「現在の日本人とは違う視点からなので面白い」新しき土 KEOさんの映画レビュー(感想・評価)
現在の日本人とは違う視点からなので面白い
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1.日独合作で撮影したので、地理的におかしいのが面白い
①12分=光子の自宅(富士山の麓)の裏が、広島県の厳島神社
②18分=輝夫とゲルダが夜の東京観光で、阪神電車の駅、他
2.ドイツ人の視点での撮影の為だと思うが、日本の景色・風習・文化の映像が多数
①20分=光子の回想で、体操、料理、水泳、弓道、裁縫、茶道、箏、剣道、
薙刀、華道、ピアノ、等
②42分=大相撲+横綱の土俵入り、芸者、歌舞伎、等
③64分=ゲルダの箸使いが面白い
④101分=棚田での田植え、田んぼの代かき、その他の農作業、等
3.1937年と初期の映画なので、特撮みたいな映像
①80~97分=光子が着物姿で噴煙の岩山を登山 → 無理筋
②同上=輝夫も光子を追いかけて、洋服姿で泳いで池を渡ったり、
靴下姿で、噴煙の岩山を登山 → 無理筋
4.ドイツ人に対する日本の紹介、及び、観光映像の要素が2~3割ある感じ
①地震・火山・海岸・桜・祭り・神社仏閣の説明みたいな映像
②日本の家族制度に対する考え方の紹介、等
③政府広報の民間版みたいな要素
5.映画を観て、これは無理筋だなと思う所が多々あって面白い
①原節子(1920.6.17生)16歳時の撮影 → 若い
②感動等は無いが、1937年頃の映像が沢山観れて良かった
6.数分の短い映像は別として、自分が観た国内映画では1番古い映画でした
なお、外国版を含めると、チャップリン作品集:1914年製が
自分が観た映画では、1番古い映画です
7.この映画は、視点が違うのが面白くて良かったです
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