クロニクルのレビュー・感想・評価
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これつまらないっていう人いるのか
ひょんな事から超能力を手に入れてしまった高校生達をリアルに描いた映画。
観たのは随分昔だけどこれは好きだったなあ。
力を手に入れた若者の末路・・・
いや~、面白い!
久しぶりに見たけど、ホンっと、どうやって撮ってるんだろうってくらいにリアルです。モキュメンタリーっぽい演出が真実味を帯びていて、めちゃくちゃハマってました。
主な映像は主人公がいつも持ち歩いているビデオカメラ。そこに、記録映画的に綴られていく超能力を使った異様な映像。 その映像を繋ぐのも、第三者のカメラであったり、監視カメラであったりという実にリアルな表現。 ホンっとに楽しませてもらった一本です。
ふとしたことから手に入れた超能力。いたずらに明け暮れる学園モノ特有の、いかにも青春みたいな爽やかな感じで展開していくんだけど、その力の強大さに気づいたあたりから微妙に流れが変わっていく。
じわりじわりと迫り来る恐怖が良いですね~。
【ネタバレ】
クライマックスの、ビルが破壊され、人や車が吹き飛ばされるところなんか、迫力満点!破滅に向かっていく様は、より一層の悲壮感にあふれてました。
結局、あの光がなんだったのか?なんてのも、わからないまんまのエンディングってのも、ある意味リアルかな?
あまりのリアルさに魅せられた
序盤、いじめられっ子に友達ができて、普通なら出来ないことをやって遊ぶ姿は『ドラえもん』の道具を使って遊ぶ野比のび太たちを見ているようで夢があって楽しい。
しかし高いところへ行けば行くほど落ちたときのダメージは大きい。
彼らの落ち込みようは痛々しい。
「俺に指図すんなー」ドッガーン!!『AKIRA』のようにコンプレックスと超能力が頂点に上り詰めようとし、邪魔する者を親だろうが仲間だろうが容赦なく排除する。ガッゴーン!「やめろー。仲間じゃないか!落ち着けー!!」ドゴゴゴーン!!「お前なんか友達でも仲間でもない!俺に構うなー!!」バガゴゴガゴン!!
まるで『DRAGON BALL』のサイヤ人の戦い。
激しくヤッた後は聖者タイム…場所はチベット。何故かゾクゾク・ワクワクする終わり方であった。
前情報なしの鑑賞がオススメ
低予算映画ながら、興行成績1位を獲得した映画。
前情報なく鑑賞することをオススメします。
⚠️以下、ネタバレ⚠️
前情報なしに観ると、謎のパワーを手に入れた少年たち。
SF的展開になるのか、スーパーヒーローになるのか、どういう方向にいくのか、ドキドキする。
結果、なるほどブライトバーンな展開か。
思春期やいろんな抑圧が重なり、パワーが暴走。破滅に走る。
思春期にこんな力持たしたら、そらあかんよね。逆にルールを守ったり、諌めようとする子たちは、どんだけ人間できてるのか😅
低予算と聞いていたが、なかなか派手な破壊ぶり💥
先にブライトバーンを見てなかったら、もっと高評価をつけた。今作が先なんやけど、主観的評価。
頂点捕食者
なんだかテンポよく見れました。アクションあり学園生活あり、飲んだくれの父親と病弱な母親ありのプレーンなSFとして、これは自分の好みです。
謎は3人の高校生が洞窟で変な水晶体と有機物の混合体に出会うことから始まる。次第に覚醒していく能力、学園の人気者にまで上り詰める。ただ相変わらずのクソな生活と自らの本質は変えられず、破局が始まる。
頂点まで盛り上げてからの急降下、シナリオ良いですね。
・主人公の1人が壊れていく中、お友達の1人が"人を傷つけるな"とか"能力を使うルールつくろうぜ"とかまともなことを言い続ける感じで行き過ぎる流れのバランスを取っている感じだった。
・一人称撮影、ドキュメンタリーにこだわるあまりすこし無理してますが、まあ私は許せました。
・謎は謎のままでしたが。世界観の開示としては"apex predator"、コレも良い感じです。
映画「jumper」みたく最後はドツボに落ちた未来ではなく、望みを残したハッピーエンド気味なところは2000年以降のハリウッドの好みなのかな。
その友情は超能力があったから?
