大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇のレビュー・感想・評価

大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇

劇場公開日 2012年12月22日
24件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

予備知識や期待なしで観ました

とても切ない物語りです。
それは単純な恋愛の切なさだけではありません。

あまり評価が伸びてないみたいですが私は気に入りました。
予備知識や好みの展開など一切抱かずに観たので、ストーリーや登場人物に感情移入し、感動できたのかもしれません。

将軍として生きる嘆きや、逃れられない老い。

痛みを隠して虚勢を張り続ける女がすり減っていく様子に共感し、胸に迫る切なさに涙するには...

リアルで2人はどうだとか今のとこツッコミどころなんだけどーとかごちゃごちゃ考えないことです。
それが楽しみで映画を観るのなら、それはそれで楽しいとは思いますが(*´ `)

みかん
みかんさん / 2019年4月19日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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堺雅人さんの京言葉最高

大奥を題材にした映画やドラマ好き。
綺麗事や美談ではなく、登場人物がみな嫉妬や欲望に渦巻いているのが観ていて面白い。
狭い世界で皆必死に自分の居場所を守ろうとしている。
この映画は女性将軍ならではの切なさや悩み(出産のリミットや子供に先立たれた辛さ)が出てて良かった。
大好きな俳優、堺雅人さんの京言葉がまた良かった…

フラニー
フラニーさん / 2018年10月22日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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55点

映画評価:55点

生類哀れみの令の件は余計だった気がする

そもそも男女逆転の時点で非現実的な作品ですので、そんな所を急に史実通りにしてストーリーを混乱される必要はないと感じました

メインとなる視聴対象はおそらく女性でしょうが、史実を知らない人が殆どだと思うのでもっと右衛門佐との絡みを増やした方が良かった気がしますね

この作品の肝とされる男女逆転ですが、女性が権力者となり世継ぎを作らなくてはならない場合の悩みや葛藤がしっかり描かれていました。

女性は男性とは違い、後継ぎを作るタイムリミットがあったり、デリケートだったり、タイミングがあったり、チャンスが少なかったり

そういった部分がしっかりと表現されていたので妙にリアリティありました。素晴らしかったです。

また、使命から開放され一人の女性になった瞬間の綱吉の初々しさも良かった!

是非、たくさんの方に見ていただきたい作品でした。

【2016.7.3鑑賞】

まぁと@名作探検家
まぁと@名作探検家さん / 2016年7月3日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:TV地上波
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今見れば、右衛門佐と綱吉の愛は意味深でドキドキ…?

男女逆転大奥の映画第2弾。
前作は辛口レビューしたが、今回は前作と比べるとマシに。
右衛門佐と綱吉の愛、世継ぎ騒動、桂昌院の思惑、生類憐れみの令も絡め、ラストも切なく、よりドラマチックな仕上がり。
役者が変わればこうも違う?

堺雅人はこれまでのどの役よりも男の色気を出し、菅野美穂は将軍としての貫禄と女としての儚さを滲ませ、それぞれ好演。
今となっちゃだが、ラブシーンや「好きや!」の台詞は、既に意識してたのかなと勘ぐったり…。
西田敏行はさすが場をさらい、尾野真千子も存在感アリ。

美術や衣装の豪華さは言うまでもなく、男女逆転の設定も前作よりかは効いていたと思うが…、これを言っちゃあおしまいだけど、やっぱりどうしてもこの世界観は好きになれず。悪しからず。

近大
近大さん / 2014年10月27日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  悲しい 単純
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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良かった(*^_^*) ネタバレ

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菅野美穂&堺雅人!
演技メチャうましっ( ´艸`)
泣けたので★4個!
個人的な意見ですが、最後堺雅人さんは生きてて欲しかった(´д`)

Lionnne
Lionnneさん / 2014年5月19日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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管野美穂さん素晴らしい! ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

