ヴァルハラ・ライジングのレビュー・感想・評価
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静寂が多くて難しい作品
マッツ観たくて鑑賞したけど難しい作品に手出してしまったな…。
セリフが少ないから物語の背景がなかなか理解ができない。
序盤の格闘シーンは出演者大変だったでしょうに…。
マッツの左目の特殊メイクや模様入れられた半裸や無造作に縛った髪、汚い格好でもワイルドでカッコいい。
北欧神話に発想を得てるという説明から観た後に色々ネットで調べると、彼らが行き着いた先はアメリカ大陸だった…?コロンブスよりも先に流れ着いた話をモチーフにしてる?ワン・アイってオーディン?タイトルのヴァルハラってここに由縁してる?
日本人だと全然知らない神話だと思うから、なかなかピンとこないストーリーだったんじゃないかな。北欧の人だとうわー!と思うのかな?
映画は別としてコロンブスよりも先にアメリカ大陸に行った人達がいたって話は興味深かった。
でも映画の説明にあったワン・アイの本当の姿っていうのはわからなかった…。
ヴァイキングという生き様
マッツ目当てで観ました。
黒を基調とした映像が美しい、それと水の描写が実に美しい。
石川忠を思わせるパーカッションの音楽が、ヴァイキングのハードな生き様に凄いあってました。
六章に分けた構成や、何処か不思議な描写が散りばめられていましたが、北欧神話がベースだったみたいですね。色々な演出に納得でした。
それと日本のコミック「ヴィンランドサガ」を思わせる部分が多く見られたのも面白かったです。
ヴァイキングという熾烈な生き様を、それを抱く雄大な自然と共に神秘的に描かれた作品でした。
"ワン・アイ"による福音
不可能な挑戦に備えるために戦闘で無敵の無慈悲な薬を吸収する、このユビキタスな戦士の場面。不合理と天才は、目に見えない敵と闘うという、自分自身に直面しているという考えから生まれます。それは時代遅れのトラップにもかかわらず提供される異常な画像に電気ギターのリフが完全に張り付いている素晴らしいシーケンスでのパラノイド旅行に変わります。挑戦。主人公(または監督)が、この未知の土地(または映画館)での遺跡の遺跡である、後世に彼の作品を残す重要な瞬間でもあります。数世紀後に発見されるような碑文です。したがって、第7回芸術の巨大なページが書かれました。
難解
物語の中盤あたりから難解な展開に。家で見てたので途中で寝てしまいました。見終わった後にすぐに解説レビューやブログを検索してようやくなんとなくわかったような。。。
わけがわからないのにたまに見返したくなる作品です。たぶんマッツミケルセンの存在感とかっこよさは素晴らしかったからでしょうかね。
独眼、喋らず
チョットの残酷描写に基本的には何も起こらない展開とレフンらしい意味深な映像がチラホラ。
M・ミケルセンの黙々と無感情な表情に優しさも垣間見れる存在感は彼に合っている。
ラストに死闘を繰り広げる期待をしていたが始まりのまんまな雰囲気で終わってしまった。
とにかく観ていて寒そうで。
うーん、、ストーリーが、、、
「ニコラス・ウィンディング・レフンの作品を観よう!」と思ってブロンソンと一緒に観たけど、本作は正直眠ってしまうくらい退屈だった。
特徴的な映像の色彩感覚やかなり暴力シーンは印象的だが、話としては「別に。。。」な作品だった
アクションはよかった
『ドライヴ』のレフン監督の映画だというので楽しみにしていたのだが、どうやって生活しているのかさっぱり不明な人々が争ったり歩いたり船に乗ったりするばかりで、何がどうなるのかさっぱり興味もわかず、退屈だった。一瞬鋭いアクションが起こりまた静まるというのが何度かあった。アクションはえぐくて迫力があった。
高い美意識はうかがえたのだが、ドラマ性が低くてつらかった。
グロいが風刺が効いてます
難解。まず、自分のような凡人には理解できない。
が、わかる範囲で。
主人公は物言わぬ奴隷戦士。
片目ゆえに、世話係りの少年アーから、物語の中でワン・アイと呼ばれるようになる。
ワン・アイは何年も奴隷戦士として戦い続けていた。来る日も来る日もそれこそ血みどろの地獄の住人です。
彼は戦いに勝利し続けます。
そんなある日、逃亡のチャンスが訪れる。彼と世話係りの少年は晴れて自由の身に。
そして、キリスト(神)の子として聖地エルサレムを目指すと言うバイキングの一行と遭遇し、そんな彼らと行動を共にすることになる。
だが、道中は過酷で仲間はどんどん死んでいく。飢え、乾き、さまざま悪夢的状況が続き、ようやくのことで新大陸に到達する。
しかし、そこも彼らにとっては地獄でしかなく…。
ワン・アイは誰よりもその事実をいち早く悟る。気のふれる者、先住民に殺されていく者、どんどん仲間は死んでいきます。
最後に残されたのはワン・アイと少年アー。
先住民に囲まれて、、
最終的には無垢な心を持つ少年だけが故郷に帰れます。ワン・アイは自ら犠牲になることを選び神の元へ昇天。
本作、キリスト教を信じ進む者へ地獄を見せます。これは現代社会も同じ。アメリカの中東への軍事介入など全てが失策であり、多くの命が失われました。
劇中のキリスト教を信じるバイキング=アメリカ軍
道中、森の中でさまよい、恐怖からワン・アイを裏切り者と見て自滅していく様は、テロ犯と現地の人との区別もつかずに無意味な殺戮を続けているアメリカ軍そのものです。
「ドライブ」同様、とてもアーティスティックな作品ですが、とにかくグロいので、万人におすすめできませんが、、必見です。
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