国語の教師をしているウィル(ニコラス・ケイジ)。
愛する妻ローラ(ジャニュアリー・ジョーンズ)と、幸せな生活を送っていたが
ある日 妻が連続レイプ犯に襲われ、大怪我をおってしまう。
病院で落ち込むウィルに、謎の男サイモン(ガイ・ピアース)が 静かに 話しかける・・・。
それは 代理殺人(私刑)の誘いだった。
ウィルは断ったが、妻の苦しむ顔を思いだし サイモンの誘いに乗ってしまう・・・。
見返りとして 簡単な手伝いをしてもらうだけだとサイモンは言った。
そして ローラを襲った犯人は、謎の組織の手によって殺され、それを証明するものがウィルの手に届いた。
それから半年して、ウィルにサイモンから 事故に見せかけた殺人の依頼が入る。
相手は、幼児ポルノで稼いでいる悪質な奴だと告げられたが
ウィルは どうしてもできなかった。
しかし、その相手ともみ合ううちに男は死んでしまう。
その後ウィルは逮捕されてしまうが、組織の仲間とおぼしき男に逃げるよう言われ
無実の罪を着せられたまま逃亡することになった。
んま~、それなりに面白かったです。
「私刑」って、正直~難しい題材だし わからなくもないけど、
それで本当に気が晴れるのか?ってところをニコラスが演じていました。
「ニコラス映画にハズレあり!」ってスタンスで鑑賞しましたけど、ま~ま~良かったと思いますょ。
この、闇の組織のニューオリンズ支部(?)のサイモンが、どうしてあそこまで暴走してしまったのか?
そのストーリーを 期待して待ってたんだけど、結局~出てこなかった。
んま、「ブレイクアウト」なんかと比べたら全然おもしろいと思います。
至る所にメンバーが…!!
秘密組織に騙され、身を守る為に陰謀を暴く。
よくあるストーリーだけど、現実味がある様に描かれていたから面白かった!
被害者の憎しみを餌に一般人達が世直しと称し謎の殺人を犯していく。以外とメンバーが至る所にいるのね。私の街にももしかしたら!?
お約束
原題はSeeking Justiceで直球すぎる。明らかに邦題のほうが作品にあった良いタイトルだと思う。
ストーリーは代理殺人から始まる巨大組織に巻き込まれていく男の話で、よくある感じのサスペンス作品である。殺人の依頼の報酬に自分が別の殺人に加担させられて…なんてのは既に使い古されていて特別な目新しさはない
この手の映画を良く見る人ならストーリー展開も先が読めるどころの騒ぎではない、凄まじい既視感に襲われる事うけ合いである。
「ああ、お約束お約束」と思いながら見ているとなかなか楽しめたような気がする。
ネタが尽きて久しい
特段取り上げるところがないニコラス・ケイジはコッポラの甥っ子で人気者の俳優。
ウォーターワールドのコスナーが失敗したのを横目に見ながら
無難に稼ぐ俳優さん。
日本で言えば福山さんなら多くの女性が完璧な男像としてファン以外でも認めるタレントだがそんなおいしいところがこれといってないニコラスはなぜか人気が衰えない。
人の怨念とか復習ものとかによく出ているが今回の作品も
普通に見れて、普通にたのしめて、普通にがっかりできて、見たこともすぐに忘れてしまうような作品にできあがっている。
ニコラス好きにとっては満足のエンタメ映画
ニコラス・ケイジ好きにとっては、そこそこ満足できました。
映画の展開も抑揚がうまくつかわれていて、飽きることはありませんでした。
ただ、一介の国語教師ひとりにやられてしまう秘密組織ってのは、どうなんでしょうね。まあ、映画だからいいか。
代理殺人ものって古い
妻がレイプされ、よく知らない人に復讐を頼む。
代理殺人でも古いのに、よく知らない人に復讐を頼む高校教師。
よく考えなくても不自然ですよ。
復讐するなら自分でするでしょ。
まぁそれは置いておいても全般的に新しいモノは無いです。
復讐を代わりにやってくれたなぞの組織が暴走して
主人公を巻き込んでいく。
最後の証拠を警察に渡すときも、そいつが
組織の人間だって、誰でもわかっちゃう。
大きな組織って怖いね、ってオチ?
そんな組織はあなたの身近にもあるかも?
ふーん。っで終わっちゃう映画。
ニコラス・ケイジ、脚本をよく読んでから出演しなよ。
お金に困ってるのかね。
一般人だからね。
ニコラス・ケイジ演じるウェルは高校の英語教師。
映画を見慣れたこちらからすると「ダメだって!!」と言いたくなるような、普通の人の行動をします。
人を疑わずに(どう考えても怪しい)親切な申し出に縋り、言われるがまま行動してしまう。
まともに生きていた一般人だからです。
だけど、それだと(映画的に)面白くない、と思ったのかなんなのか。
彼は劇が進むにぐんぐん成長していく。見ものです。
初めはアワアワと拙い行動だったのが、追われるうちに段々逃げ方がこなれてきて
(生徒から没収した携帯を拝借して使ったり、使えそうなものは遠慮なく盗ったり)
行動だけ見るとだいぶ悪人です。盗みは犯罪なんですが・・・
本人は組織の勧誘を拒んでいましたが、本質的にとても裏社会に向いてるのだと感じました。
組織は存在し続ける。
hungry rabbit jumps!
引っ張りだこのハゲラスさん
なんでか知らんけどハリウッドじゃ引っ張りだこのハゲラスさん。
今回はストーリー重視のドキドキ系サスペンス。
暴行された妻の仇を謎の組織にとってもらうハゲラスさん、しかし半年後、その組織から殺人の手伝いを要請される話。
ぶっちゃけ謎は少ない。組織のやってることは最初からほぼ明らかだし、特に驚くような真相もない。
登場人物もそこそこ多いけど、特に伏線みたいなものはない。まぁこの手の映画にしてみたら、ちょっと脚本が物足りない。
同時期公開のブレイクアウト もそうだったけど、最近のハゲラスさんはどうもイマイチなのが多い。
SeekingJustice
最も愛すべき人が突然の暴漢によって悲惨な目に合されたらその人を守るべき自分はその加害者にどうするだろうか?(子供or恋人or愛妻・・・)
アメリカには「vigilantism」という言葉があるらしい。日本にも昔は「仇討」という情けを認める言葉があった。法治国家や民主主義の狭間にある矛盾に遭遇したとき。
「ハングリー・ラビット」という邦題よりも「SeekingJustice」のほうがしっくりくる、でも邦題の方が観に行く人にミステリアスな印象を与えていいのかもしれない。
自分は主人公ニコラス・ケイジに賛同するかな。
とにかく最後まで退屈しない108分。
退屈しなかった
最後まで飽きずに面白く見ていたんだけど、心に何も響くものがない映画だった。夫婦の絆が描かれていたのだが、お互いどのように魅力を感じているのか特に何も描かれていなく、それと同様に全ての登場人物がコマのように配置されているだけのように感じられた。物語の破綻がないのは、そこにのみ念入りに塗りつぶしただけなのではないかと思った。
性犯罪の恐怖も描いてないし、殺人に対する心の負い目も特に描かれていなかった。そう考えると心ない映画であった。
ちょっと面白かったのは、一般人のおじさんがニコラスケイジを殺しにやってくる場面だった。素人だからすぐ逆襲されて情報をペラペラしゃべっていた。そういった面を強調して、敵側の混乱なども面白く描いてくれたら人間くさくてよかったのではないだろうか。
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