ヘルタースケルターのレビュー・感想・評価
全30件中、1~20件目を表示
頭おかしいだけでつまらん
...............................................................................................................................................
整形美女の沢尻が有名モデルになる。
性格が最悪で、マネージャーとその恋人を精神的に支配し、
ライバルの顔に硫酸をかけたり目茶苦茶する。
...............................................................................................................................................
何が言いたいんかわからんし、おもろない。
何一つ同調出来ないし、こんな奴おらんやろって思うだけ。
沢尻はこんな映画に出たらますます印象悪くなるよね。
原作が好きなだけに残念無念。
公開当時、映画館で観たはずがクライマックスの無音のシーン以外は全く覚えていなかったので改めて観てみたけど原作が素晴らしいだけに、実写化は難しかったか。
中弛みシーンも多いし、体のアザがただの汚れに見える。もっと特殊メイク頑張ってほしかった。
沢尻エリカの顔の小ささや手足の長さ、四肢のほどよい肉付きの細さはほんとに完璧。
だけど、やっぱり水原希子はすごい。肌質とか細すぎる体の妖精感とか、異質。原作のこずえを完璧に再現してる。10年前の作品とは思えない、今とほぼ変わらないよね美しさ。
俳優陣も、窪塚、綾野剛、新井浩史、大森南朋、吉田鋼太郎、ってなんという豪華なキャスティングなんだよ、、新井さんには銀幕に帰ってきてほしいなー。やっぱり好き。
しかし、8年後に薬物で逮捕されるなんて思ってなかっただろうなー。薬を打つシーンとか役作りしなくても良かったのかな、とか邪推してしまう…。
ラストは、原作どおりにして欲しかった。むむー。
刺激的で毒々しくて美しすぎて・・・蜷川ワールド全開です!
ファッション・メイク・トレンド・インテリア・色彩美…
これでもかというほど刺激的で濃密な蜷川ワールド♡
お洒落大好きな女の子には
かなり楽しめるシーンが満載です
さすがモテ女蜷川監督のキャスティング
全員ハマり役で独特で圧倒的なオーラが渋滞していました
何といっても主演エリカ様の圧倒的な演技力は
想像をはるかに裏切られて
キメ過ぎ注意報発令
自由奔放で傲慢な振る舞い
驚くほどのか弱さ
セクシーなシーン
錯乱して崩壊していくさま
極めつけは整形モンスターをリアルで演じられる美貌♡...
蜷川監督に
『沢尻エリカ以外考えられなかった』と
全幅の信頼を寄せられた意味に全身で頷きました
ヘルタースケルターというのは
『ひっちゃかめっちゃか』という意味らしく
まさに主人公自身
ストーリーがしんどいとかグロいとかよく耳にするけど
私はその逆かもしれない
りりこのだれにも言えない秘密
(=目ん玉と耳と爪とアソコ以外は作り物)って
それだけでもう気になりすぎるでしょ!!
どんな展開になっていくのかって
ハラハラドキドキが止まらなくて
見終わった後も
世界にどっぷりとめり込んでおかしくなりそうなくらいだった
りりこはトップスターなので
モデル撮影シーンもたくさん出てくるんだけど
なんとそこに実花さんも登場!!!
くるかな?って思ったら...
来たー!!やっぱり—!!
なんだかお茶目で
そういうの大好き嬉しい
それに蜷川実花さんの現場を
のぞき見させてもらってるみたいで
現実と映画の境目が分かんなくなる幸せ
ファンにはたまらない名場面です
ところで作中の重要なポイントとなる
りりこのお部屋...
あのギラギラした毒々しい官能的な空間は…
半分近くが蜷川監督自身の私物を使用しているのだとか...
嘘でしょ??
センスが尊すぎて死ぬムリw
あのその...
1秒でいいから住ませてもらえませんかw??
(いや...出来れば永住でお願いします!!!)
しっちゃかめっちゃか
いつまでもキレイにいたいという
女性の欲望を描いた作品。
りりこ→全身整形を保つために多額のお金が必要。
稼いでは整形に消え→これの繰り返し地獄
人はいつか老いる。見た目ではなく心の美しさが大事。
ただエロいだけの作品かと思っていたがそうではなく、
なさそうで身近で起こりそうな内容が含まれている作品だった。
途中で気分が悪くなり、最後の30分ほど飛ばしてラストシーンへ...
