「Try not. Do or do not. There is no try. ジェダイマスター、ヨーダ登場!風雲急を告げる中継ぎ作品。」スター・ウォーズ 帝国の逆襲 特別篇 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Try not. Do or do not. There is no try. ジェダイマスター、ヨーダ登場!風雲急を告げる中継ぎ作品。
クリックして本文を読む
800年もの間ジェダイを育ててきたヨーダの語る言葉は含蓄に満ちている。「やるか、やらないかだ。「やってみる」などない!」沼に沈んだXウィングをフォースの力で引き上げるなんて無理と言いながら嫌々ながら「やってみる」ルークにそう諭すヨーダ。これは自分達の日常にも通じるのではないだろうか?と、とっても非日常な映画を観ながらフと考えさせられる。
というわけでついにヨーダも登場したスターウォーズ第二作目、ストーリー的には五番目の作品になります。
前作が大ヒットしたお陰で予算を使えるようになったのか、随分とSFシーンは豪華になってます。全体的にどうしても繋ぎの話感は否めないものの、ルークの修業であったり、ハン・ソロとレイアの恋愛であったり、超有名なダース・ベイダーのカミング・アウトであったりと、その後に続く重要な要素が盛りだくさんです。
ハン・ソロが炭素冷凍される直前のレイアとのやり取り。「I love you(愛してる)」「I know(知ってるさ)」この台詞はファンが選ぶ名ゼリフで第一位に選ばれたとか。しかもこれがハリソン・フォードのアドリブだったという所も神がかってますね。
一作目で登場人物を紹介、二作目でキャラクターに深みを与えていくという作品作りは続編物で溢れている昨今の映画のはしりだったのではないでしょうか?そして、おもいっきり続くエンディング。きっと当時映画で観た人はモヤモヤした事でしょう。そういった意味でも色々とエポックメイキングな作品だったと思われます。
コメントする