気になってたPOV形式のSF作品! 3人の高校生が謎の飛行落下物の影響で超能力パワーを手に入れる…! ビジュアルとか設定が「プロジェクトX」を彷彿とさせたから SF青春コメディを期待してたんだけど、あまりにもシリアスである意味どんでん返しだったな。。。 主人公のいじめられっ子ポジションの子が、超能力をきっかけに友人ができて 楽しい高校生活になるかと思いきや、どんどん雲行きが怪しくなる😢 タイトル「クロニクル」は主人公のクロニクル(年代記)なのかはたまた… 若気の至りから巻き起こる、超能力の使い道や 日常の映像にしれっと溶け込むスーパー超常現象の映像は「パラノーマルアクティビティ」を観た時の衝撃に近い⚡ ぶっちゃけ胸糞映画の類に入ると思うから、結構人を選ぶ作品です。 (なぜDisney+限定配信なんだwwww)
若さゆえの暴走
主人公のビデオカメラを通して描かれる、十代の暴走と破滅。 まぁ、あんな能力があったら、あんなんなるし、十代ならめちゃくちゃやるわな(^_^;) 主人公みたいにイジメられたり、親に暴行されたりしてたら、エスカレートするのもわかる… とはいえ、やり過ぎだけどね(^_^;) 時間も短めで、サクッと見れて良い作品でした(^^)b それにしても、デイン・デハーンは、売れると思ったけど、思ったほど売れなかったなぁ~
スーパーヒーローには、普通なれない
なんの特殊能力もない少年が、スーパーヒーローになろうとする「キック・アス」はそのままだと、ただの夜回りムービーになるところですが、ヒット・ガールという奇跡のヒロインがすべてを好転させました。 今作は、特殊能力を得た少年が、ただ利己的にその能力を使うとどうなるかという教訓を、シンプルに、ダイナミックに描いてあります。 ユーチューブなどに投稿される自撮りムービースタイルで進行していくストーリーはとことんリアル。そして、彼らの身の回りに起きる出来事も、限りなく等身大で、リアルに進行していきます。 それでいて、大きなテーマは貫いたまま。 むしろ、自分が何者か分かっていないまま世に放たれる若者たちの大部分はアンドリューと同じように、悩み、苦しみ、折り合いをつけられないままその才能を潰していくものなのかもしれません。 爽快感はありません。 個人的には、大好物の部類に属する映画です。 「クローバーフィールド」が苦手な人には、おすすめできません。 2015.7.9
無用の長物
とある出来事で得た人智を越えた力。 それを得たのが思春期真っ盛りのごく普通の青年達。 XMENみたいな専門機関もないし、明確な敵の存在もなく、目的もないまま強大な力を得てしまった若者達の物語。 終始pov風の撮影方法で進行することによって臨場感やリアルさは増すが、それにこだわる必要はなかったように思える。 とりあえず、アンドリューの父親にはめっちゃムカついたし、瀕死の息子にかける言葉がそれかよ!って憤りもあった。
エイリアンもの好きにはよい
映画が大大大好きなんだけど、
エイリアンがちょっとでも出てくるだけで萎えてしまうので
個人的に好きになれませんでした。
すみません。
デインデハーンは好きです。
クロニクル
念動力で主観カメラを浮かせ映画館ごと観客まで浮遊させるのに史上初めて成功。 何というアイデア。 シャイニング廊下三輪車を追う霊的浮遊カメラ以来の成功。 浮遊感では快作ゼログラビティより実はこっち。 アキラ鉄男なキャラには病院着が似合う。 支持。
これこそPOVの正しい使い方!
最初はスローテンポな青春物語なんだと感じていたが、徐々にシリアスな展開に・・・『超能力学園Z』などのように悪ふざけ学園ものにも共通するイタズラオンパレードかな?とも思ったほどだったが、車に煽られて怒ったマット(デハーン)がテレコキネシスでその車をガードレールを破らせ転落させてしまい、危うく事故死させてしまうシリアスな場面。マット(ラッセル)は人に危害を使わないようにとルールを作ろうとするが、アンドリューは浮かない顔・・・
アンドリューの父親は元消防士で今は失業保険で生活し、しばしば彼に暴力をふるい、母親は病気で寝たきり状態。3人の中でただ1人童貞だったため、黒人で生徒会長に立候補中のスティーヴ(ジョーダン)は学園で彼にマジシャンとして人気者にさせたりとする。しかし、初体験間近のパーティで飲みすぎたためにアンドリューは大失態。そして失意のもと、崩壊寸前の家族のこともあり、空を飛び回っていたが、彼を落ち着かせようとスーパーマンのごとく追いかけてきたスティーヴが落雷に遭い急死・・・やがて母親の薬代が足りないため発作的に強盗を働き、暴走したためにその後大惨事へと発展する。単なる学園超能力モノから 『AKIRA』、『X-MEN』へと大転換するのだ!