沢尻エリカの演技◎
沢尻エリカと吉高由里子が似ているなと思った
さすがの美しさでした
蜷川実花監督の「ヘルタースケルター」。
ヘルタースケルターは「しっちゃかめっちゃか」って意味らしい。造語かな?作中でそう説明される。まぁ、たしかに観終わって感想言うと、「しっちゃかめっちゃか」ってことになる。
とにかくこの作品、最初から最後まで主演の「沢尻エリカ」一色。
彼女の魅力無くして、この映画は語れない。
ただし、監督の力量もスゴい。
「沢尻エリカ」という素材を、あれだけ作中で美しく表現して魅せられるのは、女性の監督ならでは。男の監督では無理。蜷川実花監督の作品って初めて観たんだけど、色鮮やかに魅せる作品であれば、スゴくハマる監督さんなんだろうなー。そういえば「さくらん」まだ観てないから、今度観てみるかな?
で、あえて「色鮮やかに魅せる作品であれば」と限定したのは、正直ストーリーはほとんど印象に残らなかったから。たぶん1年後には忘れてると思う。というのも、ストーリー破綻してる気がするので。
この作品、中盤までは、「美への欲求」って際限が無い、そんなの追求しても意味ない、というような、現代女性が何かと「美しさ」を求めることへのアンチテーゼなのかと思ってた。けど、最後おや?って終わり方する。
観てる間、どういう結末になるかずーっと考えてた。どう考えても、沢尻エリカ扮する「リリコ」は、印象的な死を迎えるくらいしか無いか・・と思ってた。しかし、ネタバレしてしまうが、最後死なない。観てたときは死んだ、と思ったんだけど(笑)それどころか、中国のおそらく上海辺りで怪しげなお店開いて、そこで変わらない美しさで最後登場する。
それで、ちょっと拍子抜け。
いや、そこで美しさが失われてないんであれば、途中のすったもんだはなんだったのよ?整形に失敗して、皮膚が黒くなり、美しさが失われるって設定じゃなかったの?あの薬、おそらく抗生物質だと思うけど、あれもそのために飲んでたんでしょ?
なので、最後わかった。
この作品はストーリーはどうでもいい。整合性なんか取れてなくったっていい。単に監督は、「沢尻エリカ」という旬な素材を使って、「印象」に残る「絵」を撮りたかっただけなんだな、って。
そういう意味では、その意図は成功してる。
途中モデルとして映される「リリコ」は、本当に輝くばかりに美しかった。たぶん「沢尻エリカ」本人も、今の年代の若さでしか出せない美しさなんだろうと思う。そういったシーンはスゴく頭に残ってる。
あとは原色。特に「赤色」。
「白」も印象に残ったけど、それは「赤」を引き立てるために「白」だろう。部屋の色や口紅、最後の服も赤だったし。そういった印象は、たぶん頭に残って長いこと消えないと思う。
たまーにそういう作品に出会う。ストーリーはすぐに忘れるけど、印象的なシーン、というか「絵」だけ頭に残る作品。女の監督の作品に多い気がする。この作品もそう。
まぁ、けど、結構面白かったかな。
桃井かおりもいい味出してたし。
しかし、執拗なくらいの「濡れ場=SEXシーン」だった。
あれって必要だったかな?美しさを引き立たせる演出だったのかもしれんけど。冒頭のシーンから、かなりマジな濡れ場だったので、ちょっと引いちゃったんだよな。。観終わった後で改めて考えると、ストーリー上そこまでの濡れ場は必要ないと思ったし。
まぁ、上で書いたように、印象に残ればオッケーってことであれば、ストーリーの筋は関係ないか。。この映画はそういう見方しちゃダメだね。
映画館のお客さんは、女の人が圧倒的に多かった。
エリカ様の奔放な生き方に憧れる人が多いのかしら?それはそれで興味深かった。いずれにせよ、たしかに女の人が観た方が楽しめる映画です。
