劇場公開日 2012年12月22日

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「今見れば、右衛門佐と綱吉の愛は意味深でドキドキ…?」大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5今見れば、右衛門佐と綱吉の愛は意味深でドキドキ…?

2014年10月27日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

単純

男女逆転大奥の映画第2弾。
前作は辛口レビューしたが、今回は前作と比べるとマシに。
右衛門佐と綱吉の愛、世継ぎ騒動、桂昌院の思惑、生類憐れみの令も絡め、ラストも切なく、よりドラマチックな仕上がり。
役者が変わればこうも違う?

堺雅人はこれまでのどの役よりも男の色気を出し、菅野美穂は将軍としての貫禄と女としての儚さを滲ませ、それぞれ好演。
今となっちゃだが、ラブシーンや「好きや!」の台詞は、既に意識してたのかなと勘ぐったり…。
西田敏行はさすが場をさらい、尾野真千子も存在感アリ。

美術や衣装の豪華さは言うまでもなく、男女逆転の設定も前作よりかは効いていたと思うが…、これを言っちゃあおしまいだけど、やっぱりどうしてもこの世界観は好きになれず。悪しからず。

近大