「バトルの塔」ザ・レイド 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
バトルの塔
話題を呼んだインドネシア発のバイオレンス・アクション、今頃になってやっと鑑賞。
話は有って無いくらいシンプル。
麻薬王が支配し、ギャングの巣窟である高層ビル。逮捕すべく、強制捜査に入った特殊部隊の戦い。
キャラ描写や凝った話の面白味は残念ながら望めないが、なるほど確かにこれは、評判のアクションを見る作品!
ほぼ序盤から最後まで、アクションに次ぐアクションの連続で、ノンストップ!
最初は主に、ガン・アクション。
次に、ナイフなどを使ってのアクション。
そして極め付けは、軍隊でも使用されているという格闘術“シラット”を駆使した肉弾アクション!
とにかくこれが非常にキレがあって、イタイッ!と思わせるほど。
ホント、アクションの見せ方って色々ある。特にアジアは。ここら辺、ハリウッドなど足元にも及ばない。
また、人がバッタバッタバッタバッタ死に過ぎなくらい死んでいく。ザコのギャングや特殊部隊は出てくる度に皆死んだんじゃないかな。
こういうバイオレンス・アクションが好きな方には堪らないくらい痛快だろう。
主演のイコ・ウワイスはトニー・ジャーに次ぐアジアン・アクション・スターの新星。調べてみたら、『フォースの覚醒』に出てたのね。
麻薬王がメチャ貧乏臭かったけど、意外に強い!
敵が次々と現れて、各階クリアしながらボスを目指す。
まるで『ブルース・リー 死亡の塔』か『ドラゴンボール』のレッドリボン軍のマッスルタワーみたいでちょっとワクワクした。
続編は日本人俳優も出演してGOKUDOも絡むとか。
さて、こちらも見ようかね。
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