沢尻エリカの今を観たい方は、ぜひ映画館へ。
美しさという怖さ
あらすじ
トップスターのりりこ。
可愛く美しくみんなの憧れで居続けることが自分の存在意義だと信じ、美しくなければ皆んな私を忘れ去ると思い込んでいる。
実はその美しさは全身整形によって作られたものであり、繰り返し行われた整形手術の後遺症や副作用によって身体はボロボロ。
そこに生まれながらにして美しい、期待の新人こずえが出てきたことにより、その若さや自然な美しさに焦りや嫉妬、苛立ちを感じてしまう。
さらに結婚を狙っていた御曹司は、政治家の娘と婚約してしまい、自分が相手にされない悔しさや苛立ちを募らせる。
日々の仕事のストレスや全身整形という大きな秘密とその後遺症、自分という作られた美しさとこずえの自然な美しさの違いなと、様々なストレスを抱えりりこは身体共にボロボロになっていく。
そして誰からも羨ましがられる自分でなければいけないという強迫観念から、マネージャーの羽田とその恋人に、御曹司の婚約者とこずえを貶めるよう指示する。
そんな中、りりこの通っていた美容クリニックは実は違法行為を行っておりその事件を追う検事がりりこに接触。美容クリニックについて証言してほしいと頼まれる。そこで美容クリニックの違法行為や自分が整形していたことがバレていたことなどを知ってさらにりりこの精神は壊れていく。
今まで周りの人間にとっていた傲慢な態度のせいで、マネージャーの羽田に美容整形のことを内部リークされてしまい、りりこはどん底にまで落ちていく…。
結末
美容整形などの一連の報道に関する記者会見で、りりこは片目を潰して逃走。
数年後、モデルを続けていたこずえの海外ロケの打ち上げで怪しげなショーに行ったところ、眼帯をしトップスターであった頃のオーラをまとったりりこを見つけたところで終わる。
見終えて心に残ったのは
ただ美しい=若さではなくて、美しさはもっと深くて難しいものだということ。
どんなに綺麗になって表面上は満たされても、それを認め心を満たしてくれる人がいなければ人は満足できないということ。
美しくなりたいのは、結局自己満足だけでなく周りからの評価が気になってしまうから。
美しくありたいけれどそれで身を滅ぼすくらいなら、
自分を認め無理のない範囲で努力をすること、
そしてそんな自分を認めてくれるような人に出会えるような自分になることを目指すことが幸せなのかなと漠然と感じた。
途中まで見ました……
やばい(笑)ヤバすぎ(笑)
適当に見つけたヤツでしかも途中で
終わっちゃったから最後まで見れなかったけど
綺麗になるためだったら、
ビジネスだったらSEXや整形でも
やる奴。
キモすぎこわ。
りりこの雰囲気こじはるに似てる(笑)
りりこメンヘラでわがままで平気で
人を利用して、楽屋でSEXなんてして、
よく仕事呼ばれるな。
整形シーングロすぎ。
SEXシーンまじリアル。
ぐちゃぐちゃ言ってるし、
すげー名演技だな。
デカダンスの海に溺れよう
賛否両論あり点数が低くなっているようです。好き嫌いのはっきり分かれる作品ですね。
わたしはとても良く出来た世界観だと思います。艶やかな美と退廃的ムードの好きな人にはどんぴしゃり。
映画「吉原炎上」「トミー」が好きな人は絶対気に入ると思います。
沢尻エリカの演技は素晴らしい。感情移入し、ドキドキハラハラ、怖くて、リリコの心の叫びが聞こえてくる。
寺島しのぶなど演技派が周りを固めている。
最後にリリコは自殺ではなく、不死鳥のように裏社会に生き返るところが救いでもあり、観るものがそのリリコの強さを応援するようになってくる。その腹の括り方が沢尻エリカの私的生活とも重なる。
