「何が何だか┐(´д`)┌ヤレヤレ」新しい靴を買わなくちゃ 初台験さんの映画レビュー(感想・評価)
何が何だか┐(´д`)┌ヤレヤレ
北川悦吏子と岩井俊二のコンビと言ったら、真っ先に思いつくのが『ハルフウェイ』だけど・・・
あの映画のひどさはもはや芸術の域でしたね~(ll゚∀゚)
そして今回再び両者のコンビの映画ってことで、タマフルのシネマハスラーの課題映画ってことで観に行ってみました。
でも観る前から色々批判したり文句を言うのは筋違いなので、これも気が進まないものの劇場まで行ってきましたよピュー ミヽ( 'з')ノ
ああ行ってきたさヽ(`Д´)ノ
感想は・・・
前作の『ハルフウェイ』に比べれば全然ましだけど・・・
映画の出来は全然駄目!乂(´Д`;)
まず大前提として、登場人物4人の生活感やら経済感が全然見えてこない(;・∀・)
ミポリンはパリでフリーペーパーの発行だかフリーライターをしてて、向井理はフリーのカメラマンで、綾野剛は画家で、桐谷美玲は何してんだか分からん(;´Д`)
何となくの「憧れの肩書又は職業」っていうこの設定自体が時代遅れと言うかバブリーと言うか・・・
北川悦吏子って『東京ラブストーリー』の頃から感性が変わってないんじゃないか?
さらに言うとミポリン一体1日何時間仕事してんだ?Σ(゚Д゚ υ)ってくらい自由気まま(´・∀・`)
まず桐谷美玲はパリに行った彼氏にプロポーズをするためにパリに行こうとして、今まで色々と危機を切り抜けたお守りみたいな役割として自分の兄貴である向井理を一緒に連れてくわけだけど・・・
何でタクシーから降ろしてセーヌ川のほとりに置き去りにする???ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
パリに来た事情も一切話さず、置き去りにされた電話掛けても出ず、さらに宿泊してるホテルにも行かねえってどういうこと???(´゚д゚`)
普通だったら「てめえ何してんだ???( ゚Д゚)㌦ァ!!」ってなるだろうに!!!
つうか何も事情知らんのに良く兄貴ついて来たな~(ノ∀`)
そこで置き去りにされた向井理は、地面にパスポートを落としてそれをたまたま歩いてたミポリンに踏んづけられて顔写真のページが破けてしまい、さらにその時ヒールの足が折れたのを応急処置で直してから親しくなってくわけだが・・・
そもそもパスポートのあの破け方おかしいだろ???(*´ω`*)
ま~た上手い具合に顏の部分がずたずたに破けるもんだ(゚∀゚)アヒャ
まあそれはいいとしても・・・
そこから妹が予約したホテルに向かうのに電話を掛けながらナビするのもどうかと思うが・・・
そこから徐々に仲良くなっていくのもまあいいとして・・・
ミポリンも初対面の男の前で良くもまあ~あんなに泥酔できるもんだ( ・∀・)アヒャ
それで家まで送って行って、ホテルの名前忘れた上に道が分からんといういかにも取って付けたような理由で家に泊まる。
しかも一切手出しはしませんとかいう理由でバスタブで寝るという流れは( ゚Д゚)ハァ?って感じではあるが・・・
まあここまではまだまだ序の口(´・ω・`)
そしてそこからどんどん親しくなる・・・つうか馴れ馴れしくなる。
地下にドレスを作る作業場があって、そこに出入りしてるフランス人のおばちゃんからミポリンの過去を聞くわけだが・・・
つうかこの映画に出てくるフランス人は英語が上手過ぎる(;´∀`)
タクシーの運ちゃんやらホテルマンやらが英語が話せるのは分かるけど、その辺の一般人で英語話せるもんか???
フランス人、特にパリジャンにパリジェンヌはプライド高いから仮に英語が話せたとしてもあんなに英語流暢に話せねえし、むしろ英語なんか話さない!!!(`・д・´)9m ビシッ!!
