「第2回UFCで瞬殺された、シラット使いに捧ぐ(笑)」ザ・レイド たぁ〜ちぃんさんの映画レビュー(感想・評価)
第2回UFCで瞬殺された、シラット使いに捧ぐ(笑)
シラットがどのような動きの格闘技かわからないのだが、結局観終わっても、接近戦で肘と膝を多用しているな。ぐらいしかわからなかった。
監督がリアリティのある格闘シーンにこだわったので、格好良い(綺麗な)動きというより泥臭い動きに見えますね。
リアル寄りにするか、格好良く撮るかは格闘映画では非常に難しい問題で、リアルに近づけ過ぎると爽快感が損なわれ、格好良さばかりを求めると動きが嘘臭く見えてしまうんですよね。
このバランスが素晴らしいのは、マイケル・J・ホワイト、ドニー・イェンですね。
体重的にはライト級位のイコ・ウワイスが、1人の敵を2〜3発で倒すのは実際には難しいだろうが、映画の中ではザコ敵ぐらいはもう少しスマートに倒してくれたほうが興奮したと思う。
個人的には、ザコ敵はシラットをアピールするために華麗に余裕をもって倒し、中ボス→ラスボスと徐々に泥臭い戦いになっていったほうが良かったな〜。
難癖ばかりつけたけど、本作は近年の格闘映画の中では群を抜いて良作です!
2にも期待しています。
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