音も色も内容もとても疲れるほど濃く騒がしいが、リリコの一番奥深くには静寂があるのかもしれない。
内容というより展覧会のような…
体をはった沢尻エリカにお疲れ様と言いたい。
初監督であったために、エリカ様はこれで良いのか分からない、と演技に戸惑ってたと言うのを知っていて観たので、エリカ様の演技力がより見えやすかった。
ハッキリ言ってエロエロだけれど
女性の憧れる美について描かれていた
セットや世界観はとても綺麗だとは思ったけれど
内容というよりは展覧会とかそういう芸術的な感覚で見てしまった。
綺麗なので見てて飽きなくて、わりとサラッと最後まで観れたけれど
内容はと言われるとうーん。
マネージャーに目の前でやらせたり、そういうシーンにあまり意味を感じなかった…
監督?社長?とやって名前を売らせてもらったりなどのシーンのほかの、そういったセックスシーンはあまり意味がなかったのでは?と思ってしまった。
やはりこれは内容より閲覧とか芸術的な展覧会のような感じがしてしまった。
また、桃井かおりの母親として
「食べすぎなんじゃないの?あとで吐いておきなさいよ」というセリフ
これは印象的
寂しく愛されてない形だけの、
美しさあっての女、というような、
そんな事を表してる一言のような
ビジネスとしてリリコを扱っているというのが判る発言。
セットはリリコの部屋に目を引く。
下にフサフサした絨毯やビーズやキラキラしたもの宝石、布や下に散らばる服や枕の中の羽
汚そうで片付いてなさそうで
色合いが全て虻川世界であったので綺麗で
やはり女子が憧れるようなそんな世界観。
これは素敵だと思った。
リリコの食べるサンドイッチやそんな些細な部分ですら
レタスチーズハムパンでさえもなんだかハッキリした色合いを使っていて
あるもの全てに虻川世界を感じた。
もちろん、幻覚を見るのはイモムシや幼虫ではなく、蝶だったことも虻川世界を感んじる1つでした。
もちろん一個人の感想です。
このまま違う路線に行くとスターになりそうな主役。
好き嫌いがハッキリ分かれそう。
エロや性欲にストレートな作品が好きな人とか。
いかにも業界、世の中にこういう風な人がいますよ~ってキャラが出てるけど、もしかしてそれすらステロタイプ・・・にハマってたりして。
エリカ様はどっちの意味でもエリカ様だったので、この評価に。
元々原作の内容が内容だし。
狂気! 終始、息が詰まる映画
いきなりのエロシーンに「え?」って思う。
主演女優「沢尻エリカ」のリリコがトップスターとしての汚い仕事や周囲へのハラス、特にマネージャーへのハラスが怖かった。そこまでするかってくらい、気持ち悪く描かれていた。
終始、狂気であふれていて、そしてシーンがコロコロと変わるので見ていて辛かった。そういう内容だから仕方ないのかもしれないけど、リリコの落ちぶれていく姿は見ていていい気がしない。
リリコは整形のことを必死に隠し、ママに頑張れと言われ、仕事で追われる鳥かご生活をし、壊れていく。目を潰したリリコを見たときは「この映画はホラーですか」って思うくらい。後半は「鬱」になりました。
最後まで見る気はしなかった。でも最後が気になるのでとばしてみたりしたけれど、、、リリコの妹が整形していること。そしてそれを見た刑事が、将来を案じることを言う。。。また、失踪していたリリコが再登場して終わる。というのは、、、うーん、、、何を伝えたかったのだろうか。。と感じました。
蛇足
効果音が大きく感じて、それが雰囲気を作っていくと感じ、音量調節が難しかったです。
沢尻エリカの美しさ!