なぜこんなことを言えるのかと言うと・・・俺はフランスに行ったことあるし英語が全然通じなかったからだv( ̄Д ̄)v イエイ
もちろんちゃんと話す人だっていますけどね( ´ー`)y-~
まあこれもいいや。
つうかこのドレス職人のおばちゃんは英語とフランス語をほんとに上手く使い分けるな~オォォー!!w(゚ロ゚)w
と思ってたら・・・
この人クリストファー・プラマーの娘で名女優のアマンダ・プラマーΣ(゚Д゚ノ)ノオオォッ
NY出身で『パルプフィクション』でトラボルタがいるファミレスを恋人のティム・ロスと襲うカップル強盗をやった人だった(・∀・)
そりゃ~英語もフランス語も流暢なはずだわ(*´・д・)*´。_。)ゥミュ
まあそれも置いといて\(゜ロ\)(/ロ゜)/
その後向井理がいなくなったかと思ったら大使館に行ってたと言って帰ってきたらミポリンが「もう帰っちゃったかと思ったよ~(つд⊂)エーン」
・・・・( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?
さらにその後名前を呼び捨てで呼び合うようになる(・ω・)
ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?
そこで向井理が、カメラマンにはなれたけど上からの命令で撮りたくもない写真を撮って、自分の本当に取りたい写真を撮れないとかいう甘ったれた悩みを打ち明ける(ノ∀`)アチャー
まず「てめえカメラマンで飯が食えてるんだからまずはそれで良しとしろや( ゚Д゚)ゴルァ!!」と言いたいし、そんなに嫌なら辞めちまえ!!!という感情も湧いては来るわけですが・・・
それを聞いたミポリンの「センなら大丈夫(o^―^o)ニコ」という薄っぺらいアドバイスも工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工って感じ。
一方妹の桐谷美玲は綾野剛の家に行って、そこでは何とも不思議な恋人同士のやり取りが展開される(;・∀・)
一歩二歩三歩と部屋の中を歩き回って抱き合ったり、抱き合いながら公園に出て自分の行った言葉をフランス語に訳させたり、キャンバスに絵具を雑に塗りたくってるだけだったり・・・
ヽ(・∀・ヽ) ワッケ!! (ノ・∀・)ノ ワッカ!! ヽ(・∀・)ノ ラン!!
それで挙句の果てに結婚してくれと何とも自分勝手なプロポーズをする(゚∀゚ ;)タラー
「勝手に押しかけて結婚してくれないと別れると迫ったので別れました( ´ー`)y-~」
ちゃんちゃん♪
ほんと映画と関係ねえしどうでもいいしε- (´ー`*)フッ
それでまあ色々あって、向井理がホテルに戻ってきたら妹は勝手に撃沈してロビーでぐーすか寝てるというとてつもない傍若無人っぷり(#・∀・)
(´Д`)ゴゴゴ・・(ノдヽ)ゴゴゴ・・( 乂 )ゴゴゴ・・ヾ(`Д´)ノ゛ゴルァァア!!
普通「てめえ今までどこで何してたんだこの野郎!!!!( ゚Д゚)ゴルァ!!」ってなるだろ????
なのに兄貴は普通に横に座って自分も寝る(´-ω-`)コックリコックリ
そこで日本に戻った向井は新しい靴をミポリンに送る。
ほんっっっっっっっっっっと~~~~~~~~~~~~にくだらん!!!!!!プリ(*`З´*)プリ
現実感がなさ過ぎる甘ったれた脚本、そして甘ったれた登場人物、もはや幻想どころか幻覚、妄想と言ってもいいリアリティーのなさ
どれを取っても一切受け付けないヽ(#゚Д゚)ノ
バブル臭がぷんぷんする古臭いストーリーは観てて腹が立ってきます。
全然駄目!乂(´Д`;)