大奥は全て見ていなかったのですが、これを見れてよかったなと思いました。
男女逆転の大奥。
管野美穂さんの演技は素晴らしいと思いました。
美しいし、色気も感じました。
女徳川綱吉と、大奥の右衛門佐。
恋物語的な部分がもっとあっても良いと思いました。
でも、ないから歯がゆくて切なく、哀れに感じたのかもしれません。
二人が年老いてから一つになれた時、嬉しく、右衛門佐の思いが胸うちました。
もっと早く二人が結ばれて欲しかった。
この時代ならではの話で、見終わったあとも切なさがこみ上げました。

ちゃたろう
ちゃたろうさん / 2014年4月21日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:TV地上波
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逆転大奥 ネタバレ

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内容としては、衣装も綺麗で見応えもあり面白かったです。
ただ、右衛門佐と綱吉は恋仲になるよね?あれ、ならないのかな?と思うくらい最後の最後でという感じでした。
あと、せっかく結ばれたのに右衛門佐もう少し長生きしてほしかったな~。
菅野美穂は貫禄ありますね!

堺雅人と菅野美穂が夫婦なんだな~と思いながら、最後まで見てしまいました。

gacha@
gacha@さん / 2014年2月10日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける 知的 幸せ
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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男女逆転の世界が面白い。

時代劇自体にはそんなに興味はなかったが、男女逆転という発想が面白かった。
やはり男も女も容姿第一か…と苦笑いしてしまったが、でもやはり女は女なりに脆さを持っているのだと、改めて感じさせられた。実際、女君主はかっこいいと思う。でも、やはり頼れる男の存在って大切なのかもしれない。
キャストも豪華で満足できたが、もし一つ難癖をつけるとしたら、堺雅人と菅野美穂がこの後結婚したと考えると、というかそれを思い出して見てしまうと、違和感を覚える点だろうか…。二人の結婚に反対してるわけではないのだが…これはこれ、それはそれと、視聴者も割り切る必要があると思った。

柚春
柚春さん / 2014年1月3日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  難しい
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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堺ふうふ!

なんか、この2人は夫婦なんだよな〜とか思いながら見ちゃうよね。仕方ない。
この間見た大奥と全然違くてびっくり。柴咲コウのときは、正義感の強い女性、って感じだったけど、今回の菅野美穂は本当に女王様的な振る舞いで。
一口に大奥とはいっても、簡単のかたづけられないのだなぁと思いました!

ひとみ
ひとみさん / 2013年12月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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切ない…。

今までの中で一番切なかったなぁ…。
男性は年をとっても、男性でいられるけど、女性はある時期を過ぎると、女性ではなくなる。
そのとき、自分はどうするだろう。

black-orchid
black-orchidさん / 2013年11月29日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 萌える
  • 鑑賞方法:-
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「大奥」は歴史シュミレーション大河ドラマだと思います。本作だけ見ても面白くないかもしれないです。

多部未華子さんが好きなので、なんとなくテレビドラマを見ていたら、はまりました。

テレビドラマ見る前は、これは主人公がいろいろなイケメンにモテまくるストーリーに加えてボーイズラブを見せるための設定なのだろうと思っていました。

確かにそういうところがあることは否めませんが、「大奥」は歴史シュミレーション大河ドラマのような気がします。

実際に男だけ、女だけかかる病気はあるし、こういうことになることがあるかもしれない。

歴史物はだいたい事実に基ずいた作り話だし、これくらいやってもいいと思います。

それに男女逆転させることによって、かなり深くて、いいストーリーになっている。

一例ですが、個人的には男が少ないなら、一夫多妻制にすればいいと思いましたが、そうなっていないところがいいです。

男が少ないなら、基本、皆で分け合って使うべき、みたいなことになっている。

いいか悪いかは別として、これはすごく日本人的発想で、感心しました。
(逆はちょっと問題あるかも・・・?)

