劇場公開日 2012年5月26日

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「医者の横暴が身を滅ぼす因果応報物語」私が、生きる肌 マスター@だんだんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0医者の横暴が身を滅ぼす因果応報物語

2012年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

最先端の医療技術を使った猟奇ものでもなければ、監禁された女が逃亡を図るわけでもなく、変態医師によるSM調教でもない。

火は熱くなくても叩かれると痛い皮膚って何みたいな矛盾のゴリ押しは許すとしても、中盤の面白くもないただのアホみたいな男の挿入にはうんざり。そのうえ、スピードもスリルもない演出で、作品の世界に入ろうにもなかなか波長が合わせられない。中途半端なAVを見せられているようで面白くもなんともない。

監禁された女の正体も、観る前から想像していた通りの結果で、サスペンスものとしても騒ぐほどの意外性はない。
ただの古臭い、医者の横暴が身を滅ぼす因果応報物語だ。

ベラ・クルスが綺麗だったのと、張り詰めて危なげな弦楽器が印象的な音楽に★ひとつプラス。

マスター@だんだん