「スタイリッシュ泥試合」ザ・レイド ゼリグさんの映画レビュー(感想・評価)
スタイリッシュ泥試合
久々にちゃんとしたバトルアクションを観ました。
トニージャーのマッハ以降ハリウッドでは鉄拳やらKOFやらストリートファイターやらのバトルアクションが作られましたがだいたいうんこでした。
なんなんでしょうか。格闘ゲームが原作なのに全然戦ってくれません。
でもこれは違います。「ストーリーとか知らんわボケエ!」とばかりにほぼ全編に渡って色んな肉弾戦が繰り広げられ、「これが格闘技シラットだ!お前ら覚えて帰れよ!テストに出るぞ!」とばかりにバンバン殴りあってくれます。
ちなみに銃やナイフなどの武器も使うので所々で色んなわるいひとたちの赤色が見れます。
なんといってもバトル物の醍醐味はタイマンだと思っているので、ラスボスとの二対一の戦いはちょっとアレなんですがまあクソ強いからってことでいいでしょう。
インドネシアってことでちょっともっさりした感じもありますが、ローカル感と郷土愛溢れるマッハと違い、音楽がかっこよくて全く気になりませんでした。
主人公の、優しいのに躊躇ナシな所もたまりませんね。
続編が作られるらしいのでそっちは期待してるんですが、だがハリウッドリメイク、テメーはダメだ。
格闘技どうするつもりなんでしょう。プロレスするんでしょうか。
イゴール・ボブチャンチンみたいなのに筋肉バスターなんでしょうか。
もう勘弁してください。
カンフーものが好きなら観てみるべきだと思います。
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