そのようなことを考えさせるところがたくさんあって、すごく面白い。

本作も単体で見ると、「何だこれは?」と思うかもしれないけど、続き物として見ればかなり面白いかと思います。

テレビドラマを見ているか、少なくとも原作の2・3・4巻(1巻は8代将軍吉宗、映画第一作目の話なので、読まなくていいです。)は読んだ方がいいです。

それにしても堺雅人さんはかっこいい。
有功よりは落ちるけど、右衛門佐もかっこよかった。

Push6700
Push6700さん / 2013年3月11日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける 悲しい 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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素直に良かった。

面白かったです。

原作を読んでいたので、この映画も楽しみに観ました。
原作を壊さず、なかなか良かった。
主演の堺雅人さんの演技は原作より、より深く感情など伝わりましたし
菅野美穂さんの綱吉は最高に良かった。
脇の西田さんや要さん、宮藤さん
みんな、役にピッタリで感激でした。
ラストもあの展開で良かったと思います。

王子
王子さん / 2013年2月13日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 悲しい 幸せ
  • 鑑賞方法:映画館
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すき家ー! ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

映画版、TVドラマ版、と観てきたのでこれもとりあえず観る気で
いたんだけど、考えたら原作マンガってぜんぜん知らない…^^;
と思っていたら、劇場に試し読みコミックが!やっぱりと手に取り
読んでみたけど、う~ん…絵面には興味なし(すみません)だった。

今回はドラマ版と連動(ではないけれど)する部分があるものの、
同じ俳優を使って、まったく違う役を演らせているせいで(堺雅人)
ドラマの有功のイメージで今回の右衛門左を見ると、えぇ~!?と
いうくらい人物が違う。堺ファンなら何でも受け入れ態勢だろうけど
あまりに近々に公開されたため、イメージを絡めて観てしまうのは
致し方ないことかと…。堺にしろ菅野(綱吉)にしろ演技に苦労なく、
最初は何で菅野美穂?と思ったけれど、この綱吉はお嬢様上がり。
ちょっと違うけど、これもドラマ流れで彼女が出ていたドラマと少し
被る部分があり(結婚しない)、数多くの男と出逢い交流を重ねても、
本気で愛し合える相手とは巡り会えない将軍の悲哀を後半は絶妙に
醸していたと思う…。ただ彼女、老けるはずなのに老けていかない^^;
とても閉経したとは思えない風貌に、後半、やっと右衛門左と…の
一戦(爆)を交える機会に於いても、あの背中の綺麗さなどあり得ない。
それでも周囲からは「オバサン」扱いって…
なんかそういう年齢の観客に対して微妙に切なさを与える場面多し。

綱吉といえばあの悪名高き「生類憐みの令」。
実際には今作で描かれたような傍からの入知恵(精神論)だったらしい。
Mアントワネットと同じく高い処で何も聞かされず生きている無知を
あとで聞かされてあらビックリ、知らぬ存ぜぬで高貴に暮らせるなら
一生バカ野郎でいた方が幸せなんじゃないか、と思ってしまうところ。
お犬様が蔓延る村中では病が蔓延し、綱吉を恨む村男が彼女を暗殺
しようと潜り込んで、もはや用済みを自覚した綱吉はある決心をする。
しかしそこで、、、右衛門左が。

「好きやーー!!」

…え?なに?すき家って。牛丼が頭に浮かんでしまった。
演技の流れは悪くないのに、なんでそこですき家?というタイミング。
更に後ろから追っかけまわして、好きや~好きや~って^^;、オイオイ。
菅野ちゃん、やめて~離して~の這いずり回りで、そのあと一件落着。
いや、この二人が結ばれるのは非常に自然な(ここまでが不自然すぎ)
流れなんだけど、あまりに延ばされた挙句、唐突にそうなるがために、
口ポカン。そして改めて、この演技派二人、ラブシーンが似合わない。
まぁ元々が男女逆転の大奥。という奇想天外な異色時代劇だけに、
多少の無理難題は往々に任せて楽しく観られるのだが、話の流れが
せっかくのクライマックスに近づき、それでいつ終わるんだ?の疑問を
断ち切るために選んだのが、この唐突なる、すき家告白。なのかなぁ^^;