酷評が多かったのであんまり期待せずに見ましたが、思っていたより楽しめました。普段邦画はほとんど見ないのでよくわかりませんが、私の中の邦画のイメージが一新されたような鮮やかで激しい作品だったなと思います。
残念なところと言えば、話題沸騰だった濡れ場シーンも何だか大胆さに欠ける。沢尻エリカの頑張り損だなと言う感じでした。あとは所々、検事の演技に違和感。沢尻の演技にも違和感。というか、あの作品の中だけから推測出来ない心情展開。
でもやっぱり沢尻エリカは傑出して美しい!って思ったし、寺島しのぶの演技は光っていたし、新しい邦画の在り方も見られたので私的には好きな作品です。
女にしか分からないことがある
ただのエログロでなくこれが監督の美意識と言われれば否定しないしそれこそが岡崎京子の世界だから。
そして、鈴木杏に「なぜ神様は私たちにまず若さを美しさを与えそれを奪うの」(うろ覚え)とあの台詞を言うシーンを与えたことも、感慨深い・・・。
現実の主演女優の生き様も込みで映画作品と現実がシンクロする作品に、この評価を。
マンガそのままで助かりました。。。
パッチギでウルトラ美少女を演じた「沢尻エリカ」さんの復帰策作ということで、応援がてら見に行きました。う~ん。。。エリカ様はがんばっていましたが、やっぱり、監督の力量の問題でしょうか、、、絶叫シーンが多くて、正直疲れる映画ではありました。蜷川監督は、やっぱり、写真で勝負している方が良いかも。映画は、写真と違って、ストーリーベースの動画でメリハリをつけて、クライマックスに突っ込んでいかないとなぁ。。。
最初から最後まで同じテンションで写真的な映像をぶつけられても、、です。
原作はよくできた80年代マンガだと思うので、原作どおりに製作されていた点は救われました。エリカ様お疲れ様でした。あなたはがんばっていました。
観るには体力の要る映画
沢尻エリカの出演作品はきちんと観たことが無かったので、彼女の演技力に関しては先入観や期待を持たず観たのですが、ちょっと期待はずれでした。
冒頭のサービスシーンやラスト近くの雨の中での絶叫シーンなどは確かに体当たりの演技といったような感じを受けましたが、所々での演技は、少し興ざめてしまうような、役柄として芝居じみたさまを演じているのやらただ演技が追いついていないのやらどうなのやらとぽかんとし、いまいちストーリーに集中出来なくなってしまう場面があり、やはり絶讃とはいかないように思います。
また、映像と音楽に関しては、蜷川監督らしいセンス溢れる色彩におおっ、となる部分がたくさんありました。ビビットカラーの部屋にバスルーム、幻覚に襲われるスタジオなど、幻想的で引き込まれました。
しかし、ずっとそれを見せられるとなると……という感じです。
音楽も、ちょっとチョイスが雑かなあと感じてしまいました。
大音響であんなにながいこと第九を聴かされると、さすがに……。
かつ有名どころのクラシックを後半に詰め込んであるので、個々の効果や意図がいまいち不明ですし、音量も終始大きめでやはり疲れます。
題材自体は素晴らしく、女性ならば誰しもこずえの姿にコンプレックスを刺激され、また考えさせられるものだったと思います。度々出てくるつけまつげやアイプチ、無いと誰だか分からないようなメイクの女性は結構いると思います。それとりりこの整形と、境目は日々曖昧になっているような……。
飽きたらポイの芸能界についての描写は生々しいですが正直言われなくてもという感もあり、どうせならもっと美への執着など女特有のものへの内面的なアプローチが見たかったかなと思ってしまいました。
エリカ様の濡れ場はバッチリでしたので、男性の満足度はなかなかなのでは無いでしょうか。あと女ってわかんねーなーと再確認する意味でも面白いかもしれません。
不思議な世界観
なんとなく観た作品なので、先入観は少なかったかも…、
ただそのお陰で開始早々驚かされました。沢尻エリカ、ぬ、脱いどる!!!って。
沢尻エリカは、女から見ても綺麗で、ファンならDVDが欲しくなる、それくらい魅力的。そして演技力も流石、内容と沢尻エリカ自身を度々リンクさせてしまう部分もあったり。
映像も綺麗です、りりこを取り巻く風景は別次元のようだし。
別次元の人なのに、根底で私たち一般人と繋がってる。りりこや検事さん?の言葉、ぐさりとくるものがいくつかあったし…、映像が奇抜すぎて耳を抜けていってしまったのもあるかもしれないけど、、
男友達と観たけど、男女で印象は違う気がします。私はとりあえず、怖かった。美しいから幸せではない、その通りだと思いました。
時代の流れも、美への追求も、衰えに対する恐怖も、女性は誰でもどこか分かる部分があると思います。
最後、エンドロールが終わるまでぼーっと放心状態で、最初に出た言葉は「なんか、凄かった。…疲れたね」でした。
今日良い夢は見れそうにないけど、見なかったら良かったとも思えない、私の中では、そんな映画。
全30件中、1~20件目を表示