安っぽいハンディカムでどうやって特撮を?などと、どうせ低予算だろうからと高を括るととんでもないのです。アンドリューのキャラはアメリカの学園モノならありがちな人物。しかし、従弟のマットは哲学書が好きなのに女の子にかなりモテる。スティーヴにしても人の顔と名前は絶対に覚えているほどの明るい政治家向きのキャラ。ネットの評価を読む限りでは、これだけ心情を表したPOVは珍しいというのが一般的で、まさしく同意。このカメラは誰の目線?と疑問に思うのも最初だけで、彼らにはカメラを浮遊させ自由に撮る能力があるのだから、そういう邪念さえ払拭してくれるからなのだ。
アンドリューの暴走を止めようと空中対決したマット。このときのマットの友情には涙なしでは見れない。美人ブロガーのケイシー(アシュリー・ヒンショウ)もマットにべたぼれだったが、空中で置き去りにされてからどうなったのかも気になる・・・ラストはアンドリューの行きたかったチベットまで行ったマットの独白。続編もあるのなら気になるところだ。
予想してなかった
高校生の男の子3人が 音がするという穴に潜り込み 輝く物体を目にして超能力を手に入れるというお話 ここまでだと お、楽しい物語なのか?悪と戦うアクション系? と思うが 全く違った 最初は能力を使って女子のスカートをめくったり 男の子らしいおふざけに使うが 使えば使うほど力は強くなり その力に心をも奪われていく、、、犯罪?人殺し? そんな青春真っ只中高校生3人の物語 ラストは予想だにしない展開 考えさせられる映画です おすすめ
軽くネタバレです。
POV 形式を利用して上手く誤魔化された部分もあるような気もしますし、不自然さも感じないでもないですが、割りと効果的に使われていたような気もしますし、手振れも自分的には許容範囲でした。
それは兎も角、切ないお話でしたね。
夢のある設定ですし、途中までは3人で仲良く過ごしていただけに、やりきれないですよね。
病気がちの母に理不尽な暴力をふるう父。
経済的にも苦しく、学校でも虐められていれば、簡単には他人を信用したり出来ないし、悪い方向に考えてしまうのも致し方ないかと思います。
アンドリューにはこんな能力よりも宝くじに当選した方が余程助かったのではないかと思ったりしてしまいました。
あまり評価は高くないみたいですが、観て損の無い一本だと思います。
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自宅(CS放送)にて鑑賞。孤独な頂点捕食者を自称する者の哀しみを描くPOV。(家庭内で圧倒的な力を持つ)同性の親と敵対するエディプス・コンプレックスとネグレクトに力を爆発させるのは『キャリー('76)』、空を飛ぶシーンは『幻魔大戦('83)』、『ハンコック('08)』、監督の次回作『ファンタスティック・フォー』シリーズ('05・'07・'15)、クライマックスは『AKIRA('88)』を想起。徐々にエスカレートしコントロール出来無くなっていく様を丁寧に描く。荒唐無稽さを無視すれば愉しめる。65/100点。
・自らの力で浮遊させるカメラから撮ると云う手法は発明・発見に近い。
・監督のJ.トランクと“アンドリュー・デトマー”役のD.デハーン、“マット・ギャリティー”役のA.ラッセルは、絆を深める為、15日間同じ家に住んだ。亦、ピンクの髪の“モニカ”役だったA.ウッドは撮影当時、交際していたD.デハーンと公開後、結婚した。
・鑑賞日:2016年1月27日(水)
どうなるの?
始まった時は何も取り柄のないアンドリューが力を手に入れ、誰よりもそれを巧く使いこなし、親友と呼べる友達も出来た。
だがその力を復讐の為に利用してしまう。
自分が1番強いと。
最上捕食者と言ってたかな?
「ハエを簡単に潰してしまうことになんの気持ちも持たないって所が大事なんだ。」となんとも不気味なことを言うようになってしまう。
虐待を受けていた父に力を使ったり、
強盗に使ったり、、、
親友としてきちんと叱ってくれるマットにも当たってしまう。アンドリュー
いったいどうなるのかなんの予測もつかないままどんどん進み、、、、、
最後には抑えの効かなくなってしまったアンドリューをマットが殺してしまう。
まさかの展開になってしまった。
観ている最中はずーっとなにこれ?って感情があったんだけど、
観終わってからあーなるほど。と妙に納得してしまった。
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