豪華絢爛、華麗な大奥の舞台を豪華衣装と共に観られる贅沢さ、
しかし綱吉や右衛門左の生き様は計らずもラストまで哀しく描かれる。
ドラマ版(のラスト)の方が好きだけど、それを今作とも巧く絡めている。

(しかし権力を誇示し続けるのも大変だ。女将軍じゃ身体も痛めるしね)

ハチコ
ハチコさん / 2013年1月11日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 怖い 単純
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良かったです。

菅野美穂さんは大好きですし、ドラマ・映画も見ていました。
原作はまだネタバレしたくないので先は読んでいません。
今回の綱吉篇は映画を見終わってから読みました。

前半は感情移入するのが少し難しいように思えましたが、後半のテンポの良さはかなり良かったと思います。何度か涙してしまう程でした。

女将軍綱吉の行く末は俺には悲しすぎました。。

kuro96suke
kuro96sukeさん / 2013年1月8日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 悲しい
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そつなくまとまっています

菅野美穂さんは元々かなり上手い女優さんだと思うので、
今回の綱吉も十二分に美しく説得力はあるのですが、
想像の範囲内という印象が…してしまいました。

本当に勝手なワガママを言わせて貰うと、
(脚本の問題かもしれませんが)
よしなが版の綱吉は学才はあるのですが、
基本デカダンスな人なので、
菅野さんの持ち味である理知的な感じや安定感から少し逸脱して、
もっとキワキワの愚かさ、それ故の儚さ、
苦悶を伴った放埒なエロスなど、揺れる感じというのか、
振り幅の大きい危うさを見せて貰えると…良かった。

堺雅人さんもとても素敵ではあるのですが、
TVドラマの方の有功役の方が熱演と感じられ、
右衛門佐はかなり抑えめな印象です。

それから最終的に、これは大人の恋だと思うので、
(脚本と、絵というか撮り方の問題かもしれませんが)
それなりに人生を経て来た後の、味のあるラブシーンという要素も、
もう少し表現されていても良かったかな…と思いました。

reasonwhy
reasonwhyさん / 2013年1月7日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 楽しい
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大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇

*************************
40/s
50/y
2012.12.31
*************************

yamaguchi
yamaguchiさん / 2013年1月2日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  悲しい
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特番テレビドラマってとこかな?

微妙…。
わざわざ映画館?
あんまりドロドロした人間関係もなく、表現も中途半端。
世継ぎを生む事だけにしか自分の存在価値を見いだせない女将軍の悩みはわかるけど、それを大画面でみてもね…。
TV 版以上のスペクタクルでもあればいいけど役者替えただけで、イマイチ特徴がない。
あと、どうせ架空話なら菅野美穂将軍をもっとエグいキャラクターにしたほうがメリハリついたのにな~。
残念、な感じでした~。

peanuts
peanutsさん / 2013年1月1日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  悲しい
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大奥って感じ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

ドラマのつながりはあるけど、見てなくても大丈夫な内容だったな

ドラマだと凄く高潔な印象の役だった堺さんが
めっちゃブラックだった

でも、なかなかの美男子を取り揃えて
やっぱり男女逆転だとゲイネタ入ってきちゃうよねーって感じ

それにしても、激しくはないけど濡れ場が多いね…

もっと綱吉の悪政にクローズアップしててもよかったのかなと思う

prik.misla
prik.mislaさん / 2012年12月31日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける
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綺羅びやかさの裏でよじれていく綱吉の心

徳川三代将軍・家光の時代、春日局が組織化した〈大奥〉を男女逆転にした発想と、実在した人物をアレンジする上手さは相変わらずだ。
前作の八代将軍・吉宗篇は質素倹約の時代だが、今作は好景気の元禄期にあたり、御鈴廊下の綺羅びやかさがまるで違う。打掛も金糸・銀糸を使った刺繍が施され豪華だ。菅野美穂の立ち居振る舞いがぴしっと決まって、武家の棟梁たる風格と色気を併せ持つ。桂昌院の袈裟までお色直しがある。演じる西田敏行のアドリブも楽しい。

