「裸だけでは...。」アンダー・ザ・スキン 種の捕食 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
裸だけでは...。
数年に1本、本当にどうしていいかわからないトンデモ映画に出会うことがある。いまは観る本数が減っていて厳選もしているので、そういう映画に出会う確率も減っているはずだが、ついに出会ってしまった。
ジョナサン・グレイザー監督は「記憶の棘」を手がけた監督というから、映画らしい映画を撮ってくれると思っていた。イメージショットから始まり、ときおりそのイメージショットが挿入される。これがまったくわからない。
予備知識なしにこの映画を観て、スカーレット・ヨハンソンが何をやっているのかわかるのだろうか。
「種の捕食」というサブタイトルがそれなりの助けになるのか。
スタイリッシュといえば聞こえはいいが、もう少し観客を喜ばせる何かがあってもいいのではないのだろうか。
ヨハンソンのフルヌードだけではいかんともしがたいし、ヨハンソン、思いのほかグラマラス。「アベンジャーズ」のときはもうちょっとそそるスタイルだった気がするが。
裸にひかれた僕が悪い。
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