隣のリッチマンのレビュー・感想・評価
全4件を表示
素晴らしい友情関係
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
主人公はそこそこ出来のいい普通のサラリーマン。
隣人で同じ会社の親友がいる。彼は非常に陽気だが仕事の出来はよくない。
が、犬の糞を消す薬を開発することで急に大金持ちになり、会社もやめる。
事前にその薬への投資を持ちかけられたが馬鹿馬鹿しいと断った主人公。
大金を得る機会を失ったことで落胆、また妻との仲にも亀裂が入る。
が、親友は相変わらず陽気で、豪華な遊びに誘ったり色々なプレゼントをくれる。
悪意は全くないのだが、主人公にとってはこれさえも屈辱となる・・・
ある日鬱憤が爆発し、会社の上司にブチ切れてクビになる。
さらに泥酔して友人の家にあった弓で自分の家に向かって矢を射る。
これが偶然自分の庭に入って来ていた親友の愛馬を刺さり、死亡。
主人公はこれを親友に言えず、死骸を隠蔽する(結局失敗するが)。
主人公が会社をクビになった親友は、共同経営者になろうと持ちかける。
利益は折半という大盤振る舞い。なんていい奴!主人公はすぐにセレブになる。
が、良心の呵責に耐え切れなくなった主人公はついに隠していたことを打ち明ける。
親友はそれを許してくれる。本当にいい奴!
が、ここで薬にある種の毒性があることがわかり、販売中止に・・・
しかし今度は主人公が次のアイデアを出し、新商品を開発、売って出る。
もちろん親友と共同で。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
陽気で明るい親友と、堅実で精神的にキメ細かい主人公。
このコンビが絶妙だった。
自分が全く同じような境遇に陥ったら、同じように弓を射たかもしれない。
それが運悪く馬を殺したら、自分ならどうするか?
やはり似たような行動を取ったのでは?と思う。
自分に良くしてくれる親友に嘘をつくのはつらいが、
嫉妬心が原因で愚かな事をしたと告白するのは屈辱すぎる。
そして同じように良心が堪えきれなくなった時に告白するのだろう。
そういった意味で感情移入できた。
それにしてもこの親友、釣りバカのハマサキと同キャラである。
面白かった
主役の二人は裏切らない 相変わらずジャックブラックのハチャメチャは楽しましてくれる ベンも良かったが今回は嫁さん(レイチェル)も笑えた 面白いだけで無く人生の教訓みたいなのが随所に見られた 評価が低いのは意外 疲れたときに見て欲しい映画かな ちょっと気持ちが軽くなるかも といってもジャックブラックはスクールオブロックが最高 それ以上の楽しい作品を作ってくれー
クリストファー・ウォーケンの浮浪者(^ワ^)
キャスティングに誘われて鑑賞。
内容は単純でそれなりのコメディなんですが、
一番の笑いどころはクリストファー・ウォーケンの浮浪者でしたね。
ほんとにもう、ウォーケン大好き!
皆 通る道
もうこの顔ぶれでコメディをやることはないだろう、ベン・スティラー、ジャック・ブラックにレイチェル・ワイズ出演の本作品。
同じ職場で働き、隣どうしの家で暮らす大親友のティムとニック。 ところがある日、ニックがペットのフンを消す画期的なスプレーを発明し、突如として大富豪になる。 ニックへの投資を断っていたティムは 激しい嫉妬と後悔によって自分を見失い、ついには失業し 家族にも見放されてしまう(作品情報より抜粋)。
ティムを演じたベン・スティラー。 トラブルを抱え込んじゃう役をさせたらピカイチの役者さん。 年を追うごとにサル顔になる ベン。 8年前のこの作品は 少し若さが残ってて、ギャグがどこか遠慮がち。 もしかして ジャックが相手だからかな。
ニックを演じたジャック・ブラック。 はだかの王様みたいな役どころ、目を見開いて「yeah,(そうだよ)」と言う演技は この頃すでに確立してたんですね。 8年前は痩せていたということ以外は ほとんど変わらない彼です。
ティムの妻・デビーを演じた レイチェル・ワイズ。 可愛い!! まぁ花を添えるちょい役なんですけど、今見ると すごく贅沢に思えるキャスティング。 『ハムナプトラ(2001)』でブレイクした後の作品になるので、シリアスへ転向しようとする・控えめの演技かな。 実生活では ボンド(ダニエル・クレイグ)の妻になった人が出てると思うと、希少価値が高い作品だと思います。
作品自体は低予算で、地味な仕上がり・ティムとニックの会話(冴えないギャグ)に笑うという程度。 皆 こうやって共演して知名度を上げてきたんだなぁと物思いにふけながら 最後まで鑑賞しました。 退屈しのぎにぴったりの一本です。
全4件を表示