「生類憐れみの令」など悪政で民衆を苦しめたとされる五代将軍・綱吉だが、偏った寵愛といくつかの不運による政道の歪みを、この男女逆転の「大奥」では、真の愛に飢えた女の哀しさとして描いている。
世継ぎはもちろん、徳川家盤石のために徳川の血を引く子を多く生むことが使命の女将軍。政道よりも子作りを求められる。家畜のごとく男と褥(しとね)を共にしなければならない将軍職の立場に辛いものを感じる。人を愛する自由がない者に、民を愛せといっても無理な話だ。

綺羅びやかさの裏で綱吉の心がよじれていく様子を、堺雅人と菅野美穂が堂に入った演技で物語る。

TV版も含め全作で流れる村松崇継によるメイン・テーマがすっかりシリーズの屋台骨になった。とくに御鈴廊下によく合うメロディとアレンジで、耳に心地よい余韻を残す。

マスター@だんだん
マスター@だんだんさん / 2012年12月28日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  笑える 悲しい 楽しい
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キーワードは『永遠』 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

『巡り巡って また逢えたなら あなたと恋に落ちてゆきたい』…。

主題歌のこの部分が映画の核心といっても過言ではありません。

舞台は江戸。
徳川七代目・綱吉公が治める御代。
世間では元禄文化が花を開き、それはまさに元禄が徳川の最盛期であることの象徴のようでした。

主演の菅野美穂さんも仰られていますが、元禄時代という設定を受け、前作(徳川吉宗の時代)と全く反転しているのが、将軍・綱吉公のお召し物です。

菅野さん自身の美しさは言うまでもありませんが、今回使用された打掛はそれに劣らない、本当に華やかなものでした。

私が治める日の本は豪華絢爛、天下太平。
私は将軍・徳川綱吉−−−…。

翻る打掛の裾が、悲しいほどそう語っていました。

その裾が廊下の端に消えるまでずっと見つめていた男。

それが、堺雅人さん演じる、右衛門佐です。

右衛門佐は、京都の公家の出でありながら、生活は貧しく、初めて御台所(宮藤官九郎さん)に謁見した際に着ていた黒い狩衣も、糸のほつれた質素なものでした。

それがたちまち大変美しい裃に変わるまで、わずか数日。

彼は、彼自身の美貌と頭脳で、あっと言う間に大奥の実質上の最高位・総取締の座に登りつめます。

貧乏で惨めな暮らしから這い上がり、大奥で思うままに生きてやる。

京の溝鼠はそう誓うのです。

さて、この溝鼠が向かう先にいたのは、世間の噂とは真反対の、小さな小さな将軍様でした。

『将軍とはな、岡場所で女に体を売る男より卑しい女のことだ』

独りぼっちの白い鶴−−−。

その哀しい鳴き声に、右衛門佐は、泥の中から天を仰ぐ自分の姿と相通じるものを感じたに違いありません。

人間には生理的欲求と社会的欲求があります。

生殖し、子を成すことは、食事をしたり睡眠をとったりすることと同じくらい大事な生理的欲求です。

生き物である以上逃れられないその現実。
また、どれほど美しい着物も、いつかは色褪せ破れてしまうように、人もいつかは死んでしまうという事実。

そのような非情で厳しい世の中に、綱吉と右衛門佐の儚い恋はありました。

煌びやかな打掛を脱ぎ捨て御鈴廊下を駆け抜ける綱吉に待ち受けていたのは…。

人間とは。男と女とは。そして、生きるということとは。

右衛門佐の綺麗な眼差しのような問いかけに、深く深く心に刻まれるものがありました。

Riko
Rikoさん / 2012年12月23日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 悲しい
  • 鑑賞方法:映画館
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